就学前教育の呼び方(州ごと、preschool・kindergarten・kinder)
ひとことで言うと
小学校に入る前の年の教育は、州・準州によってPreschool、Kinder、Kindy、Kindergartenと呼び方が違います。NSWとACTの「Kindergarten」は小学校の最初の学年で、WAとTASの「Kindergarten」は就学前の1年間です。州ごとの呼び方を表にまとめました。
「Kindergarten」の意味は州で違う
小学校に入る前の年の教育(就学前教育)の呼び方は、州・準州ごとに違います。同じ「Kindergarten」という言葉でも、州によって意味が違うので注意が必要です。
- NSWとACTの「Kindergarten」は、小学校の最初の学年です。
- WAとTASの「Kindergarten」は、小学校に入る前の年の就学前教育です。
- NTでは、就学前教育の「Preschool」を「Kindergarten」とも呼びます。
就学前教育の内容や費用の支援はプリスクール(就学前教育)で扱っています。保育全体の種類は保育の種類にまとめています。
州・準州ごとの違い
クオまる
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
各州・準州の教育省のページに載っている呼び方です(2026年10月時点)。
| 州・準州 | 就学前教育の呼び方 | 就学前教育を始められる年齢 | 小学校の最初の学年 | 最初の学年に入る年齢 |
|---|---|---|---|---|
| NSW | Preschool | 各州の公式ページで確認 | Kindergarten | その年の7月31日までに5歳 |
| VIC | Kinder(3-Year-Old Kinder、4-Year-Old Kinder) | 3歳または4歳 | Foundation(Prep) | その年の4月30日までに5歳 |
| QLD | Kindy | 学校に入る前の年の6月30日までに4歳 | Prep | その年の6月30日までに5歳 |
| WA | Kindergarten | その年の6月30日までに4歳 | Pre-primary | その年の6月30日までに5歳 |
| SA | Preschool(Kindergartenと呼ばれることもある) | 5月1日より前に4歳なら年の初めから。5月1日〜10月31日に4歳なら第3学期から | Reception | 5月1日より前に5歳なら第1学期から。5月1日〜10月31日に5歳なら第3学期から |
| ACT | Preschool | その年の4月30日までに4歳 | Kindergarten | その年の4月30日までに5歳 |
| TAS | Kindergarten | その年の1月1日までに4歳 | Prep | その年の1月1日までに5歳 |
| NT | Preschool(Kindergartenとも呼ばれる) | 6月30日より前に4歳なら年の初めから | Transition | 5歳から通える |
州ごとの補足
- NSW:州の「Start Strong」は、プリスクールの年齢の子ども(preschool aged children)の保育料を減らす制度です(NSW教育省のページ(新しいタブで開く))。小学校の「Kindergarten」への入学はNSW教育省の入学のページ(新しいタブで開く)に案内があります。
- VIC:3歳と4歳の子どもがキンダーに通えます。3-Year-Old Kinderは週5〜15時間です。参加する施設では「Free Kinder」があります(ビクトリア州政府のページ(新しいタブで開く))。
- QLD:学校に入る前の年のKindyは、週15時間・年40週で、無料です(Free Kindy、クイーンズランド州政府のページ(新しいタブで開く))。QLDではPrepが義務です(QLD教育省のページ(新しいタブで開く))。
- WA:Kindergartenは義務ではありません。Pre-primaryから義務教育が始まります(WA教育省のページ(新しいタブで開く))。
- SA:学校に入る前の年に、4学期(1年)の公立プリスクールを受けられます。3歳からのプリスクールは、2026〜2032年に段階的に始まります(SA教育省のページ(新しいタブで開く))。SA教育省は、プリスクールを「kindergarten」と呼ぶこともあると案内しています。
- ACT:小学校の最初の学年がKindergartenです(ACT政府のページ(新しいタブで開く))。
- TAS:Kindergartenは週15時間で、4歳から通うことが勧められています。5〜17歳は学校に在籍する義務があります(タスマニア州教育省のページ(新しいタブで開く))。Prepの年齢はタスマニア州の一時滞在者向けの案内(新しいタブで開く)によります。
- NT:PreschoolとTransitionは勧められていますが、義務ではありません。就学の義務は6歳からです(NT政府のページ(新しいタブで開く))。とても遠い地域に住む場合は、3歳からPreschoolに通えます。
各州の学校制度は、州ごとの記事(例:NSWの学校制度、WAの学校制度)で説明しています。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 英語の「Kindergarten」を、そのまま日本の「幼稚園」と考えないでください。NSWとACTでは小学校の1年目です。
- 州をまたいで引っ越すと、同じ年齢でも就学前か小学校かが変わることがあります。基準日の一覧は州ごとの学年と入学年齢にあります。
- 施設の名前だけでは、どのプログラムかわからないことがあります。通う前に、学校に入る前の年の就学前教育かどうかを施設に確認してください。
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教育・子育て移住者向けの無料英語(AMEP、Adult Migrant English Program)AMEPは、対象となる移住者と人道的入国者が無料で英語を学べる連邦政府の制度です。18歳以上で英語がほとんど話せない永住者、対象の一時ビザを持つ人などが参加できます。2020年10月1日より後に対象のビザが始まった人は、6か月以内の登録などの期限があります。教育・子育て語学学校(ELICOS、English Language Intensive Courses for Overseas Students)ELICOSは、留学生向けの集中英語コースです。学生ビザで通うコースは連邦政府の登録簿CRICOSに登録され、週20時間以上の対面授業などの国の基準(ELICOS Standards 2018)を守る必要があります。観光ビザでは最長3か月、ワーキングホリデーでは最長4か月まで勉強できます。教育・子育て英語試験の種類(English language tests)オーストラリアのビザ申請で英語力の証明に使える試験は、内務省が決めています。2025年8月7日以降に受けた試験では、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBT、Cambridge C1 Advanced、OET など9種類が認められています(2026年10月時点)。自宅で受けるオンライン試験は認められていません。
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