ロード・ハウ島(Lord Howe Island)
ひとことで言うと
ニューサウスウェールズ州に属する島で、周りの島々とともに1982年に世界遺産になりました。本島の75%が保護区で、ここにしかない植物や鳥が多くいます。訪れる人は環境税を払い、島の生き物を守るための検疫のルールに従います。
どんな島か
ロード・ハウ島(Lord Howe Island)は、ニューサウスウェールズ州(NSW)に属する島です。島は、州の法律(Lord Howe Island Act 1953)で設けられたロード・ハウ島委員会(Lord Howe Island Board)が管理しています(委員会のページ(新しいタブで開く))。
世界遺産
ロード・ハウ島群(Lord Howe Island Group)は、1982年12月に世界遺産に登録されました。海底火山の活動からできた島の生態系の、すぐれた例として評価されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 世界遺産の範囲 | 14万6,300ha。ロード・ハウ島、アドミラルティ諸島、マトンバード島、ボールズ・ピラミッド(Balls Pyramid)などの島と、14万5,000haの海 |
| ロード・ハウ島の大きさ | 1,455ha。長さ11km、いちばん広いところで幅2.8km |
| 保護区 | 本島の75%と、周りのすべての島が、永久公園保護区(Permanent Park Preserve)として守られている |
| 海の保護 | 世界遺産の海の大部分は、ロード・ハウ島海洋公園(Lord Howe Island Marine Park)で守られている |
島には241種の在来の植物があり、そのほぼ50%は世界でここにしかありません。
観光
観光は島の主な産業です。毎年1万5,000人を超える人が島を訪れ、宿泊施設は23あります。訪問者向けの詳しい案内は、ロード・ハウ島観光協会(Lord Howe Island Tourism Association)のサイトにあります。
歩道
保護区には、難易度ごとに分けられた歩道があり、島の多くの場所に行けます。
- イライザ山(Mt Eliza):セグロアジサシ(Sooty Tern)の巣作りを守るため、9月から3月の終わりまで歩道が閉鎖されます。
- ガウアー山(Mt Gower):許可を受けたガイドと一緒の場合だけ登れます。
歩道の地図のパンフレットは、委員会の事務所でもらえます。
費用
島を訪れる人は全員、委員会に環境税(Environment levy)を払います。
- 定期便の飛行機で来る場合は、航空券の代金に含まれています。飛行機の乗客の環境税は、片道1区間ごとに1人A$26.51です(2026年10月時点)。島に1泊だけする乗り継ぎの場合はかかりません。
- 自家用機やチャーター機の場合は着陸料と一緒に、船の場合は係留料と一緒に払います。
金額は委員会の料金のページ(新しいタブで開く)の料金表に載っています。環境税は、雑草の駆除や絶滅のおそれのある固有種の保護、ごみのリサイクルなどに使われます。
ここに注意してね!
- 出発前の検疫:島の固有の生き物を守るため、出発前に委員会の検疫のチェックリスト(Visitor Biosecurity Checklist)を確認するよう求められています。島へ物を送るときも同じです。
- 歩道の入口での靴の消毒:南の山へ向かう歩道の入口には、靴を洗う場所があります。植物の病気(フィトフトラ、Phytophthora)が広がるのを防ぐため、靴とストックの先を洗って消毒します。
- ドローン:飛行機の離着陸の経路の上では飛ばせません。人や家の上を許可なく飛ばすことはできず、有人の航空機が飛んでいるときは着陸させます。民間航空安全局(CASA)のルールも確認してください。
- 長く歩く前には「ブッシュウォーキングの安全」を読んでおきましょう。
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