日本人のためのオーストラリア情報
先住民の文化

文化・マナー

先住民の文化土地への敬意の表明(Acknowledgement of Country)オーストラリアでは、会議や行事、学校の集まりなどの始めに、その土地の伝統的所有者への敬意を表す言葉を述べることがよくあります。これが「アクノレッジメント・オブ・カントリー」で、誰でも行えます。伝統的所有者自身が行う「ウェルカム・トゥ・カントリー」とは別のものです。先住民の文化先住民のアート(Aboriginal and Torres Strait Islander art)先住民のアートには、岩絵、樹皮画、砂漠地域のアクリル画など、土地ごとに違う伝統があります。作品は土地や物語と結びついています。買うときは、作家本人、先住民が運営するアートセンター、Indigenous Art Code の会員から買うよう、連邦政府が案内しています。先住民の文化先住民の文化を体験する(Aboriginal and Torres Strait Islander tourism)オーストラリアの各地で、先住民の人々が案内するツアーや、国立公園のレンジャーの案内、文化センター、アートギャラリーなどを通して文化に触れることができます。政府観光局と国立公園の公式の案内をもとに、体験の種類と、訪れるときの作法、アートを買うときの注意をまとめます。先住民の文化先住民の言語(Aboriginal and Torres Strait Islander languages)オーストラリアには、800の方言を含む250を超える先住民の言語があります。それぞれの言語は、決まった土地と人々に結びついています。AIATSISは、言語の地図やデータベース「AustLang」を公開しています。先住民の文化NAIDOCウィーク(NAIDOC Week)NAIDOCウィークは、アボリジナルとトレス海峡諸島民の歴史・文化・功績を祝う全国的な週間です。毎年7月の第1週(日曜日から日曜日)に、各地で行事が開かれます。2026年は7月5日から12日でした。誰でも地域の行事に参加できます。先住民の文化アボリジナルとトレス海峡諸島民(Aboriginal and Torres Strait Islander peoples)オーストラリアの先住民は、アボリジナルの人々とトレス海峡諸島民という、文化の異なる2つの大きなグループからなります。それぞれの中に、言語・習慣・法の違う多くの民族や集団があります。ひとまとめにせず、その土地の人々の呼び方や考え方を尊重することが大切です。先住民の文化敬意のある言葉づかい(Respectful language)先住民の人々について話すときは、「Aboriginal and Torres Strait Islander peoples」のように両方の名前を使い、大文字で書くのが基本です。「Aborigine」は使わないよう求められています。呼ばれ方の好みは人によって違うため、本人に聞くのが一番です。先住民の文化トレス海峡諸島民(Torres Strait Islander peoples)トレス海峡諸島民は、クイーンズランド州の北、トレス海峡の島々にルーツを持つ先住民です。人が住む17の島と本土のバマガ・セイシアの2つのコミュニティがあり、島々は5つの伝統的なグループに分かれます。地域の行政を担う連邦政府の機関「トレス海峡地域庁(TSRA)」の説明をもとにまとめます。