NAIDOCウィーク(NAIDOC Week)
ひとことで言うと
NAIDOCウィークは、アボリジナルとトレス海峡諸島民の歴史・文化・功績を祝う全国的な週間です。毎年7月の第1週(日曜日から日曜日)に、各地で行事が開かれます。2026年は7月5日から12日でした。誰でも地域の行事に参加できます。
NAIDOCウィークとは
NAIDOCウィーク(ネイドック・ウィーク)は、アボリジナルとトレス海峡諸島民の歴史・文化・功績を祝い、認めるための全国的な週間です(NAIDOCの公式サイト(新しいタブで開く))。
- 毎年7月の第1週(日曜日から日曜日)に開かれます。
- 先住民の文化と歴史を、すべてのオーストラリアの人が学び、祝いに参加する機会とされています。
- 全国各地で、地域の行事やイベントが開かれます。
2026年のNAIDOCウィーク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年7月5日〜12日 |
| テーマ | 50 Years of Deadly |
日程とテーマは、国立先住民オーストラリア人庁(National Indigenous Australians Agency、NIAA)の2026年のお知らせ(新しいタブで開く)でも案内されています。テーマの説明はNAIDOCのテーマのページ(新しいタブで開く)にあります。
日程とテーマを決める委員会
全国NAIDOC委員会(National NAIDOC Committee)は、独立したボランティアの委員会です。
- 委員は10人で、そのうち2人が共同議長です。
- 毎年、NAIDOCウィークの日程とテーマを決めます。
- ポスター・コンテストの優勝作品、NAIDOC賞の受賞者、授賞式を開く都市も選びます。
- 委員の任期は3年で、公募を経て任命されます。
主な行事
| 行事 | 内容 |
|---|---|
| 全国NAIDOC賞の授賞式(National NAIDOC Awards Ceremony) | 先住民の優れた功績をたたえる中心の行事。毎年、開催都市が変わる |
| 全国NAIDOCポスター・コンテスト | 18歳以上のアボリジナルとトレス海峡諸島民の作家が、その年のテーマを表す作品を応募する |
| 地域の行事 | 学校、団体、地域社会が各地で開く行事 |
ポスターの制作は1967年に始まりました。連邦政府は、地域の団体や学校がNAIDOCの行事を開くための助成金(NAIDOC Local Grants)を出してきました。
歴史
主な流れは次のとおりです。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1938年 | オーストラリア・デー(1月26日)に、シドニーで抗議の行進と集会が行われた。「追悼の日(Day of Mourning)」と呼ばれた |
| 1940〜1955年 | 追悼の日が、毎年オーストラリア・デーの前の日曜日に開かれた。「アボリジニの日(Aborigines Day)」と呼ばれた |
| 1955年 | 抗議だけでなく文化を祝う日にするため、7月の第1日曜日に移された |
| 1956年以降 | 全国的な委員会、全国アボリジニの日記念委員会(National Aborigines Day Observance Committee、NADOC)がつくられ、7月の第2日曜日が記念の日になった |
| 1974年 | 委員会の委員が初めて全員アボリジナルの人々になった |
| 1975年 | 行事を1週間に広げることが決まった |
| 1991年以降 | トレス海峡諸島民も含めるよう広げられ、委員会の名前がNational Aborigines and Islanders Day Observance Committee(NAIDOC)になった。この名前が週間全体の名前になった |
全国NAIDOC委員会は、「Aborigines」という言葉は今では使われない不正確な言葉だとしています。それでも、1938年にこの週間を始めた長老たちが使ったことから、名前に残しています。
手順
NAIDOCウィークの行事に参加する流れです。
- NAIDOCの地域行事のページ(新しいタブで開く)で、郵便番号や州・準州から行事を探す。
- 行事の主催者の案内で、日時・場所・参加方法を確認する。
- 地域の行事について知りたいときは、NAIDOCの公式サイトの案内に従い、近くの地域事務所(Regional Office)に問い合わせる。
NAIDOC賞の推薦やポスター・コンテストの受付は、毎年NAIDOCの公式サイトで案内されます。2026年の受付は終了しています。
ここに注意してね!
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先住民の文化先住民の文化を体験する(Aboriginal and Torres Strait Islander tourism)オーストラリアの各地で、先住民の人々が案内するツアーや、国立公園のレンジャーの案内、文化センター、アートギャラリーなどを通して文化に触れることができます。政府観光局と国立公園の公式の案内をもとに、体験の種類と、訪れるときの作法、アートを買うときの注意をまとめます。先住民の文化先住民の言語(Aboriginal and Torres Strait Islander languages)オーストラリアには、800の方言を含む250を超える先住民の言語があります。それぞれの言語は、決まった土地と人々に結びついています。AIATSISは、言語の地図やデータベース「AustLang」を公開しています。先住民の文化敬意のある言葉づかい(Respectful language)先住民の人々について話すときは、「Aboriginal and Torres Strait Islander peoples」のように両方の名前を使い、大文字で書くのが基本です。「Aborigine」は使わないよう求められています。呼ばれ方の好みは人によって違うため、本人に聞くのが一番です。
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