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ブリッジングビザでの出入国(Bridging visa B、BVB)

ひとことで言うと

国内でビザの審査を待つ間に出国して戻れるブリッジングビザは、BVB(subclass 020)だけです。BVBには決められた出入国の期間(travel period)があり、その期間内に戻る必要があります。申請料は2026年10月時点でA$575です。

目次
  1. 審査中の渡航のしくみ
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

審査中の渡航のしくみ

国内でビザを申請して結果を待つ間、多くの人はブリッジングビザ(Bridging visa)で滞在します。ブリッジングビザの種類と仕組みは「ブリッジングビザ」にまとめています。

内務省の審査中の渡航のページ(新しいタブで開く)によると、審査中に出国して戻れるのは、ブリッジングビザB(Bridging visa B、BVB、subclass 020)だけです。ほかの種類のブリッジングビザが効力を持つ状態で出国すると、そのビザは終わります。

BVBの対象になる人

内務省のBVBでの渡航のページとBVBのページでは、主な条件として次のものを挙げています。

  • 国内にいて申請し、許可のときも国内にいる
  • BVA(Bridging visa A)かBVBを持っている
  • 以前に本来のビザ(substantive visa)を持っていた
  • 国内で、国内で許可されうる本来のビザを申請している。または、審査の見直しや司法審査の結果を待っている
  • 出国して戻る必要がある、十分な理由(substantial reasons)がある。理由を書き、裏付けの書類を添える
  • 素行の要件(character requirement)を満たす

年齢の制限はありません。

出入国の期間(travel period)

BVBは、決められた出入国の期間をつけて許可されます。この期間内なら、出国して戻れます。

  • 期間は、渡航の理由と、本来のビザの決定がいつごろ出そうかを考えて、内務省が決めます。
  • 期間は許可の通知(visa grant notice)に書かれます。
  • 許可のあとで、期間を変えたり延ばしたりはできません。
  • BVBのページでは、1回だけの渡航か複数回の渡航で許可され、決められた日まで使えると説明しています。

期間が終わったときに国内にいて、また出国する必要がある場合は、新しいBVBを申請します。出国の前に許可を受ける必要があります。

本来のビザがまだ有効な場合

本来のビザとBVBは同時に持てます。今のビザで出入国できても、戻る前にそのビザが切れそうな場合は、BVBを申請し、許可を待ってから出国する方法があると内務省は案内しています。BVBの期間内に戻れば、決定が出るまでBVBで滞在できます。

BVBの効力と条件

BVBは、本来のビザが切れたときなどに効力が始まります。本来のビザを持つ間は、そのビザの条件を守ります。本来のビザが切れると、BVBの条件が適用されます。

働けるかどうかは、許可の通知とVEVOで確認します。BVBの条件は変更できません。働けないBVBの条件を変えたい場合は、BVAを申請し、経済的に困っていること(financial hardship)を示します。

BVBが終わるとき

BVBでの渡航のページでは、次の場合にBVBが終わるとしています。

  • 申請した本来のビザが許可された
  • 別のブリッジングビザが許可された
  • BVB、またはBVBの許可のときに持っていた本来のビザが取り消された
  • 出入国の期間が終わったときに国外にいた
  • 出入国の期間が終わったあとに出国した

手順

内務省のBVBのページの「Step by step」の流れは次のとおりです。

  1. VEVOで、BVAかBVBを持っているか確認する。パスポートが有効か確認する。
  2. 出国したい日の3か月前から2週間前までの間に申請する。
  3. 渡航の理由を書き、裏付けの書類を用意する。渡航の予定日も伝える。
  4. 本来のビザと同じ方法で申請する。ImmiAccountで本来のビザを申請した人はImmiAccount、紙で申請した人や見直しを申し立てた人はウェブフォーム(webform)で申請する。
  5. 申請料を払う。
  6. 国内で結果を待つ。許可の通知で、ビザ許可番号、開始日、条件、出入国の期間を確認する。
  7. 出入国の期間内に出国し、期間内に戻る。

2022年8月1日から、BVA・BVB・BVCは窓口や紙の申請書では申請できません。

本来のビザに一緒に申請した家族は、1つのBVBの申請にまとめられます。申請書と申請料は1つですが、条件は1人ずつ満たす必要があります。出国する理由がない家族は、今のブリッジングビザのまま国内に残れます。

費用

2026年10月時点で、BVBの申請料はA$575です。太平洋諸島の一部の国と東ティモールの国民には、2026年7月1日から低い料金が適用されます。日本は対象に含まれていません。

ここに注意してね!

  • BVAやBVCで滞在中に出国すると、そのブリッジングビザは終わり、それで戻ることはできません。出国の前に、VEVOで自分のビザの種類を確認してください。
  • 出入国の期間が終わったときに国外にいると、BVBは終わります。戻るには、別のビザを申請して許可を受ける必要があります。
  • 出入国の期間は内務省が決めます。自分の期間は、許可の通知で必ず確かめます。
  • 審査中に訪問者ビザで戻る方法もありますが、訪問者ビザでは働けません。学生ビザの結果を待つ人が、学業を始める目的で訪問者ビザで渡航しないよう内務省は案内しています。
  • 市民権の申請の結果を待つ間は、ブリッジングビザを使えません。永住者の出入国は「永住者の再入国ビザ(RRV)」の記事で扱っています。
  • 個別の事情は、登録移民エージェントや弁護士に相談してください(「登録移民エージェントと相談先」)。

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