日本人のためのオーストラリア情報
ビザ・移住

ビザの基本

ビザ・移住生体情報の提供(Biometrics)ビザの申請では、顔写真と指紋などの生体情報(biometrics)の提供を求められることがあります。必要かどうかと方法は内務省が知らせます。国外では指定の採取センター(ABCC)か「Australian Immi App」、国内では予約制の窓口で提供します。ビザ・移住ブリッジングビザ(Bridging visa)ブリッジングビザは、国内で次のビザを申請し、結果を待つ間などに合法に滞在するための一時ビザです。多くは本申請と同時に自動で申請されます。出国すると多くの場合は失効し、審査中に出国して戻るにはBVB(2026年10月時点でA$575)の許可が必要です。ビザ・移住無犯罪証明とキャラクター要件(Character requirement)ビザを受けて滞在し続けるには、素行の要件(キャラクター要件)を満たす必要があります。申請では各国での有罪判決や起訴をすべて申告し、求められたら警察証明(無犯罪証明)を出します。日本の警察証明は、オーストラリア国内では日本の大使館・総領事館を通じて申請します。ビザ・移住ビザに使える英語試験(English language tests)一部のビザでは、内務省が認めた英語試験の点数で英語力を証明します。2025年8月7日以降に受ける試験は、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBTなど9種類が対象です。自宅で受ける完全オンラインの試験は認められません。必要な点数はビザごとに違います。ビザ・移住ビザの健康診断(健康要件、Health requirement)ほとんどのビザには健康要件があり、内務省に求められたら指定の医療機関で健康診断を受けます。必要な検査はビザの種類、滞在期間、年齢、国の結核リスク、オーストラリアで就く仕事などで決まります。費用は申請者の負担です。ビザ・移住ImmiAccountでの申請の流れImmiAccountは内務省のオンライン申請の窓口です。ワーキングホリデーや学生ビザなど多くのビザは、ここでアカウントを作り、書類を添付し、申請料を払って申請します。ETA(subclass 601)はImmiAccountではなく専用アプリで申請します。ビザ・移住ビザ詐欺に注意(Visa scams)登録のない「エージェント」や内務省を装う連絡によるビザ詐欺について、内務省が注意を呼びかけています。ビザを保証する、ビザ発給の追加料金を求める、個人の口座への送金を求めるといった話は詐欺の典型です。疑わしい場合は内務省の「Border Watch」やScamwatchに報告できます。ビザ・移住ビザの種類とサブクラス制度(Visa classes and subclasses)オーストラリアのビザは、3桁の「サブクラス」番号で区別されます。番号ごとに申請の条件と、取得後に守る「ビザ条件」が法令で決まっています。ビザを探すときや自分の条件を確かめるときは、サブクラス番号を手がかりにします。ビザ・移住ブリッジングビザでの出入国(Bridging visa B、BVB)国内でビザの審査を待つ間に出国して戻れるブリッジングビザは、BVB(subclass 020)だけです。BVBには決められた出入国の期間(travel period)があり、その期間内に戻る必要があります。申請料は2026年10月時点でA$575です。ビザ・移住VEVOでビザの条件を確認する(Visa Entitlement Verification Online)VEVOは、自分のビザの期限・就労や就学の可否・ビザ条件をオンラインで確認できる内務省のシステムです。パスポートとTRNなどの番号があれば使え、確認結果を雇用主などにメールで送ることもできます。スマートフォン用のmyVEVOアプリもあります。ビザ・移住ビザの取り消しと条件違反(Visa cancellation)ビザは、条件を守らなかったときや、申請の内容が事実と違ったときなどに取り消されることがあります。国内にいて取り消されると不法滞在の状態になり、拘束や国外退去、再入国の禁止につながることがあります。通知が届いたら期限内に対応し、登録移民エージェントや弁護士に相談します。ビザ・移住ビザ申請料の調べ方(Visa application charge)ビザの申請料(VAC)は、内務省の「Visa Pricing Estimator」と料金表で調べられます。料金は内務省が申請を受け取った日の額で決まり、原則として不許可でも返金されません。カードやPayPalで払うと、2026年10月時点で1.01〜1.90%の手数料がかかります。ビザ・移住ビザの許可通知とラベルなしのビザ(Visa grant notice)オーストラリアのビザは電子的に記録され、パスポートにラベル(シール)は貼られません。許可されると、ビザ許可番号や条件が書かれた許可通知がメールなどで届きます。ビザの内容を人に示すときは、許可通知とVEVOを使います。