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応急手当の講習(First aid training)

ひとことで言うと

応急手当(ファーストエイド)や心肺蘇生(CPR)の講習は、多くの団体が対面やオンラインで開いています。国の職業訓練の単位(HLTAID011など)に沿った講習は、国の職業訓練登録のサイトで、実施できる登録訓練機関を調べられます。緊急のときは、まず000に電話します。

目次
  1. 応急手当の基本
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
000 healthdirect 1800 022 222
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

応急手当の基本

緊急のときは、まず000に電話します(「救急(000)」)。救急車が着くまでの応急手当は、000の担当者が電話で指示してくれます(healthdirectの応急手当のページ(新しいタブで開く))。

応急手当とは

応急手当(first aid)は、けがや急な病気のときに、助けが来るまでの最初の数分にする手当です。healthdirectは、技術を身につけるために講習を受けることを勧めています。講習は対面とオンラインがあり、長さもさまざまです。公共の会場のほか、職場で受ける講習もあります。

DRSABCDの手順

オーストラリアの講習では、次の「DRSABCD」の手順を学びます。覚え方は「Doctor’s ABCD」です。

文字意味すること
DDanger(危険)自分と周りの人と本人の安全を確認する
RResponse(反応)名前を呼び、肩をたたいて反応を見る
SSend for help(助けを呼ぶ)000に電話する。または周りの人に頼む
AAirway(気道)口とのどに異物がないか確かめ、気道を確保する
BBreathing(呼吸)10秒間、呼吸を確かめる
CCPR(心肺蘇生)呼吸が普通でなければ、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回をくり返す
DDefibrillation(除細動)できるだけ早くAEDを付け、音声の指示に従う

人工呼吸に抵抗がある場合は、助けが来るまで胸骨圧迫だけを続けます。この表は講習の内容を紹介するものです。実際の手当は、講習で練習して身につけてください。

国の職業訓練の単位

講習の中には、修了証(certificate)を出すものがあります。国の職業訓練登録(training.gov.au)には、応急手当の「単位(unit of competency)」が載っています。2026年10月時点で現行の主な単位は次のとおりです。

単位名称内容
HLTAID009Provide cardiopulmonary resuscitationオーストラリア蘇生協議会(Australian Resuscitation Council、ARC)の指針に沿ったCPR
HLTAID011Provide First Aid応急手当
HLTAID012Provide First Aid in an education and care setting保育や教育の場での、乳幼児と子どもへの応急手当

資格の要件や再受講(refresher)の要件は、国や州・準州の労働安全衛生の当局で確認するよう、HLTAID009のページ(新しいタブで開く)に書かれています。

手順

  1. 受けたい講習の種類を決める。職場や保育の仕事で求められている場合は、必要な単位(HLTAID011など)を雇用主に確認する。
  2. training.gov.auで単位のページを開き、「Find RTOs」から、その単位を実施できる登録訓練機関(Registered Training Organisation、RTO)を調べる。
  3. 各機関の公式サイトで、日程、場所、対面かオンラインか、料金、修了証の内容を比べる。
  4. 講習を受け、修了証を受け取る。再受講が必要かどうかも確認しておく。

費用

料金は講習を行う機関ごとに違い、各機関の公式サイトに載っています。

ここに注意してね!

  • オーストラリアの緊急番号は000です。
  • 講習で学ぶ手順(DRSABCD)は、オーストラリアの指針に沿ったものです。
  • 毒や薬の誤飲の相談は、毒物情報センター(Poisons Information Centre)が受けています(「中毒の相談」)。
  • 応急手当について電話で相談したいときは、healthdirect(1800 022 222、ビクトリア州ではNURSE-ON-CALL)で看護師に相談できます。24時間対応です。

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