中毒の相談(Poisons Information Centre、13 11 26)
薬の飲みすぎ、洗剤の誤飲、かまれた・刺されたなどで中毒が心配なときは、毒物情報センター(13 11 26)に電話します。全国どこからでも24時間つながり、症状が出る前に電話してかまいません。意識がない、息をしていない、けいれんなどの場合は000に電話します。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
毒物情報センターとは
毒物情報センター(Poisons Information Centre)は、毒になる物にふれた・飲んだかもしれないときに、電話で助言する窓口です。電話番号は13 11 26で、全国どこからでも24時間、年中無休でつながります(healthdirectの中毒のページ(新しいタブで開く))。
電話に出るのは、毒物情報の追加の訓練を受けた薬剤師か医療系の科学者(Specialist in Poisons Information)です(NSW毒物情報センターのページ(新しいタブで開く))。
000と13 11 26の使い分け
| 状態 | 電話 |
|---|---|
| 意識がない、息をしていない | 000に電話して救急車を呼び、すぐに心肺蘇生(CPR)を始める |
| 倒れた、けいれん、重いアレルギー反応 | 000 |
| 毒になる物にふれた・飲んだかもしれないが、上の状態ではない | 13 11 26。症状が出るのを待たずに電話する |
000のかけ方は「救急(000)」で説明しています。
中毒の原因になる主な物
healthdirectは、次のような物を挙げています。
- 市販薬・処方薬
- 洗剤などの掃除用品、家庭用の化学品
- 殺虫剤・農薬
- ボタン電池
- お酒、違法薬物
- 植物、きのこ
- クモやヘビなどにかまれる
シドニー小児病院ネットワークの資料(新しいタブで開く)では、1〜3歳の子どもは、身の回りを探り、物を口に入れ、大人のまねをするため、特に危険が高くなります。電子たばこ、精油(エッセンシャルオイル)、手指消毒剤、磁石なども、子どもの中毒の原因として挙げられています。
医薬品行政局(TGA)の電子たばこのページ(新しいタブで開く)は、電子たばこの液体は子どもには少量(3〜10mL)でも、治療を受けなければ命にかかわることがあるとしています。
電話でのやり取り
NSW毒物情報センターの説明では、電話で聞かれるのは次のことです。
- 何が起きたか、いつか
- 製品の名前
- 症状
- 本人の名前と年齢、病歴
- いる場所
担当者が危険の程度を判断し、次に何をすべきかを伝えます。多くの誤飲は、家で様子を見られると案内されます。その場合は、どんな症状に気をつけ、症状が出たらどうするかを教えてもらえます。すぐに病院やGPに行くよう言われることもあり、必要なら救急車を手配してもらえます。
通訳や、聴覚・発話に障害がある人のためのサービスも頼めます。後で確認の連絡をすることがあるため、名前、電話番号、郵便番号を聞かれます。
手順
healthdirectのページの応急手当は次のとおりです。
飲み込んだとき
- 吐かせない。かえって害になることがある。
- 口や顔についた物を洗い流す。
- 何を飲んだかを確かめ、容器の写真を撮る。
- 13 11 26に電話する。
吸い込んだとき
- 新鮮な空気の場所に移す。
- きつい服をゆるめる。
- 13 11 26に電話する。
皮膚についたとき
- 自分が直接ふれないよう、手袋やゴーグルを使う。
- 冷たい流水で皮膚を洗い流し、石けんと水でやさしく洗う。
- 13 11 26に電話する。
目に入ったとき
- まぶたを開いたまま、コップや水差し、蛇口の水で15分間洗い流す。
- 13 11 26に電話する。
電話の前に用意すること
- 物の名前と量
- いつ、どのようにふれた・飲んだか
- 今の症状
ヘビ・クモなどにかまれたとき
NSW毒物情報センターの応急手当のページでは、すべてのオーストラリアのヘビ(ウミヘビを含む)、ジョウゴグモ(funnel web spider)、ヒョウモンダコ、イモガイにかまれた・刺されたときは、圧迫包帯(pressure bandage)を使います。ジョウゴグモ以外のクモ、クラゲ、オニダルマオコゼなどの魚、ハチ・アリなどには使いません。手当の流れは「ヘビにかまれたら」「クモにかまれたら」にまとめています。
費用
13 11 26への電話相談は、全国から24時間使えます(2026年10月時点)。病院での治療や救急車には、料金がかかる場合があります(「救急車の費用(州ごとの違い)」)。
ここに注意してね!
- 薬や洗剤は、子どもの手が届かない、鍵のかかる戸棚(床から1.5m以上)に入れ、元の容器のまま保管するよう、healthdirectは勧めています。
- 化学品や洗剤を、弁当箱やガラスびんなど普段使いの容器に移し替えると、誤飲の原因になります。
- 引っ越しや旅行など、生活が変わるときは誤飲が起きやすくなります。
- 一般的な健康の相談は、healthdirectの電話相談(1800 022 222)でも受けられます(「電話の健康相談(healthdirect)」)。
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