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高齢者介護(Aged care、My Aged Care)

在住駐在
ひとことで言うと

オーストラリアの国が資金を出す高齢者介護は、国の窓口「My Aged Care」から始まります。まず介護の必要度の評価(Assessment)を申し込み、評価の結果で、自宅での支援や介護施設(Aged care home)などの利用が決まります。申し込みはオンライン、電話(1800 200 422)、対面でできます。

目次
  1. My Aged Careと介護のプログラム
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

My Aged Careと介護のプログラム

国が資金を出す高齢者介護(Aged care)の情報と申し込みの窓口は、国の「My Aged Care」です。My Aged Careのページ(新しいタブで開く)は、利用までを次の4段階で案内しています。

  1. 介護が合っているか調べる
  2. 評価(Assessment)を受ける
  3. 事業者(Provider)を探す
  4. サービスを始める

評価を受けられる人

国が資金を出す介護を使えるかは、年齢、必要な支援、状況をもとに評価で決まります。My Aged Careによると、評価を受けるには、日常の作業にどのくらい手助けが必要かが確認され、介護が必要で、次のどれかに当てはまる必要があります。

  • 65歳以上
  • 50歳以上のアボリジナル・トレス海峡諸島民
  • 50歳以上で、住む場所がない、または失うおそれがある人

主なプログラム

どのプログラムを使えるかは、評価をする人(Assessor)が決めます。

プログラム内容
連邦在宅支援プログラム(Commonwealth Home Support Program、CHSP)少しの支援で自宅で暮らし続けられる人向けの入門的な支援。1〜2種類の基本的なサービス
Support at Homeより複雑で手厚い支援が必要な人向け。継続的なサービス、補助機器、住宅の改修で自宅での生活を支える
介護施設(Aged care homes)自宅での自立した生活が難しく、日常の手助けや医療的なケアが続けて必要な人向け。居住型介護(Residential aged care)とも呼ばれる

このほか、短期の介護(Short-term care)、介護者が休むための一時的な介護(Respite)、家事の手伝い、食事、送迎、看護、リハビリ、補助機器や手すりの取り付けなどのサービスがあります。

評価(Assessment)

評価の流れのページに沿うと、評価の流れは次のとおりです。

  • 申し込むと、内容にもとづいて評価機関に紹介され、緊急度(Referral priority)が決まります。
  • 評価機関から電話があり、日時を決めます。評価は多くの場合、自宅で訓練を受けた評価者が行います。
  • 評価者は共通の質問票(Integrated Assessment Tool)を使い、健康、記憶、家での安全、必要な支援などを聞きます。
  • 結果は支援計画(Support Plan)にまとめられ、決定通知(Notice of Decision)とともに郵便かメールで届きます。
  • 結果に納得できないときは、見直し(Review)を求めたり、苦情を申し立てたりできます。

Support at Homeの区分と予算

Support at Homeを使える人は、評価にもとづいて8つの区分(Classification)のどれかに分けられます。区分ごとに国の予算額が決まっています。予算の10%は、ケアの管理(Care management)に使われます。

区分3か月ごとの予算年間の額
1A$2,757.89A$11,031.56
2A$4,120.89A$16,483.55
3A$5,645.23A$22,580.93
4A$7,632.04A$30,528.15
5A$10,202.32A$40,809.27
6A$12,365.48A$49,461.91
7A$14,944.20A$59,776.80
8A$20,073.50A$80,294.00

2026年10月時点(2026年10月1日現在の額)です。サービスが始まるまでの順番は、ひとり暮らし、認知機能の障害、急ぎの必要などをもとにした優先度(Urgent・High・Medium・Standard)で決まります。

手順

  1. My Aged Careのページで、どんな支援があるか調べる。
  2. 評価を申し込む。方法は次の3つです。
    • オンライン:カードが必要
    • 電話:My Aged Care(1800 200 422)
    • 対面:Services Australiaの窓口で、高齢者介護の専門職員(Aged Care Specialist Officer、ACSO)と面談。予約は1800 227 475
  3. 評価機関からの連絡を受け、評価を受ける。家族や信頼できる人が同席できます。
  4. 決定通知と支援計画を受け取ったら、地域の事業者を探し、契約してサービスを始める。

My Aged Careの電話は、月〜金8:00〜20:00、土10:00〜14:00です(日曜と全国の祝日は休み)。海外からは+61 2 6289 1555です。

費用

国の予算額は、上の表のとおりです(2026年10月時点)。My Aged Careは、2026年10月1日からSupport at Homeの予算と、利用者が払う個人ケアの負担(Personal care contributions)が変わったと案内しています。自己負担の額は人によって違い、My Aged Careや事業者に問い合わせると教えてもらえます。Services AustraliaのACSOとの面談は無料です。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本語で相談したいときは、翻訳通訳サービス(TIS National、131 450)に電話し、通訳にMy Aged Care(1800 200 422)につないでもらえます。My Aged Careには21言語の資料もあります。
  • My Aged Careは、SNSやメッセージアプリで連絡したり、銀行口座の情報を聞いたりしません。不審な連絡は1800 200 422に確認してください。
  • 誰がどのサービスを使えるかや自己負担の額は、評価と個人の状況で決まります。My Aged Careや評価機関に確認してください。
  • 65歳未満の障害のある人の支援は、障害者支援(NDIS)で扱っています。

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