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理学療法などの医療(Allied health)

ひとことで言うと

理学療法士・心理士・栄養士など、医師・歯科医師・看護師以外の医療の専門職を「アライドヘルス」と呼びます。多くは紹介状なしで予約できますが、費用は自己負担が基本です。慢性の病気などで医師の計画がある場合は、メディケアの補助が一部の回数に使えることがあります。

目次
  1. アライドヘルスとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

アライドヘルスとは

アライドヘルス(allied health)は、医師・歯科医師・看護師以外の医療の専門職が行う医療です。病気の診断、治療、予防、けがや病気の後の回復の手助けをします(healthdirectのページ(新しいタブで開く))。

主な職種

healthdirectでは、次のような職種が挙げられています。

職種(英語)主な役割
理学療法士(Physiotherapist)体の動きと機能の回復・予防
心理士(Psychologist)気持ちや行動、心の健康の支援
作業療法士(Occupational therapist)けが・病気・障害がある人の日常生活の自立の支援
栄養士(Dietitian)食事と健康。糖尿病などの食事の助言
言語聴覚士(Speech pathologist)話す・言葉・飲み込みの問題
足の専門職(Podiatrist)足・足首・すねの問題
聴覚の専門職(Audiologist)難聴と補聴器
検眼士(Optometrist)目の健康、眼鏡・コンタクトの処方
運動生理士(Exercise physiologist)体力・バランスの運動プログラム
薬剤師(Pharmacist)薬の調剤と説明
カイロプラクター(Chiropractor)、オステオパス(Osteopath)腰痛や筋肉・骨・関節の問題
中医学の施術者(Chinese medicine practitioner)鍼や漢方薬

ほかに、ソーシャルワーカー、カウンセラー、糖尿病の療養指導士、放射線技師、超音波検査技師などもいます。心理士は、医師である精神科医(psychiatrist)とは別の職種です。

資格の管理

アライドヘルスの職種は、次のどちらかで管理されています(保健・障害・高齢化省のページ(新しいタブで開く))。

  • 医療者規制庁(Australian Health Practitioner Regulation Agency、Ahpra)による全国の登録
  • 職業団体による自主的な管理(資格の認定や基準の維持)

Ahpraに登録が必要な職種の人は、登録を確認できます(「医療者の登録を確認する(AHPRA)」)。

受診のしかた

  • 地域の保健センター(community health centre)、病院、民間のクリニックなどで受けられます。
  • 多くの場合、医師の紹介状なしで直接予約できます。ただし、内容によっては紹介状が必要です。
  • 合っているかわからないときは、GP(かかりつけ医)に相談できます(「GPの探し方と受診の流れ」)。

手順

  1. 症状や目的に合う職種を確かめる。迷ったらGPに相談する。
  2. healthdirectの「Service Finder」などで近くの施設を探す。
  3. 予約のときに、料金、自己負担額、紹介状が必要かを確かめる。
  4. 受診のときは、症状、飲んでいる薬、ほかの治療の一覧と、聞きたいことのメモを持っていく。
  5. 何回くらい通うか、GPに結果を伝えるかなどを確認する。

費用

保健・障害・高齢化省のページでは、多くのアライドヘルスは料金を払って受ける形で、一部に補助などがあるとしています。主な補助は次のとおりです。

  • 慢性の病気や末期の病気の治療で、回数に限りのあるの給付
  • 公立病院や地域の保健センターでの治療
  • 民間医療保険の給付
  • 地域の保健ネットワーク(Primary Health Networks)のサービス
  • 退役軍人省(DVA)のカード、全国障害保険制度(NDIS)の対象者
  • 交通事故や労災の補償

healthdirectでは、慢性の病気、心の健康の支援、子どもの神経発達の状態(自閉スペクトラム症など)の場合に、医師が「ケアプラン(care plan)」を作ると、メディケアの補助を受けられることがあるとしています。対象と回数はGPが教えてくれます。民間医療保険に入っている人は、何が補償されるかを予約の前に保険会社に確認してください。

ここに注意してね!

  • オーストラリアでは、理学療法士や心理士などに、医師の紹介なしで直接予約できることが多くあります。
  • 費用は自己負担が基本なので、予約の前に料金を聞いておくと安心です。
  • メディケアの補助は、医師の計画などの条件がある場合に限られます。心の健康の場合は「メンタルヘルス・ケアプラン」で説明しています。
  • 留学生保険()や民間医療保険でどこまで補償されるかは、保険によって違います(「民間医療保険の仕組み」)。

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