高齢者介護の仕事(Aged care work)
高齢者介護の仕事には、施設や自宅で日常生活を手伝う介護職(Personal care worker)や、看護師などがあります。働く前に、介護職の身元の確認(worker screening)が必要です。賃金や勤務の条件は、多くの場合、Aged Care AwardかSCHADS Awardで決まります。
どんな仕事か
高齢者介護(aged care)の仕事は、高齢者の施設や本人の自宅で、食事・入浴・着替えなどの日常生活を手伝う仕事です。政府の職業情報サイト「Your Career」では、介護職(Aged and Disabled Carer。Personal Care Worker、Personal Carerとも呼ばれる)の主な仕事を次のように説明しています(Your Careerのページ(新しいタブで開く))。
- 日常の活動の付き添いと手伝い
- 食事や飲み物の用意
- 外出などの社会的な活動の手配
- 通院などの送迎
- 家の片付けと掃除
- 身の回りの清潔や着替えの手伝い
- 話し相手や気持ちの支え
不規則な勤務時間、体力が必要、運転が必要、ストレスがあるといった点が挙げられています。Your Careerの2026年10月時点の表示では、平均の週の収入はA$1,564、今後の需要は「Very strong(とても強い)」です。
働くための条件
保健・障害・高齢化省のページ(新しいタブで開く)の案内は次のとおりです。
- 入り口の仕事の一部には、最低の資格の基準は今のところありません。ただし、多くの組織や仕事では正式な資格が求められます。
- 働く前に、介護職の身元の確認(worker screening check)が必要です。
- 仕事の内容、州・準州、組織によっては、COVID-19やインフルエンザの予防接種、弱い立場の人と働くためのチェック(Working with Vulnerable People check)、子どもと関わる仕事のチェック(Working with Children check)も必要です。
- 職員とボランティアはすべて、介護をする資格がある(eligible)必要があります。
関係する資格の例として、Certificate III in Individual Supportがあります。条件を満たす人は、授業料が無料のFee-Free TAFEの対象になる場合があります(2026年10月時点)。
看護師として働く場合
介護施設の看護師には、准看護師(enrolled nurse)の資格(Diploma of Nursingなど)か、正看護師(registered nurse)の資格(Bachelor of Nursingなど)が必要です。医療者規制庁(Ahpra)への登録も必要です(「看護師の登録(AHPRA)」)。
海外からの働き手
保健・障害・高齢化省は、人手の足りない分野で海外からの働き手が加われるとして、介護業界の労働協定(Aged Care Industry Labour Agreement)などを案内しています。ビザの条件は、内務省か登録移民エージェントに確認してください。
賃金とアワード
フェアワーク・オンブズマン(Fair Work Ombudsman)のページ(新しいタブで開く)では、この分野の人は、主に次のどちらかのアワードの対象だとしています。
| アワード | 主な対象 |
|---|---|
| Aged Care Award | 高齢者の施設(ナーシングホーム、退職者の村など)で、住まいと介護を提供する仕事 |
| Social, Community, Home Care and Disability Services(SCHADS)Award | 高齢者や障害のある人の自宅での介護(Home care)など |
- Aged Care Awardでは、入居者に直接介護をする人(direct care)と、清掃・事務・調理などの人(non-direct care)に分けられます。
- 看護師はNurses Awardの対象になることがあります。
- 雇用主によっては、アワードの代わりに企業別の協定(enterprise agreement)が当てはまります。協定もアワードの最低条件を下回ってはいけません。
- 自営の請負(independent contractor)として働く人は、アワードの対象にならず、有給休暇や最低賃金もありません。
どのアワードが当てはまるかは、フェアワーク・オンブズマンの「Find my award」で調べられます。
手順
- Your Careerや保健・障害・高齢化省のページで、仕事の内容と条件を確かめる。
- 必要に応じて、Certificate III in Individual Supportなどの資格を取る(「TAFEと職業訓練」)。
- 介護職の身元の確認と、州・準州や雇用主が求めるチェックを受ける(「警察の身元確認(ポリスチェック)」)。
- 採用されたら、雇用の形と、当てはまるアワードか協定を確かめる(「正社員・パートタイム・カジュアルの違い」)。
ここに注意してね!
- 入り口の介護の仕事の一部では、最低の資格の基準は今のところありませんが、多くの雇用主が資格を求めます。
- 身元の確認やワクチンの条件は、仕事・州・雇用主によって違います。応募の前に確認してください。
- 請負として働く場合は、従業員の権利がなく、税金やスーパーの支払いも自分で行います。
- 高齢者介護の制度そのものは「高齢者介護」の記事で扱っています。
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