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警察の身元確認(National Police Check、ポリスチェック)

ひとことで言うと

仕事やボランティア、免許の申請などで求められる「全国警察証明(National Police Certificate)」は、連邦警察(AFP)か住んでいる州・準州の警察に申し込みます。ビザや市民権の申請に使う場合はAFPに申し込みます。費用と申し込み方法は窓口ごとに違います。

目次
  1. 全国警察証明とは
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 費用
  5. 日本との違い・注意点

全国警察証明とは

全国警察証明(National Police Certificate、NPC)は、オーストラリア国内での犯罪歴などをまとめた証明書です。「ポリスチェック(police check)」とも呼ばれます。連邦警察(Australian Federal Police、AFP)のページ(新しいタブで開く)では、次のような場面で必要になると説明しています。

  • 採用と仕事の応募
  • ボランティアや非営利団体の活動
  • 子どもや弱い立場の人と関わる仕事
  • 免許や登録の申請
  • 市民権や永住の申請、一部の国のビザの申請
  • 国外で働くとき

全国のどの警察に申し込んでも、オーストラリア全体の記録が調べられます。証明書には、開示の対象になる裁判の結果、係属中の起訴、未執行の逮捕状などが載ります。州や連邦の法律により、一定の期間が過ぎた有罪判決(spent convictions)は載らないことがあります。

目的によって結果が違う

申し込むときに、証明書を使う目的を選びます。目的によって、開示される内容が変わることがあります。証明書は、その目的にだけ使えます。同じ目的なら、何度でも使えます。

子どもと関わる仕事との違い

子どもと関わる仕事やボランティアには、州・準州ごとの別の審査が必要です。全国警察証明では代わりになりません(「子どもと関わる仕事のチェック」)。

ビザ・市民権に使う場合

ビザや市民権の申請に使う警察証明は、AFPに申し込みます。たとえば内務省の子どものビザのページ(新しいタブで開く)は、オーストラリアの警察証明はAFPが発行する「Code 33(Immigration/Citizenship)」のものだけを受け付け、州・準州の警察の証明は受け付けないと説明しています。日本の警察証明(犯罪経歴証明書)の取り方は「各種証明の申請」の記事で扱っています。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

AFPのほか、各州・準州の警察も全国警察証明を出しています。主に、その州・準州に住む人や働く人が対象です。AFPは、連邦やACTの目的で必要な場合はAFPに申し込むよう案内しています。

州・準州窓口申し込み方法費用(2026年10月時点)
NSWNSW警察オンライン(14歳以上)氏名と生年月日の確認 A$55.80、指紋の確認つき A$211.10、登録団体のボランティア A$15
VICビクトリア州警察オンラインか郵送標準 A$91.50、ボランティア・実習の学生 A$31.10
QLDクイーンズランド州警察オンライン(本人確認はオンラインかオーストラリア郵便の窓口)各州の公式ページで確認
WA西オーストラリア州警察オンライン各州の公式ページで確認
SA南オーストラリア州警察申請書を警察署に持参して支払う個人 A$82、割引 A$59、ボランティア A$52
ACTAFPオンラインか郵送A$57、指紋の確認つき A$114
TASタスマニア州警察(受付はService Tasmania)申請書をService Tasmaniaに提出標準 A$70、登録団体のボランティア A$7
NTNT警察(SAFE NT)オンライン、窓口、郵送各州の公式ページで確認

各窓口の公式ページは次のとおりです。

ビクトリア州警察は、他州で働く・ボランティアをする場合はその州・準州で申し込むよう案内しています。国外に住む人や、永住・市民権のために必要な人はAFPに申し込むよう案内しています。

手順

AFPにオンラインで申し込む場合の流れです。

  1. 本人確認の書類を合計100ポイント分そろえ、スキャンする。今までに使った別の名前もすべて書く。
  2. AFPのページ(新しいタブで開く)からオンラインで申し込み、目的を選ぶ。
  3. クレジットカードでA$57を払う。
  4. 多くの場合、数日以内にPDFの証明書がメールで届く。AFPは、多くの申請を48時間以内に処理すると案内している。

指紋の確認が必要な場合はオンラインでは申し込めず、郵送で申し込みます。指紋の確認には15〜30営業日かかります。18歳未満は、親か保護者の署名が必要です。

費用

AFPの全国警察証明は1件A$57、指紋の確認つきはA$114です(2026年10月時点、対象外)。申し込んだあとは返金されません。州・準州の警察の費用は、上の表にまとめています。

ここに注意してね!

  • 証明書は申し込んだ日の時点の内容です。その後の裁判の結果は載りません。何か月前のものまで受け付けるかは、提出先が決めます。
  • 目的を間違えると、提出先で使えないことがあります。必要な目的を提出先に確認してから申し込んでください。
  • 警察署では、AFPの申請は受け付けていません。
  • AFPのページは、証明が自分の目的に合っているかどうかは申請者が確かめる必要があると説明しています。

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