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保育の仕事(Early childhood education and care)

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ひとことで言うと

保育園(ロングデイケア)や幼稚園などで子どもを保育する仕事には、国の枠組みで決められた資格の条件があります。海外の資格は、全国の保育の当局ACECQAで同等かどうかの審査を受けられます。賃金は、多くの場合、Children's Services Awardで決まります。

目次
  1. 保育の仕事とは
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点

保育の仕事とは

保育の仕事は、ロングデイケア(long day care)、一時保育、幼稚園・プレスクール、学童保育(outside school hours care、)などで、子どもを保育する仕事です。政府の職業情報サイト「Your Career」では、保育の職員(Child Care Worker)の主な仕事を次のように説明しています(Your Careerのページ(新しいタブで開く))。

  • 子どもの学びや遊びの準備
  • 子どもの行動の対応と、社会性の育ちの手助け
  • 活動の計画と実施、本の読み聞かせや遊び
  • 日々の生活と衛生の見守り

Your Careerの2026年10月時点の表示では、平均の週の収入はA$1,146、今後の需要は「Stable(安定)」です。

資格の条件

保育の資格の条件は、国の全国品質枠組み(National Quality Framework、NQF)で決められています。全国の当局はACECQA(Australian Children’s Education and Care Quality Authority)です。ACECQAのページ(新しいタブで開く)が示す、未就学の子どもの施設(ロングデイケア、多くの州・準州の幼稚園・プレスクール)の条件は次のとおりです。

  • 保育者の50%以上は、ディプロマ(diploma)以上の資格を持つ
  • ほかの保育者は全員、Certificate III以上の資格を持つ
  • 幼児教育の教師(early childhood teacher、ECT)がいる、または関われる

ACECQAが認めた資格(Certificate III、ディプロマ、幼児教育の教師)の取得に向けて実際に勉強している人(actively working towards)は、資格の条件の人数に数えられる場合があります。

家庭的保育(family day care)と学童保育の資格の条件、応急手当(first aid)の資格と研修については、ACECQAの別のページに載っています。

海外の資格の審査

自分の資格がACECQAの認める資格の一覧にない場合は、同等かどうかの審査(qualification assessment)を申し込めます。

  • 審査の対象は、未就学の子どもの保育と、学童保育で働きたい人です。
  • 2025年9月1日から、書類がそろった申請の処理の目安は80日です。申請が多く、それより長くかかっているとされています(2026年10月時点)。
  • この審査は、ビザの申請のためのものではありません。移住のための技能審査(Migration Skills Assessment)などは別の手続きです。
  • 資格をまだ終えていない人、勉強中として数えられたい人などは、この審査の対象ではありません。
  • 問い合わせ先は、国内から1300 422 327、海外から+612 8240 4244です。

日本の資格の認定全般は「日本の資格の認定」にまとめています。

子どもと関わる仕事のチェック

子どもと関わる仕事のチェック(Working with Children Check)は、「子どもと関わる仕事のチェック」の記事で扱っています。

賃金とアワード

フェアワーク・オンブズマン(Fair Work Ombudsman)のページ(新しいタブで開く)の説明では、Children’s Services Awardは、保育と幼児教育の業界の雇用主と、その区分に当てはまる従業員が対象です。

  • 対象の施設:ロングデイケア、一時保育、保育園、学童保育、休暇中の保育、幼稚園・プレスクールなど
  • 対象の従業員の例:保育の職員、ルームリーダー、主任・副施設長・施設長、調理・清掃・事務などの補助の職員
  • 対象外の例:家庭的保育の保育者、資格のある幼稚園・幼児教育の教師

どのアワードが当てはまるかは、フェアワーク・オンブズマンの「Pay and Conditions Tool」で調べられます。アワードの仕組みは「アワード」で説明しています。

手順

  1. Your CareerとACECQAのページで、仕事の内容と資格の条件を確かめる。
  2. 海外の資格がある人は、ACECQAの一覧にあるかを確かめ、なければ同等かどうかの審査を検討する。
  3. 資格がない人は、Certificate IIIなどの取得を検討する(「TAFEと職業訓練」)。
  4. 雇用主に求められるチェック(子どもと関わる仕事のチェックなど)を確かめて受ける。
  5. 採用されたら、雇用の形と、当てはまるアワードの区分を確かめる(「正社員・パートタイム・カジュアルの違い」)。

ここに注意してね!

  • 施設の保育者には、国の枠組みで資格の割合が決められています。
  • ACECQAの資格の審査は、ビザのための技能審査とは別です。ビザについては、内務省か登録移民エージェントに確認してください。
  • 幼稚園・幼児教育の教師として働くことを考えている人は、「教師の登録」の記事が参考になります。

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