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ボランティア(Volunteering)

ひとことで言うと

オーストラリアでは、慈善団体、地域団体、スポーツクラブなどで多くの人がボランティアをしています。本当のボランティアは無給でよい一方、実際は雇用にあたる「無給の仕事」は違法になることがあります。探し方、ワーホリのビザとの関係、注意点をまとめます。

目次
  1. ボランティアとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

ボランティアとは

全国のボランティアの代表団体(National peak body)であるVolunteering Australiaは、ボランティアを「共通の利益のために、金銭的な見返りなしに、自ら進んで提供する時間」と定義しています。同団体は、各州・準州のボランティア団体と協力して、全国の方針や調査を担っています。

ボランティアと無給の仕事の違い

公正労働オンブズマン(Fair Work Ombudsman)の説明では、ボランティアは従業員ではなく、給料を払う必要はありません。食事や贈り物など、働いた時間に関係しないものを受け取っても、それだけで従業員にはなりません。

ただし、「ボランティア」と呼ばれていても、実際には雇用にあたる場合は、最低賃金などを払う必要があります。本当のボランティアの目安は次のとおりです。

  • 双方とも、雇用関係をつくるつもりがない
  • 職場に来ることや、事業のための作業を義務づけられていない
  • 人の役に立ちたいという気持ちが動機で、約束は法的ではなく道義的なもの
  • 給料を期待していない
  • 都合のよいときに手伝え、決まったシフトを求められない

企業の売上につながる作業を、従業員と同じようにさせる「無給のインターン」や長い「無給の試用」は、違法な場合があります(Fair Work Ombudsmanのページ(新しいタブで開く))。

無給の活動でも、職場の安全や差別禁止の法律は適用されます。

ワーキングホリデーのビザとの関係

2回目・3回目のワーキングホリデービザ(サブクラス417)に必要な「指定の仕事(Specified work)」は、原則として、法律やアワードに従って給料が払われている必要があります。

例外として、指定された地域での山火事の復興作業(2019年7月31日より後)や、洪水・サイクロンなどの災害の復興作業(2021年12月31日より後)は、ボランティアでも指定の仕事として数えられます。この場合、働いた日は1日として数えます。対象の地域(郵便番号)と条件は、内務省のページ(新しいタブで開く)に載っています。サブクラス462の人の条件は、内務省のページで別に確認してください。

手順

  1. 関心のある分野(福祉、環境、スポーツ、イベントなど)を決める。
  2. 募集を探す。Volunteering Australiaのサイトから、全国の募集サイト(GoVolunteer)につながっています。地域の団体やカウンシルが募集していることもあります。
  3. 団体に申し込み、活動の内容、時間、保険、交通費の扱いなどを確認する。
  4. 子どもと関わる活動では、州の確認(Working with Children Check)が必要なことがあります(子どもと関わる仕事のチェック)。警察の身元確認を求められることもあります(ポリスチェック)。

費用

ボランティアの参加費は団体によります。身元確認などの手続きの費用は、各手続きのページにあります。

ここに注意してね!

  • 「ボランティア」と書かれていても、実際は店や会社のための仕事をさせる募集があります。売上に直接つながる作業を、決まったシフトで無給で求められる場合は、雇用にあたる可能性があります。Fair Work Ombudsman(13 13 94)に相談できます。
  • ビザの条件に関わる場合は、内務省のページか登録移民エージェントに確認してください。

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