履歴書(レジュメ、Resume)とカバーレター(Cover letter)
オーストラリアの応募書類は、経歴をまとめたレジュメと、志望理由を伝えるカバーレターの2つが基本です。決まった用紙はなく、求人ごとに内容を合わせて作ります。連邦政府の Workforce Australia が書き方の手引きを無料で公開しています。
応募書類の中身
オーストラリアでは、応募のときにレジュメ(Resume)とカバーレター(Cover letter)を出すのが一般的です。連邦政府の求人サービス Workforce Australia は、カバーレターについて「求人広告で不要とされていない限り、必ず付ける」としています。
書き方は、Workforce Australia のレジュメのページ(新しいタブで開く)とカバーレターのページにまとまっています。この記事はその内容を日本語で整理したものです。
レジュメに入れる項目
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 個人情報 | 名前、電話番号、メールアドレス(1ページ目に)。LinkedIn などのリンクも可 |
| 自己紹介(Personal summary) | 自分が何を提供できるかを数行で。求人ごとに書き換える |
| スキル | 仕事に関係するスキル。職種特有のスキルと、チームワークなどの一般的なスキルの両方 |
| 職歴 | 新しい順。職名、勤務先、期間、仕事の内容。無給やボランティアの経験も可 |
| 学歴・資格・免許 | 新しい順。資格名、学校名、修了時期。運転免許、応急手当、RSA などは有効期限も書く |
| 推薦者(Referee) | 経歴を確認できる人の連絡先。事前に本人の了承を得る |
長さは2ページほどが目安です。経験によって短くも長くもなります。職歴が少ない場合は、学歴を職歴より前に書いてもよいとされています。
推薦者には、上司など自分を監督した人を選びます。家族経営の店で働いた場合は、親族以外の人を探すよう勧められています。職歴がない場合は、先生やスポーツのコーチなどに人物の推薦を頼む方法もあります。
カバーレターの書き方
カバーレターは、レジュメを読んでもらうための入口です。求人を出した人の名前あてに書きます。名前が分からなければ、役職名か「Dear Hiring Manager」を使います。「Dear sir/madam」や「To whom it may concern」は古い表現として勧められていません。
本文には次の内容を入れます。
- 応募する仕事(職名や求人番号)
- 求人を知った経路
- その仕事に関心を持った理由
- その仕事に合う経験とスキル
- 働き始められる時期
長さは3〜4段落で、1ページに収めます。最後に、時間を取ってもらったお礼と、面接で詳しく話したいことを書きます。
手順
- 読みやすく、簡素なテンプレートを選ぶ。
- 上の表の項目を埋めてレジュメを作る。
- 応募先の会社を調べ、求人広告の言葉(キーワード)に合わせて内容を調整する。関係の薄い情報は削る。
- 求人ごとにカバーレターを書く。
- 信頼できる人に読んでもらい、誤字や事実の誤りがないか確認する。
- DOCX や PDF などの一般的な形式で保存し、レジュメとカバーレターを一緒に送る。
Workforce Australia のアカウントには、レジュメを10件まで保存できます。サイト上の一部の求人には、そのアカウントから応募できます。
ここに注意してね!
- 決まった用紙はありません。項目や順番は自分で組み立て、求人ごとに書き直すことが前提です。
- 記載する内容は、すべて正確で事実であることが求められています。
- RSA(お酒を出す仕事の資格)やホワイトカード(建設現場の資格)などは、持っていれば有効期限とともに書きます。資格は州で扱いが違います。それぞれ「お酒を出す仕事の資格(RSA)」「建設現場の資格(ホワイトカード)」の記事で扱っています。
- 仕事の探し方は「仕事の探し方」、面接は「面接と採用の流れ」にまとめています。
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