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マイ・ヘルス・レコード(My Health Record)

ひとことで言うと

マイ・ヘルス・レコードは、検査結果、処方、予防接種、退院時の要約などを1か所にまとめる国の電子健康記録です。myGovから見られ、誰が見られるかを自分で設定できます。メディケアの対象でない人も、個人医療識別番号(IHI)を取れば作れます。

目次
  1. 記録の中身と管理のしかた
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

記録の中身と管理のしかた

マイ・ヘルス・レコード(My Health Record)は、オーストラリア・デジタルヘルス庁(Australian Digital Health Agency)が運営する国の電子健康記録です。自分と医療機関が、大事な健康情報を1か所で見られます。救急のときにも使われます。

記録される情報

医師、検査機関、薬剤師などが登録できる書類は、次のようなものです(デジタルヘルス庁の記録の中身のページ(新しいタブで開く))。

  • アレルギー、薬、副作用
  • 検査(病理検査)の結果、画像検査の報告
  • 退院時の要約(discharge summaries)
  • 予防接種
  • 処方と調剤の記録
  • 専門医の手紙、紹介状(e-Referrals)
  • 健康の要約(shared health summaries)

の情報(受診の記録、処方、予防接種、臓器提供の意思など)を入れるかどうかは、自分で選べます。自分で、アレルギー、飲んでいる薬、緊急連絡先なども追加できます。

誰が見られるか

プライバシーとアクセスのページでは、自分でできる管理として次の点を挙げています。

  • 医療機関がいつ記録を見たかを、アクセスの履歴(access history)で確認できる
  • 記録全体へのアクセスを制限する暗証コード(record access code)を設定できる
  • 特定の書類へのアクセスを制限したり、書類を削除したりできる
  • 家族や信頼できる人を代理人(nominated representative)にして、見られるようにできる

子どもの記録

子どもの記録のページの説明では、14歳未満の子どもは、親や保護者が自動的に代理人(authorised representative)になります。子どもが同じメディケアカードに載っていれば、親が子どもの記録を作れます。

子どもが14歳になると、代理人はすべて外れます。そのあと親が見るには、子ども本人が親を代理人に指定する必要があります。初めの設定は「General Access」で、医療機関はすべての書類を見られます。

メディケアの対象でない人

メディケアや退役軍人省(DVA)の給付の対象でない人も、記録を作れます。予防接種の証明を出すためにも使えます。手順は次の3段階です。

  1. 個人医療識別番号(individual healthcare identifier、IHI)を申し込む
  2. IHIを使ってマイ・ヘルス・レコードに登録する
  3. にマイ・ヘルス・レコードをつなぐ

記録を取り消す

取り消しのページのとおり、登録はいつでも取り消せます。取り消すと、バックアップを含めて情報は完全に削除され、元に戻せません。医療機関が自分のシステムに保存している記録は消えません。

取り消した後に、新しい記録を作り直すことはできます。ただし、以前の書類は戻りません。

手順

アクセス方法のページに沿った始め方は、次のとおりです。

  1. myGovのアカウントを作る(「myGovアカウント」)。先にメディケアをmyGovにつないでおくと、手続きが早く済みます。
  2. myGovで「View and link services」を選び、マイ・ヘルス・レコードの「Link」を選ぶ。
  3. メディケアの情報で本人確認をする。
  4. 記録に入れるメディケアの情報を選び、プロフィールを確認する。緊急連絡先、アレルギー、薬を追加する。
  5. 誰かが記録を見たときの通知や、アクセスの暗証コードなどの設定をする。

初めて開くと、記録にほとんど情報がないことがあります。次にGPなどを受診したとき、受診の要約を登録するよう頼みます。1800MEDICAREアプリでも、記録と電子処方箋を見られます。

本人確認の質問に答えられないときは、マイ・ヘルス・レコードの相談窓口(1800 723 471、オプション1、24時間)に電話できます。

ここに注意してね!

  • 記録に何を入れ、誰が見られるかは自分で設定します。設定を確認しておくと安心です。
  • 海外で受けた予防接種は、そのままでは記録に出ません。国の予防接種登録(AIR)に追加できる場合があります。手続きは「予防接種」で説明しています。
  • 子どもが14歳になると、親は自動的には記録を見られなくなります。
  • 記録を取り消すと、データは元に戻せません。取り消す前に、必要な情報を確認してください。

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