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無料の通訳サービス(TIS National、Translating and Interpreting Service)

ひとことで言うと

TIS Nationalは内務省が提供する通訳サービスで、131 450に電話すると24時間いつでも電話通訳を使えます。日本語にも対応しています。英語が苦手な人の多くは無料で使え、通常は連絡先の機関が費用を負担します。一部のビザで永住する人などは、書類の無料翻訳(Free Translating Service)も使えます。

目次
  1. TIS Nationalとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
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TIS Nationalとは

TIS Nationalは、内務省(Department of Home Affairs)が提供する通訳サービスです。英語が十分に話せない人と、その人に対応する機関や企業のために、電話、ビデオ、対面の通訳を提供しています(TIS Nationalのサイト(新しいタブで開く))。対応言語の一覧には日本語も含まれています。

電話通訳(131 450)

TIS Nationalの通訳サービスのページ(新しいタブで開く)では、すぐに使える電話通訳は131 450で24時間365日使えるとしています。オーストラリア国内のどの個人・団体も使えます。

  • 131 450への通話は、国内のどこからでも市内通話の料金でかけられます。携帯電話や海外からの通話は、通信会社によって高くなることがあります。
  • TIS Nationalの通訳の多くは、英語が苦手な人には無料です。通常は、連絡先の機関が費用を負担します。

つないでもらえる機関

つないでもらえるのは、TIS Nationalに登録している機関です。たとえば次のような機関があります。

  • 州・連邦の政府機関(内務省を含む)
  • 電気・ガスなどの会社
  • 通信会社
  • 緊急サービス
  • 法律サービス
  • 定住支援・地域の支援団体

つなげるのは、相手の機関の営業時間内だけです。月〜金曜の9時〜17時(オーストラリア東部標準時)は、多くの機関につなげます。時間外や週末は、病院や一部の医療機関、保険・公共料金の会社などにつなげます。

相手の機関が131 450以外の通訳用の番号を出している場合は、その番号にかけます。

無料通訳サービス(Free Interpreting Service)

政府の費用で、次のような相手との通訳が無料になる仕組みもあります。

  • 開業医(GP、ナースプラクティショナー、専門医など)
  • 薬局
  • 不動産会社
  • カウンシル
  • 対象となる非営利団体・慈善団体
  • 登録された労働組合
  • 対象となる医療関係の専門職
  • 国会議員

これらの窓口に行ったときは、スタッフに通訳を頼むと、費用をかけずに手配してもらえます。

書類の無料翻訳(Free Translating Service)

永住する人と、対象となるビザを持つ人は、個人の書類を10点まで無料で英語に翻訳してもらえます。対象の条件のページ(新しいタブで開く)に載っている主な条件は、次のとおりです(2026年10月時点)。

  • 対象のビザが過去2年以内に発給され、有効であること。対象のビザのサブクラスは同じページに一覧がある。
  • オーストラリア国内にいること。
  • 観光ビザとワーキングホリデービザの人、オーストラリア市民は対象外。学生ビザ(subclass 500)も一覧に含まれていない。
  • 翻訳できるのは、仕事、教育、地域への参加に役立つ公的な個人の書類(出生・婚姻の記録、運転免許、学歴、雇用の証明など)。ビザや市民権の申請に使う翻訳は対象外。

手順

電話通訳を使う

  1. 131 450に電話する。
  2. 自動音声で、必要な言語を聞かれるので「Japanese」と言う。
  3. オペレーターにつながったら、言語を確認される。
  4. 通訳が見つかるまで待つ。通訳が見つからないときは、かけ直すよう言われることがある。
  5. 名前、つないでほしい機関の名前と電話番号を伝える。機関によっては、識別番号なども聞かれる。
  6. オペレーターが機関に電話をかけ、通訳と一緒につないでくれる。

費用

多くの場合、英語が苦手な人の費用は無料で、連絡先の機関が負担します(2026年10月時点)。TIS Nationalの顧客になっていない機関で、その機関が費用を負担しない場合は、個人のアカウントを作って自分で払うこともできます。料金はTIS Nationalのサイトの計算ツールで確認できます。

ここに注意してね!

  • TIS Nationalは24時間使えますが、相手の機関が営業していなければつなげません。先に機関の営業時間を確認してください。
  • 通訳の性別の希望を伝えることができます。また、つながった通訳が知り合いだった場合は、続けるかどうかを自分で決められます。
  • 政府機関には、英語が苦手な人に対応する方針(Multicultural Access and Equity Policy)があります。民間の機関はTIS Nationalからの電話を受けないことがありますが、直接連絡すれば、通訳を使って折り返してくれる場合があります。
  • NSWで運転免許を切り替える場合、外国の免許の翻訳はFree Translating ServiceかMulticultural NSWのものが必要だとTIS Nationalは案内しています。くわしくは「免許の翻訳」にまとめています。
  • 病院での通訳は「病院の通訳」の記事で扱っています。

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