高齢者のための支援(Support for seniors)
政府の補助を受ける高齢者介護を使うには、まず連邦政府の窓口マイ・エイジド・ケア(My Aged Care、1800 200 422)に連絡します。各州・準州には、60歳以上などの条件で割引を受けられるシニアカード(Seniors Card)もあります。
高齢者介護の窓口:My Aged Care
連邦政府の補助を受ける高齢者介護(aged care)の入口は、マイ・エイジド・ケア(My Aged Care)です。クイーンズランド州(QLD)政府のページ(新しいタブで開く)の説明では、My Aged Careは65歳以上の人とその介護者に、介護や障害などの支援サービスの情報を提供しています。連邦政府の補助を受ける介護サービスを使う最初のステップは、My Aged Care(1800 200 422)に電話することです。電話で必要な支援について話し、必要に応じて対面の審査(assessment)につないでもらえます。
支援の対象は主に次の人です(政府の健康情報サイトhealthdirect(新しいタブで開く))。
- 65歳以上の人
- 支援なしでは暮らせなくなった50歳以上の先住民(アボリジナルとトレス海峡諸島民)
同じサイトでは、介護施設に入るには高齢者介護審査チーム(Aged Care Assessment Team、ACAT。ビクトリア州ではACAS)の審査が必要だとしています。自宅で受ける支援は、地域の審査サービス(Regional Assessment Services)が審査します。介護施設の費用は、My Aged Careのウェブサイトで見積もりができます。
介護の制度そのものは「高齢者介護」の記事で扱っています。
シニアカード(Seniors Card)
各州・準州は、高齢者向けのシニアカードを発行しています。提携する店やサービスの割引、公共交通の割引などがあります。条件と特典は州・準州ごとに違います。
州・準州ごとの違い
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
| 州・準州 | シニアカードの主な条件(2026年10月時点) |
|---|---|
| NSW | 60歳以上で、NSWに住む永住者。有給の仕事が12か月平均で週20時間以下ならSeniors Card、20時間を超えるならSenior Savers Card。Seniors CardではGold Opalカード(交通の割引)を使える(NSW政府のページ(新しいタブで開く)) |
| VIC | 60歳以上(先住民は50歳以上)、有給の仕事が週35時間未満か完全に退職、オーストラリアの永住者でVICに住んでいる。カードは無料(Seniors Online Victoriaのページ(新しいタブで開く)) |
| QLD | 各州の公式ページで確認 |
| WA | 各州の公式ページで確認 |
| SA | 各州の公式ページで確認 |
| ACT | 各州の公式ページで確認 |
| TAS | 各州の公式ページで確認 |
| NT | 各州の公式ページで確認 |
VICのシニアカードの特典には、店の割引、公共交通の割引運賃、週末の無料乗車(連続する2ゾーン)、無料のシニア用myki、VICの水域での釣りの免許の免除などがあります。
手順
介護の支援を受けたいとき
- My Aged Care(1800 200 422)に電話するか、ウェブサイトを見る。
- 電話で、今の暮らしと必要な支援について話す。
- 必要に応じて、審査を受ける。
- 審査の結果をもとに、サービスを探して利用する。
シニアカードを申し込むとき
- 住んでいる州・準州のシニアカードのページで条件を確認する。
- オンラインなどで申し込む。
費用
VICのシニアカードは無料です(2026年10月時点)。介護サービスの費用は、My Aged Careのウェブサイトや電話で確かめられます。
日本とのちがいと注意点だよ!
- NSWとVICのシニアカードは、年齢だけでなく、永住者であることや働く時間も条件になっています。
- 英語での電話が不安なときは、通訳サービス(TIS National)を使えます。使い方は「無料の通訳サービス(TIS National)」にまとめています。
- 判断ができなくなったときの備えや遺言は「遺言」、日本の年金は「日本の年金と海外在住」を見てください。
この記事をシェアする