携帯電話とSIM(Prepaid and postpaid mobile)
オーストラリアの携帯電話サービスには、先に料金を払うプリペイドと、使ったあとに請求される契約(ポストペイド)があります。プリペイドを使い始めるときは、通信会社が名前・生年月日・住所を確認する決まりがあります。日本から持ってきた端末は、緊急通報(000)ができるか通信会社に確認してください。
プリペイドと契約
携帯電話のサービスは、大きく2種類に分かれます。
| 種類 | 支払い方 | 特徴 |
|---|---|---|
| プリペイド(Prepaid) | 先にチャージ(recharge、top-up)して使う | 使い始めに本人確認がある。プリペイドにも契約条件がある |
| 契約(Postpaid、ポストペイド) | 使ったあとに毎月請求される | 12か月・24か月などの期間付きの契約と、期間の縛りがない月ごとの契約がある |
通信規制当局(Australian Communications and Media Authority、ACMA)は、契約についてのページ(新しいタブで開く)で、プリペイドにも契約があると説明しています。プリペイドの端末は、1つの通信網でしか使えないように制限(ロック)されている場合があります。
プリペイドの本人確認(ID check)
新しくプリペイドのサービスを使い始めるときに通信会社へ伝える情報は、次のとおりです。
- 名前
- 生年月日
- 住所(事業者として申し込む場合は事業者名と住所)
通信会社は、書類を目で見て確認するか、政府の書類確認サービス(Document Verification Service)などを使って本人確認をします。既存の携帯電話の契約や、金融取引を使って確認する方法もあります。
ACMAは2025年12月、プリペイドの本人確認にデジタルIDの確認サービスを使えるよう規則を改正したと発表しました。
ほかの通信会社から電話番号を移してプリペイドにする場合(番号ポータビリティ)は、追加の本人確認があります。
日本から持ってきた端末
ACMAの3G停止のページは、Vodafoneは3Gの通信網を停止済みで、TelstraとOptusは2024年10月28日から停止する予定と案内しています。3Gの通信網が止まると、3Gの端末は電話もSMSも使えなくなります。4Gの端末でも、緊急通報(000)を含めて音声通話ができないものがあります。特に、古い4Gの端末と海外で買った端末が影響を受けやすいとされています。
ACMAは、自分の端末が影響を受けるかどうかを、3498に「3」とSMSを送って無料で確認できると案内しています。確認のために000に電話してはいけません。
手順
- 端末がオーストラリアの通信網で使えるか、緊急通報ができるかを通信会社に確認する。
- 使い方(通話・SMS・データ通信の量)を考え、プリペイドか契約かを選ぶ。
- 料金と内容を比べる。契約の場合は「重要情報の要約(Critical Information Summary)」を読み、保管する。
- 申し込み、本人確認をする。
- SIMを入れて使い始める。プリペイドは期限が切れる前にチャージする。
費用
料金は通信会社とプランによって違います。ACMAは、契約前に価格と内容を比べるよう勧めています。期間付きの契約を途中で解約すると、固定の解約料や、残りの期間に応じた料金がかかることがあります。条件は契約書か「重要情報の要約」に書かれています。
ここに注意してね!
- 店や自宅などで、頼んでいないのに勧誘されて契約した場合(unsolicited consumer agreement)は、10日間のクーリングオフがあります。それ以外は、契約にクーリングオフの定めがあるかを確認する必要があります。
- 通信会社が保証人(guarantor)を求めることがあります。保証人には10営業日のクーリングオフがあります。
- 契約期間が終わっても同じプランが続きます。プランを見直すかどうかは自分で判断します。
- 通信会社との問題が解決しないときは、無料の通信オンブズマン(Telecommunications Industry Ombudsman、TIO)に相談できます。TIOのサイト(新しいタブで開く)は、まず通信会社に相談するよう案内しています。
- 3Gの停止や000への発信の最新情報は、ACMAのページ(新しいタブで開く)にあります。
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