光熱費の支払いが難しいとき(Help paying energy bills)
電気・ガス・水道の料金が払えそうにないときは、すぐに契約している会社に連絡します。支払いの延長や分割、返済困難の支援(hardship program)を受けられることがあります。州・準州には、急な困窮のときの助成や、割引(コンセッション)の制度があります。会社と話がまとまらないときは、州・準州のエネルギーと水のオンブズマンに無料で相談できます。
まず会社に連絡する
電気・ガス・電話・水道の料金が払えないときは、すぐに契約している会社に連絡します。Moneysmartのページ(新しいタブで開く)では、案内されることがある方法として次を挙げています。
- 支払い期限の延長
- 分割払い
- センターリンクの給付からの天引き(Centrepay)
- 割引(rebate)や支払いの助成の申し込み
連絡しないでいると、供給を止められることがあり、信用情報にも影響することがあります(「信用情報(クレジットレポート)」)。
電気・ガス会社の支援
Energy Made Easyのページ(新しいタブで開く)の説明では、国の電力小売法(National Energy Retail Law)で、小売会社は支払いに困っている客を支援しなければなりません。返済困難の支援(hardship program)を使う場合、小売会社は次のことをしなければなりません。
- 2週間ごとなど、少額ずつ払う方法(payment plan)を提案する
- 使える政府の割引や助成を確かめる手伝いをする
- 家計相談のサービスを紹介する
支払いの延長、遅延手数料の免除、プランの見直しなどをしてもらえることもあります。返済困難の支援に入っていなくても、分割払いの取り決めはできます。取り決めどおりに払っていれば電気を止められず、払わなければ止められることがある、というのがEnergy Made Easyの説明です。返済困難の支援に入っている人は、Centrepayで払うこともできます。Energy Made Easyを使う地域(NSW・QLD・SA・TAS・ACT)以外の会社の支援の内容は、各州の公式ページや会社のサイトに載っています。
州・準州ごとの違い
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
急な困窮のときの助成や、割引の制度、苦情の相談先は州・準州で違います。各州の公式ページで確認できた主なものです(2026年10月時点)。
| 州・準州 | 主な支援 | 苦情の相談先 |
|---|---|---|
| NSW | 短期の困窮で電気・ガスの最新の請求書が払えない人へのEAPA(州政府(新しいタブで開く))。低所得の世帯などへの割引 | Energy and Water Ombudsman NSW(1800 246 545) |
| VIC | 一時的な困窮で滞納した電気・ガス・水道の料金への助成(Utility Relief Grant Scheme)。2年間で料金の種類ごとに最大A$650(州政府(新しいタブで開く)) | Energy and Water Ombudsman Victoria(1800 500 509) |
| QLD | 急な出来事や短期の困窮による電気・ガスの料金への助成(Home Energy Emergency Assistance Scheme)。2年に1回、最大A$720(州政府(新しいタブで開く)) | Energy and Water Ombudsman Queensland(1800 662 837) |
| WA | 電気・ガス・水道の料金の最大85%を会社に直接払う助成(Hardship Utility Grant Scheme、HUGS)(州政府(新しいタブで開く)) | Energy and Water Ombudsman WA(1800 754 004) |
| SA | コンセッションカードを持つ人などへの電気料金の割引と、滞納で止められた、または止められそうな人への緊急の支払い(emergency electricity payment)(州政府(新しいタブで開く)) | Energy and Water Ombudsman SA(1800 665 565) |
| ACT | コンセッションカードを持つ人への電気・ガス・水道の割引(Electricity, Gas and Water Rebate)。2026-27年度は年A$800(ACT歳入局(新しいタブで開く)) | ACT Civil and Administrative Tribunal(02 6207 1740) |
| TAS | コンセッションカードを持つ人などへの電気料金の割引(Annual electricity concession)。1日184.347セント(州政府(新しいタブで開く)) | Energy Ombudsman Tasmania(1800 001 170) |
| NT | NT Concession Schemeの会員への電気料金の割引。年A$1,200まで(準州政府(新しいタブで開く)) | Jacana EnergyとPower and Waterは Ombudsman NT(1800 806 380)、Rimfire EnergyはNT Consumer Affairs(公益事業委員会(新しいタブで開く)) |
- 助成や割引には、それぞれ条件があります。多くはコンセッションカード(Health Care Cardなど)が条件で、カードがなくても対象になる制度もあります。
- 苦情の相談先の電話番号は、Energy Made Easyの連絡先のページ(新しいタブで開く)と各機関のサイトで確認したものです。
- 割引の種類は、ほかにも医療機器を使う人向けのものなどがあり、各州のページで案内されています。
手順
- 請求書が払えそうにないと分かった時点で、契約している会社に電話かチャットで連絡する。
- 分割払いや返済困難の支援について相談する。払える金額だけで約束する。
- 州・準州の助成や割引を使えるか確かめる。多くの制度は、会社を通じて申し込む(NSWのEAPAはService NSWか指定の団体、VICとQLDは会社に申込書や申込番号を頼む)。
- 必要なら、無料の家計相談を使う。National Debt Helpline(1800 007 007)で、ファイナンシャル・カウンセラーに相談できる。
- 会社と話がまとまらないときは、州・準州のオンブズマンに申し立てる。
NSWでは、EAPAの面談の予約があることを会社が知っていれば、法律上、供給を止められません。
費用
オンブズマンへの相談は無料です。NSW・VIC・SAのオンブズマンは、サイトで無料と案内しています。National Debt Helplineも無料です(2026年10月時点)。
ここに注意してね!
- 多くのオンブズマンは、まず会社に連絡して解決を試みるよう求めています。
- 支払いが苦しいときに、ペイデイローンなどで払う前に会社に相談するよう、Moneysmartは案内しています(「後払い(BNPL)とローン」)。
- 割引の多くはコンセッションカードの所持が条件です。ワーキングホリデーや学生ビザの人が対象になるかは、各制度のページで確認してください。
- 電気・ガスの契約や比較は「電気・ガスの契約」と「電気料金の比較サイト」、水道は「水道と水の制限」で扱っています。
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