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光熱費の支払いが難しいとき(Help paying energy bills)

ひとことで言うと

電気・ガス・水道の料金が払えそうにないときは、すぐに契約している会社に連絡します。支払いの延長や分割、返済困難の支援(hardship program)を受けられることがあります。州・準州には、急な困窮のときの助成や、割引(コンセッション)の制度があります。会社と話がまとまらないときは、州・準州のエネルギーと水のオンブズマンに無料で相談できます。

目次
  1. まず会社に連絡する
  2. 電気・ガス会社の支援
  3. 州・準州ごとの違い
  4. 手順
  5. 費用
  6. 日本との違い・注意点
kWh

まず会社に連絡する

電気・ガス・電話・水道の料金が払えないときは、すぐに契約している会社に連絡します。Moneysmartのページ(新しいタブで開く)では、案内されることがある方法として次を挙げています。

  • 支払い期限の延長
  • 分割払い
  • センターリンクの給付からの天引き(Centrepay)
  • 割引(rebate)や支払いの助成の申し込み

連絡しないでいると、供給を止められることがあり、信用情報にも影響することがあります(「信用情報(クレジットレポート)」)。

電気・ガス会社の支援

Energy Made Easyのページ(新しいタブで開く)の説明では、国の電力小売法(National Energy Retail Law)で、小売会社は支払いに困っている客を支援しなければなりません。返済困難の支援(hardship program)を使う場合、小売会社は次のことをしなければなりません。

  • 2週間ごとなど、少額ずつ払う方法(payment plan)を提案する
  • 使える政府の割引や助成を確かめる手伝いをする
  • 家計相談のサービスを紹介する

支払いの延長、遅延手数料の免除、プランの見直しなどをしてもらえることもあります。返済困難の支援に入っていなくても、分割払いの取り決めはできます。取り決めどおりに払っていれば電気を止められず、払わなければ止められることがある、というのがEnergy Made Easyの説明です。返済困難の支援に入っている人は、Centrepayで払うこともできます。Energy Made Easyを使う地域(NSW・QLD・SA・TAS・ACT)以外の会社の支援の内容は、各州の公式ページや会社のサイトに載っています。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

急な困窮のときの助成や、割引の制度、苦情の相談先は州・準州で違います。各州の公式ページで確認できた主なものです(2026年10月時点)。

州・準州主な支援苦情の相談先
NSW短期の困窮で電気・ガスの最新の請求書が払えない人へのEAPA(州政府(新しいタブで開く))。低所得の世帯などへの割引Energy and Water Ombudsman NSW(1800 246 545)
VIC一時的な困窮で滞納した電気・ガス・水道の料金への助成(Utility Relief Grant Scheme)。2年間で料金の種類ごとに最大A$650(州政府(新しいタブで開く))Energy and Water Ombudsman Victoria(1800 500 509)
QLD急な出来事や短期の困窮による電気・ガスの料金への助成(Home Energy Emergency Assistance Scheme)。2年に1回、最大A$720(州政府(新しいタブで開く))Energy and Water Ombudsman Queensland(1800 662 837)
WA電気・ガス・水道の料金の最大85%を会社に直接払う助成(Hardship Utility Grant Scheme、HUGS)(州政府(新しいタブで開く))Energy and Water Ombudsman WA(1800 754 004)
SAコンセッションカードを持つ人などへの電気料金の割引と、滞納で止められた、または止められそうな人への緊急の支払い(emergency electricity payment)(州政府(新しいタブで開く))Energy and Water Ombudsman SA(1800 665 565)
ACTコンセッションカードを持つ人への電気・ガス・水道の割引(Electricity, Gas and Water Rebate)。2026-27年度は年A$800(ACT歳入局(新しいタブで開く))ACT Civil and Administrative Tribunal(02 6207 1740)
TASコンセッションカードを持つ人などへの電気料金の割引(Annual electricity concession)。1日184.347セント(州政府(新しいタブで開く))Energy Ombudsman Tasmania(1800 001 170)
NTNT Concession Schemeの会員への電気料金の割引。年A$1,200まで(準州政府(新しいタブで開く))Jacana EnergyとPower and Waterは Ombudsman NT(1800 806 380)、Rimfire EnergyはNT Consumer Affairs(公益事業委員会(新しいタブで開く))
  • 助成や割引には、それぞれ条件があります。多くはコンセッションカード(Health Care Cardなど)が条件で、カードがなくても対象になる制度もあります。
  • 苦情の相談先の電話番号は、Energy Made Easyの連絡先のページ(新しいタブで開く)と各機関のサイトで確認したものです。
  • 割引の種類は、ほかにも医療機器を使う人向けのものなどがあり、各州のページで案内されています。

手順

  1. 請求書が払えそうにないと分かった時点で、契約している会社に電話かチャットで連絡する。
  2. 分割払いや返済困難の支援について相談する。払える金額だけで約束する。
  3. 州・準州の助成や割引を使えるか確かめる。多くの制度は、会社を通じて申し込む(NSWのEAPAはService NSWか指定の団体、VICとQLDは会社に申込書や申込番号を頼む)。
  4. 必要なら、無料の家計相談を使う。National Debt Helpline(1800 007 007)で、ファイナンシャル・カウンセラーに相談できる。
  5. 会社と話がまとまらないときは、州・準州のオンブズマンに申し立てる。

NSWでは、EAPAの面談の予約があることを会社が知っていれば、法律上、供給を止められません。

費用

オンブズマンへの相談は無料です。NSW・VIC・SAのオンブズマンは、サイトで無料と案内しています。National Debt Helplineも無料です(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • 多くのオンブズマンは、まず会社に連絡して解決を試みるよう求めています。
  • 支払いが苦しいときに、ペイデイローンなどで払う前に会社に相談するよう、Moneysmartは案内しています(「後払い(BNPL)とローン」)。
  • 割引の多くはコンセッションカードの所持が条件です。ワーキングホリデーや学生ビザの人が対象になるかは、各制度のページで確認してください。
  • 電気・ガスの契約や比較は「電気・ガスの契約」と「電気料金の比較サイト」、水道は「水道と水の制限」で扱っています。

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