電気・ガスの契約(Connecting electricity and gas)
ひとことで言うと
賃貸でも、電気とガスの契約は原則として住む人が自分で小売会社(retailer)と結びます。小売会社やプランを比べる政府のサイトは州によって違い、NSW・QLD・SA・TAS・ACTはEnergy Made Easy、VICはVictorian Energy Compareを使います。引っ越しの前に申し込み、入居時にメーターの数字を控えておくと安心です。
誰と契約するか
電気とガスは、小売会社(retailer)と契約して買います。小売会社とは別に、送配電の網を運営する配電会社(distributor)があります。
標準的な住宅の賃貸契約では、電気・ガスの小売会社との契約は住む人が自分で結びます(政府の無料の比較サイトEnergy Made Easyの引っ越しのページ(新しいタブで開く))。
契約前に確かめること
Energy Made Easyのプラン変更のチェックリストは、次の点の確認を勧めています。
- プランの基本情報の書類(Basic Plan Information Document)か、小売会社の書面の要約を受け取ったか。料金、契約期間、手数料、割引が書かれている。
- クーリングオフの権利を知っているか。
- 今の契約を解約するときに手数料がかかるか。
- 新しいプランで料金が変わることがあるか。
- 割引(コンセッション)を受けられるか。
- 毎月払いなど、支払い方法を選べるか。
州・準州ごとの違い
クオまる
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
電気・ガスの市場の仕組みや、使う比較サイトは州・準州によって違います。
| 州・準州 | 比較・確認に使う政府のサイト・仕組み | 苦情の相談先(エネルギー) |
|---|---|---|
| NSW | Energy Made Easy | Energy and Water Ombudsman NSW(1800 246 545) |
| VIC | Victorian Energy Compare(州政府) | Energy and Water Ombudsman VIC(1800 500 509) |
| QLD | Energy Made Easy | Energy and Water Ombudsman QLD(1800 662 837) |
| WA | 州政府がSynergyとHorizon Powerの家庭向け電気料金を毎年決めている(規制料金) | Energy and Water Ombudsman WA(1800 754 004) |
| SA | Energy Made Easy | Energy and Water Ombudsman SA(1800 665 565) |
| ACT | Energy Made Easy | ACT Civil and Administrative Tribunal(02 6207 1740) |
| TAS | Energy Made Easy | Energy Ombudsman TAS(1800 001 170) |
| NT | 電気の小売会社はJacana EnergyとRimfire Energy。配電はほとんどの場合Power and Water Corporation | Jacana EnergyとPower and Waterは Ombudsman NT、Rimfire EnergyはNT Consumer Affairs |
- Energy Made Easyを使える地域は、トップページに書かれているNSW・QLD・SA・TAS・ACTです。
- 苦情の相談先の電話番号は、Energy Made Easyの連絡先のページ(新しいタブで開く)に載っているものです。
- VICの比較サイトはVictorian Energy Compare(新しいタブで開く)です。最新の請求書を手元に用意して使います。電話の問い合わせ先は1800 000 832です。
- WAの料金は、エネルギー政策局の家庭向け電気料金のページ(新しいタブで開く)で確認できます。同じページから、規制当局の新しく来た人向けの案内(Switched On)も見られます。
- NTの苦情の流れは、公益事業委員会のページ(新しいタブで開く)で確認できます。小売会社は料金や請求を、配電会社は停電や故障、一部の接続を担当します。
手順
- 住む地域の比較サイトで、郵便番号を入れてプランを探す。今の使用量を入れると比べやすくなる。メーターの識別番号(NMI)があれば使える。
- 申し込むプランの名前とプランIDを控え、小売会社に申し込む。
- 数日以内に、プランの内容と契約条件が書かれた書面(メールの場合もある)が届くので確認する。
- 入居したら、すぐにメーターの数字を記録する。最初の請求書と照らし合わせられる。
- 引っ越すときは、早めに小売会社に伝え、新しい住所(最終請求書の送り先)を知らせる。出る前にもメーターの数字を記録する。
新築の住宅に入る場合は、電気やガスがまだ使えないことがあります。Energy Made Easyの案内では、先に小売会社と契約する必要があり、新しいメーターが必要な場合もあり、使えるまで数か月かかることがあります。
費用
料金はプラン、地域、使用量によって違い、比較サイトで並べて見られます。契約時に保証金(security deposit)を払った場合は、解約時に返してもらうよう、Energy Made Easyは案内しています。
ここに注意してね!
- 小売会社を切り替えた場合、切り替わるのは次にメーターが読まれるときで、最大3か月かかることがあります。早く切り替えたいときはメーターの読み取りを早めてもらえますが、手数料がかかるか確認が必要です(Energy Made Easy)。
- 引っ越しを小売会社に伝えないと、出た後に前の住所で使われた電気・ガスの料金を払うことになる場合があります。
- アパートなどで、建物の管理者から電気を買う仕組み(embedded network)の場合は、扱いが違います。各サイトに案内があります。
- 支払いが難しいときは「光熱費の支払いが難しいとき」にまとめています。
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生活デビットカードとクレジットカード(Debit and credit cards)日常の買い物には、口座のお金をそのまま使うデビットカードが広く使われ、A$200未満はタッチ決済で暗証番号なしで払えます。クレジットカードは借入なので、期日までに全額を払わないと利息がかかります。2026年10月1日から、Visa・Mastercard・American Express・eftposのカード払いの手数料(サーチャージ)は請求できなくなりました。生活現金と硬貨・紙幣(Australian banknotes and coins)オーストラリアの紙幣は5ドルから100ドルまでの5種類で、プラスチック(ポリマー)製です。硬貨は5セントから2ドルまでの6種類です。現金を受け付けるかどうかは多くの店が自分で決められますが、一部のスーパーとガソリンスタンドには現金を受け付ける義務があります。生活後払い(BNPL)とローン(Buy now pay later and loans)後払い(BNPL)は、買い物の代金を分割で後から払う仕組みです。利息がなくても手数料がかかることがあり、申し込みや支払いの遅れは信用情報に載ることがあります。2025年6月10日から、BNPLの事業者は貸金業の免許が必要です。返済が苦しいときは、早めに貸し手に相談し、無料の家計相談(1800 007 007)も使えます。
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生活電気料金の比較サイト(Energy Made Easy・Victorian Energy Compare)電気・ガスのプランは、政府の無料の比較サイトで比べられます。NSW・QLD・SA・TAS・ACTはEnergy Made Easy、VICはVictorian Energy Compareを使います。比較サイトは契約の切り替えまではしないため、選んだら自分で小売会社に申し込みます。生活光熱費の支払いが難しいとき(Help paying energy bills)電気・ガス・水道の料金が払えそうにないときは、すぐに契約している会社に連絡します。支払いの延長や分割、返済困難の支援(hardship program)を受けられることがあります。州・準州には、急な困窮のときの助成や、割引(コンセッション)の制度があります。会社と話がまとまらないときは、州・準州のエネルギーと水のオンブズマンに無料で相談できます。生活水道と水の制限(Water use rules and restrictions)オーストラリアの多くの地域では、水不足でなくても、庭の水やりの時間などを決めた水の使い方のルールが常にあります。ルールは州や水道事業者ごとに違い、水が足りなくなると、さらに厳しい制限が段階的にかかります。住む地域の水道事業者のサイトで確認してください。住まい賃貸の探し方と申し込み(Renting a home)オーストラリアで家を借りるときは、物件を探して内見し、申込書を出し、審査に通ったら契約書に署名してボンドと前払い家賃を払います。申し込み時に払うお金や、求められる書類の範囲は州・準州の法律で決まっています。家賃をつり上げる競り(Rent bidding)を禁じる州もあります。生活インターネット(NBN、National Broadband Network)オーストラリアの家庭の固定回線のインターネットは、多くがNBN(全国ブロードバンド網)を使います。NBNを運営するnbnは卸売りの会社で、利用者は電話・インターネットの会社(プロバイダー)を選んで契約します。料金や実際の速度、モデムなどはプロバイダーごとに違います。生活苦情の相談先(オンブズマン、Ombudsman)電話・インターネットは通信業オンブズマン(TIO)、銀行・保険・ローン・スーパーは金融苦情機関(AFCA)、電気・ガスは州・準州ごとのエネルギーのオンブズマンが、無料で苦情の解決を手伝います。どれも、まず事業者に直接苦情を伝えてから使います。