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容器の返却(Container deposit scheme)

ひとことで言うと

すべての州・準州に、飲み物の空き容器を返却すると1本10セントが戻る制度(Container deposit scheme)があります。対象の容器には「10c」の表示があります。対象になる容器の種類や制度の名前は州・準州ごとに違い、ワインや蒸留酒の瓶などへの拡大も州ごとに進んでいます。

目次
  1. セントが戻る仕組み
  2. 返却するときの注意
  3. 対象の容器と拡大
  4. 州・準州ごとの違い
  5. 手順
  6. 費用
  7. 日本との違い・注意点

10セントが戻る仕組み

飲み物の空き容器を、返却所(refund point、return point、depotなど)に持っていくと、1本につき10セントが戻ります。NSWの環境保護庁(EPA)の説明では、返金額は容器の大きさ、形、素材にかかわらず10セントで、すべての州・準州で同じです(EPAの拡大のページ(新しいタブで開く))。

対象かどうかは、容器のラベルの「10c」の表示で見分けられます。バーコードの近くにあることが多いです。返金を自分で受け取る代わりに、慈善団体や学校などに寄付することもできる州があります。

返却するときの注意

  • 中を空にする。
  • つぶさない。つぶれた容器は受け付けられないことが多い。
  • ラベルをはがさない(NSW)。
  • ふたは付けたままでよい。

対象の容器と拡大

多くの州では、150mLから3Lの、アルミ、ガラス、プラスチック、紙パックなどの飲み物の容器が主な対象です。牛乳、ワインや蒸留酒のガラス瓶などは、これまで対象外の州が多くありました。

2021年に、すべての州・準州の環境大臣が、ワインや蒸留酒の瓶などに対象を広げることで合意しました。拡大の時期は州ごとに決めます(NSW EPA)。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

2026年10月時点で、各州の公式ページに書かれている内容です。

州・準州制度の名前主な対象・対象外拡大の状況
NSWReturn and Earnほとんどの150mL〜3Lの容器。牛乳、ガラスのワイン・蒸留酒の瓶、1L以上のジュース、コーディアルは対象外2027年半ばに、ワイン・蒸留酒の瓶、コーディアル、大きめの容器などを追加予定
VICCDS Vicほとんどの150mL〜3Lの容器。牛乳(植物性ミルクを含む)、コーディアル、ガラスのワイン・蒸留酒の瓶などは対象外各州の公式ページで確認
QLDContainers for Change各州の公式ページで確認2023年11月1日から、ガラスのワイン・蒸留酒の瓶も対象
WAContainers for Change2026年7月1日から、ほぼすべての150mL〜3Lの飲み物の容器2026年7月1日にワイン・蒸留酒の瓶などを追加
SAContainer deposit scheme各州の公式ページで確認州政府は、牛乳と登録された健康飲料を除く3L以下のすべての飲み物の容器を対象にすると発表
ACTACT Container Deposit Schemeほとんどの150mL〜3Lの容器。牛乳、1L以上の味付き牛乳、果汁100%のジュース、コーディアル、ワイン・蒸留酒の瓶は対象外ワイン、蒸留酒、コーディアルなどの追加を検討中
TASRecycle Rewards各州の公式ページで確認制度が始まり、州内49か所の返却所を順に整備中
NTContainer Deposit Scheme3L以下のすべての飲み物の容器(ワイン・蒸留酒の瓶、牛乳を含む)2026年7月1日に拡大

手順

  1. 容器の「10c」の表示や、州の制度のサイト・アプリで、対象かどうかを確認する。
  2. 中を空にし、つぶさずにためておく。
  3. 州の制度のサイトで、近くの返却所を探す。
  4. 返却所で容器を返し、返金を受け取るか、寄付する。返金の受け取り方は、州の制度のサイトに載っている。

費用

返却に費用はかかりません。返金は1本10セントです(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • 制度は州・準州ごとに別で、対象の容器もまだ完全には同じではありません。州をまたいで引っ越したときは、新しい州の対象を確認してください。
  • ACTの制度は、オーストラリア国内でACTに供給された容器だけを対象にしています。
  • 対象外の容器や、返却しない容器は、カウンシルのリサイクルのごみ箱に入れられるものが多くあります(「ごみの分別と回収」)。

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