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自然・安全 / 山火事

山火事の警報と火災危険度(Bushfire warnings and Fire Danger Ratings)

ひとことで言うと

山火事の警報は全国共通の3段階で、軽い順にAdvice(黄)、Watch and Act(オレンジ)、Emergency Warning(赤)です。これとは別に、火事が起きたらどれだけ危険かを示す火災危険度が4段階あります。どちらも全国で同じ仕組みが使われています。

目次
  1. 警報と火災危険度の違い
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
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警報と火災危険度の違い

山火事について出される情報には、性質の違う2種類があります。

種類何を示すかいつ出るか
警報(オーストラリア警報システム)実際に起きている火事の脅威の大きさ火事が起きたとき
火災危険度(Fire Danger Rating)もし火事が起きたら、どれだけ危険か火事が起きる前(天気などから毎日)

警報の3段階(Australian Warning System)

オーストラリア警報システム(Australian Warning System、AWS)は、全国共通の警報の出し方です。山火事のほか、洪水、嵐、猛暑などにも使われます。3つの段階は次のとおりです(ACT緊急サービス局(ESA)のページ(新しいタブで開く)など)。

段階色意味
Advice(アドバイス)黄火事などが起きたが、差し迫った危険はない。状況が変わるかもしれないので最新の情報を確認する
Watch and Act(警戒・行動)オレンジ脅威が高まっている。状況が変わりつつあり、自分と家族を守る行動を今すぐ始める
Emergency Warning(緊急警報)赤最も高い段階。危険が迫っており、すぐに行動する必要がある。遅れると命が危ない

警報には、場所、予想される影響、取るべき行動が書かれます。地図では、警報の範囲が黄・オレンジ・赤の色やアイコンで表示されます。

警報で使われる主な行動の呼びかけ

タスマニア州緊急サービス(SES)のページ(新しいタブで開く)には、段階ごとの標準的な呼びかけの例が載っています。山火事に関係する主なものは次のとおりです。

段階呼びかけの例(英語)意味
AdvicePrepare now / Stay informed / Monitor conditions今すぐ準備する/情報を確認し続ける/状況を見守る
Watch and ActPrepare to leave / Leave now (if you are not prepared)避難の準備をする/準備ができていなければ今すぐ離れる
Watch and ActBe aware of ember attacks飛び火に注意する
Emergency WarningLeave immediately / Shelter indoors nowすぐに離れる/今すぐ屋内に避難する
Emergency WarningToo late/dangerous to leave離れるには遅すぎる・危険すぎる

火災危険度の4段階(Australian Fire Danger Rating System)

火災危険度は、オーストラリア火災危険度評価システム(Australian Fire Danger Rating System、AFDRS)として全国で使われています(NT政府のページ(新しいタブで開く))。NSW州地方消防局(NSW RFS)のページ(新しいタブで開く)は、各段階の意味を次のように説明しています。

危険度呼びかけ主な内容
Moderate(中程度)Plan and prepare(計画し、準備する)最新の情報を確認し、火事が起きたら行動できるようにしておく
High(高い)Be ready to act(行動できるようにする)危険が高まっている。近くの火事に注意し、火事が起きたらどうするか決めておく。最も安全なのは危険な地域を避けること
Extreme(極めて高い)Take action now to protect your life and property(命と財産を守る行動を今すぐ)危険な状態。準備が最高の水準でなければ、火事が迫るずっと前に安全な場所へ移る。危険な地域を通る旅行を考え直す
Catastrophic(壊滅的)For your survival, leave bush fire risk areas(生き残るために、危険な地域を離れる)最も危険な状態。前の晩か朝早くに安全な場所へ移る。家はこの状態の火事に耐えられない。逃げられなくなり、助けが来ないこともある

危険が小さい日(雨の日など)は「No Rating(評価なし)」と表示されます。

手順

警報を受け取ったとき

  1. 警報の段階と、警報に書かれた行動を確認する。
  2. Watch and Actなら、今すぐ行動を始める。準備ができていなければ離れる。
  3. Emergency Warningなら、すぐに書かれた行動をとる。
  4. 状況は変わるため、公式のアプリやサイトで情報を確認し続ける。

NSW RFSのページは、警報を真剣に受け止めるよう呼びかけています。行動しないと、本人や家族が亡くなったりけがをしたりするおそれがあります。

警報を待たない

急に燃え広がり、警報を出す時間がない火事もあります。警報がなくても、危険を感じたらすぐに行動します。炎や煙を見つけて近くに消防が見当たらないときは、000に電話します(DFESのページ(新しいタブで開く))。

日本との違い・注意点

  • 携帯電話への緊急の通知には、SMSと電話で届くEmergency Alert(発信元0444 444 444)があります。国家緊急事態管理庁(National Emergency Management Agency、NEMA)のページ(新しいタブで開く)では、携帯電話の基地局から対象地域の端末へ一斉に送るAusAlertという新しい仕組みの導入が進んでいます。どちらも、届くことを前提にせず、自分で公式の情報を確認します。
  • ラジオやテレビでは、緊急警報の前に「Standard Emergency Warning Signal(SEWS)」というサイレンの音が流れることがあります。聞こえたら放送に注意を向けます。
  • 火災危険度は道路沿いの看板、州の消防のサイトやアプリで確認できます。SA州では、火災シーズン中、地区ごとの火災危険度が毎日17時までに出されます(SA政府のページ(新しいタブで開く))。
  • 州ごとの公式アプリやサイトは「山火事への備え」と「災害情報の入手先」にまとめています。

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