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気象警報の見方(BOM weather warnings)

ひとことで言うと

気象警報は気象局(BOM)が出し、暴風・大雨・激しい雷雨・熱波・高潮などの種類ごとに分かれています。BOMのサイトとBOM Weatherアプリで確認できます。州の機関は、BOMの警報と合わせて、地域で取るべき行動を3段階の警報で伝えます。

目次
  1. BOMの気象警報
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
夏12–2月秋3–5月冬6–8月春9–11月

BOMの気象警報

気象警報は、国の気象局(Bureau of Meteorology、BOM)が出します。BOMの警報のページ(新しいタブで開く)では、全国の州・準州の現在の警報を種類や場所で絞り込んで見られます。

主な警報の種類

警報(英語)内容
Severe Weather Warning暴風、大雨による鉄砲水、高山の猛吹雪など
Severe Thunderstorm Warning激しい雷雨
Tropical Cyclone Advice熱帯低気圧(サイクロン)
Flood洪水
Heatwave Warning熱波
Fire Weather Warning山火事が起きやすい天気
Coastal Hazard Warning異常な高潮、被害をもたらす高波
Hazardous Surf Warning危険な波
Tsunami津波

このほか、霜(Frost Warning)、ブッシュウォーキングをする人向けの注意(Bushwalkers Weather Alert)、道路の天気の注意(Road Weather Alert)などもあります。

暴風・大雨の警報(Severe Weather Warning)

BOMのページ(新しいタブで開く)に載っている主な基準です(タスマニア州とNSW州の高山部は基準が違います)。

種類主な基準
被害をもたらす風平均風速が時速63km以上、または瞬間風速が時速90km以上
破壊的な風瞬間風速が時速125km以上、または平均風速が時速89km以上
大雨鉄砲水(flash flooding)につながるおそれのある雨

警報は、1時間前から36時間前までの間で、状況に応じて出されます。危険が続く間は、ふつう6時間ごとに更新されます。

激しい雷雨の警報(Severe Thunderstorm Warning)

BOMはすべての雷雨に警報を出すわけではありません。次のどれかを伴う雷雨を「激しい(severe)」雷雨としています。

  • 直径2cm以上のひょう
  • 時速90km以上の瞬間風速
  • 竜巻
  • 鉄砲水につながるおそれのある大雨

直径5cm以上のひょうや時速125km以上の瞬間風速などを伴うものは、「非常に危険な(very dangerous)」雷雨とされます。

雷雨の警報には2種類あります。

種類内容
Detailed(詳細)州都とその周辺。個々の雷雨の位置と、最大60分先までの進む方向を地図で示す
Regional(地域)全州と本土の準州。3時間以内に激しい雷雨が起きるおそれのある広い範囲を示す

BOMの警報と州の警報の関係

Get Ready Queenslandのページ(新しいタブで開く)の説明では、BOMの警報は「天気そのもの」についての警報です。州のカウンシルや消防などは、その天気が地域にどんな影響を与え、どう行動すべきかを警報で伝えます。2つは置き換わるものではなく、一緒に使います。

州の警報は、全国共通の3段階(Advice、Watch and Act、Emergency Warning)で出されます。北部準州(NT)では、警報の段階はBOMの気象情報をもとに決められます(NT政府のページ(新しいタブで開く))。段階の意味は「山火事の警報と火災危険度」で説明しています。

手順

BOMのサイトで確認する

警報の探し方は次のとおりです。

  1. どのページからでも、右上のメニューにある警報のアイコンを選ぶ。全州・準州の現在の警報が表示される。
  2. 「Use my current location」を選ぶと、今いる場所の警報が表示される。
  3. 地点のページでは、地名の下の「Current warnings」の帯が、警報があれば黄色、なければ灰色で表示される。帯を選ぶと警報の種類がわかる。
  4. 警報の題名を選ぶと、詳しい内容と安全のための助言が表示される。

BOM Weatherアプリでも警報を確認できます。電話で最新の警報を聞くこともできます(1300 659 210)。

激しい天気に備える

BOMのページの主な助言は次のとおりです。

  1. 庭やベランダの家具など、風で飛ぶ物を片づけるか固定する。
  2. 車を屋根の下に入れるか、シートでしっかり覆う。
  3. ドアと窓を閉め、カーテンを引く。
  4. 携帯電話などを充電しておく。
  5. 貴重品、薬、暖かい服をビニール袋に入れ、緊急用キットと一緒に手元に置く。

雷雨のときは、窓から離れて屋内にいます。屋外に安全な場所はありません。

  • 木の下で雨宿りをしない。
  • 冠水した道路を車や徒歩で通らない。
  • 泳いだりサーフィンをしたりしているときは、すぐに水から上がる。

日本との違い・注意点

  • 日本の気象庁は、特別警報・危険警報・警報・注意報を、危険度の高まりに応じて段階的に出しています(気象庁のページ(新しいタブで開く))。オーストラリアのBOMの警報は、暴風、雷雨、熱波などの現象の種類ごとに分かれています。地域で取るべき行動は、州のカウンシルや緊急サービスなどが3段階の警報で伝えます。
  • 警報は州・準州ごとに表示されます。旅行先の州の警報も確認してください。
  • BOMは、雷雨ぜんそく(thunderstorm asthma)の警報は出していません。地域でどう知らされるかは、州・準州の保健当局に確認するよう案内しています。
  • 州ごとの災害情報のアプリやサイトは「災害情報の入手先」にまとめています。

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自然・安全災害情報の入手先(Emergency information apps and websites)山火事・洪水・嵐などの警報は、州・準州ごとの公式アプリやサイトで確認します。天気の警報は気象局(BOM)、地域の行動の呼びかけは州の機関が出します。携帯電話への緊急通知やABCラジオの緊急放送もあります。1つの情報源だけに頼らないことが大切です。自然・安全雷雨・ひょう(Thunderstorms and hail)オーストラリアの激しい雷雨は、9月から3月に多く起こります。大きなひょう、強い突風、竜巻、鉄砲水をもたらすことがあります。警報が出たら屋内に入り、窓から離れます。屋外に安全な場所はありません。家の被害で助けが必要なときは、州緊急サービス(SES)に連絡します。自然・安全サイクロンへの備え(Tropical cyclones)サイクロン(熱帯低気圧)は、オーストラリア北部を中心に、11月1日から4月30日の季節に発生します。気象局(BOM)は強さを1から5の5段階で表します。強い風だけでなく、大雨による洪水や高潮も危険です。季節の前に備え、警報が出たら地域の指示に従います。自然・安全洪水への備え(Floods)洪水はオーストラリアのどこでも起こりえます。気象局(BOM)は川の洪水について、数日前の注意(Flood Watch)と、起きそうなときの警報(Flood Warning)を出します。洪水の水に入って亡くなった人もいます。冠水した道路は、車でも徒歩でも通りません。自然・安全熱波への備え(Heatwave)熱波は、最高気温と最低気温がその土地としては異常に高い日が3日続く状態です。オーストラリアでは、ほかのどの自然災害よりも多くの命を奪ってきました。気象局(BOM)の熱波予報と警報を確認し、水分補給と涼しい場所で過ごすことが基本です。自然・安全山火事の警報と火災危険度(Bushfire warnings and Fire Danger Ratings)山火事の警報は全国共通の3段階で、軽い順にAdvice(黄)、Watch and Act(オレンジ)、Emergency Warning(赤)です。これとは別に、火事が起きたらどれだけ危険かを示す火災危険度が4段階あります。どちらも全国で同じ仕組みが使われています。