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日差しと紫外線対策(Sun protection)

ひとことで言うと

オーストラリアは紫外線が強く、皮膚がんがとても多い国です。UV指数が3以上のときは、服・帽子・サングラス・日焼け止め・日陰の5つで肌を守るよう公的機関が勧めています。曇りの日や涼しい日でも紫外線は強いので、気温ではなく毎日のUV予報を確認します。

目次
  1. 紫外線と皮膚がん
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
UV

紫外線と皮膚がん

オーストラリア放射線防護・原子力安全庁(Australian Radiation Protection and Nuclear Safety Agency、ARPANSA)は、オーストラリアを皮膚がんの発生率が世界で最も高い国の一つとしています。オーストラリア人の3人に2人が、一生のうちに何らかの皮膚がんになります。その多くは日光の紫外線が原因です。

UV指数3が目安

紫外線の強さはUV指数(UV Index)で表します。ARPANSAと気象局(Bureau of Meteorology、BOM)の案内は次のとおりです。

UV指数目安
3未満最低限の対策で屋外にいられる。ただし長時間屋外にいるときや、水・雪など反射する場所の近くでは対策が必要
3以上服、帽子、サングラス、日焼け止め、日陰で肌を守る

紫外線は目に見えず、感じることもできません。暑くない日や曇りの日でも日焼けします。強い紫外線を浴びても、日焼けが肌に現れるまで16〜24時間かかることがあります(ARPANSA)。

5つの対策(Slip, Slop, Slap, Seek, Slide)

がん協会(Cancer Council)の啓発活動「SunSmart」は、次の5つを勧めています。

対策内容
Slip(服を着る)肌をできるだけ覆う。長袖・襟付きのシャツ、長いズボン。目の詰まった生地。UPF50+の表示がある服は保護効果が高い
Slop(日焼け止めを塗る)服で覆えない部分にSPF50または50+の日焼け止め
Slap(帽子をかぶる)つばの広い帽子。大人はつばが7.5cm以上。キャップやサンバイザーでは顔・首・耳が出る
Seek(日陰に入る)木陰やパラソルを使う。日陰でも水・砂・コンクリートの照り返しがあるので、ほかの対策も続ける
Slide(サングラスをかける)顔に沿った形で目をしっかり覆うもの。オーストラリア規格AS1067のカテゴリー2以上

日焼け止めの使い方

SunSmartのページ(新しいタブで開く)が勧める使い方です。

  • 外に出る20分前に塗る。
  • 量は多めに。大人が全身に塗るには、ティースプーン約7杯分が必要。
  • 少なくとも2時間ごとに塗り直す。
  • 水に入る・汗をかくときは、耐水性(water resistant)のものが落ちにくい。
  • SPF入りの化粧品だけでは足りない。先に日焼け止めを塗り、その上に化粧をする。
  • 使用期限を確認する。

オーストラリアで売られている日焼け止めには、「AUST L」または「AS/NZS 2604:98」の表示があります。

手順

  1. 朝、気象局のサイトかアプリで、その日のUV予報(最高UV指数)を確認する。
  2. UV指数が3以上の時間帯に外に出るときは、5つの対策をそろえる。
  3. 日焼け止めは外出の20分前に塗り、2時間ごとに塗り直す。

気象局のサイトでは、地域を検索して「Show more about today」を選び、「Sun and UV times」の欄を見ると、その日の最高UV指数がわかります。1時間ごとの予報も見られます。SunSmartの「SunSmart Global UV」アプリでも、紫外線の予報と通知を受け取れます。

ここに注意してね!

  • 気温で判断せず、UV指数で判断します。涼しい日や曇りの日でも、UV指数が3以上になることがあります。
  • 海辺では照り返しが強くなります。海での注意は「海の安全」にまとめています。
  • 暑さ対策は「熱波への備え」、皮膚の検査は「皮膚がんの検診」の記事で扱っています。

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自然・安全UV指数の見方(UV Index)UV指数は紫外線の強さを1から11以上の数字で表したものです。3以上なら日焼け対策が勧められています。気象局(BOM)の天気予報で1日の最大値と対策が必要な時間帯を、ARPANSAのサイトで実測値を確認できます。自然・安全熱波への備え(Heatwave)熱波は、最高気温と最低気温がその土地としては異常に高い日が3日続く状態です。オーストラリアでは、ほかのどの自然災害よりも多くの命を奪ってきました。気象局(BOM)の熱波予報と警報を確認し、水分補給と涼しい場所で過ごすことが基本です。自然・安全皮膚がんの検診(Skin cancer checks)オーストラリアでは皮膚がんが多く、自分で肌を定期的に見ることと、気になる変化があればGP(かかりつけ医)に診てもらうことが勧められています。リスクが高い人は6か月ごとに医師の全身チェックを受けるよう案内されています。見るべき変化と、受診の流れをまとめました。自然・安全海の安全(旗の間で泳ぐ、Swim between the flags)オーストラリアの海で泳ぐときは、ライフガードが見守る赤と黄色の旗の間で泳ぎます。最大の危険は離岸流(Rip current)で、毎年多くの人が亡くなっています。旗のない浜では、わからなければ海に入らないのが原則です。困ったら片手を上げて振り、助けを求めます。