政治の仕組み
政治の仕組み
政治の仕組み憲法(Australian Constitution)オーストラリアの憲法は1901年1月1日に施行され、6つの植民地を1つの国にしました。議会・政府・裁判所の仕組みと、連邦と州の権限の分け方を定めています。改正には国民投票で「二重の過半数」が必要で、これまでに8回改正されています。政治の仕組み裁判所の仕組み(Courts in Australia)オーストラリアの裁判所は、連邦の裁判所と、州・準州の裁判所に分かれます。最上位は高等裁判所(High Court)で、憲法の解釈と、各地の裁判所からの上告を扱います。家族法や移民の事件は連邦の裁判所、多くの刑事・民事の事件は州・準州の裁判所が扱います。政治の仕組み国家元首と総督(The King and the Governor-General)オーストラリアは立憲君主制の国で、国王はチャールズ3世です。総督(Governor-General)は国王の代理として、法案への裁可、選挙の開始、首相の任命などを行います。総督は、慣例により首相や大臣の助言に従って行動します。政治の仕組み法律ができるまで(How laws are made)連邦の法律は、法案(bill)として議会に出され、下院と上院の両方で同じ形で可決された後、総督の裁可(Royal Assent)を受けて「議会制定法(Act of Parliament)」になります。多くの法案は政府の大臣が下院に出します。政治の仕組み政治の仕組み(Australian system of government)オーストラリアは6つの州と2つの準州からなる連邦国家で、国王を元首とする立憲君主制です。下院で多数の支持を得た政党(または連合)が政府をつくり、その党首が首相になる議院内閣制をとっています。法律をつくる議会、法律を実行する政府、法律を解釈する裁判所に権力が分けられています。政治の仕組み連邦議会(下院と上院、Parliament of Australia)連邦議会は、国王(総督が代理)と、下院(150人)・上院(76人)の2つの院からなります。法案は両院で可決され、総督の裁可を受けて法律になります。下院の任期は最長3年、州選出の上院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されます。政治の仕組み首相と内閣(Prime Minister and Cabinet)首相(Prime Minister)は連邦政府の長で、下院の多数の支持を得た政党(または政党の連合)の議員の投票で選ばれます。首相と内閣(Cabinet)は憲法には書かれていない、慣例による仕組みです。内閣は首相と約20人の大臣からなり、政府の政策を決めます。政治の仕組み州・準州の政府(State and territory governments)オーストラリアの6つの州と2つの準州は、それぞれ議会と政府を持っています。州政府の長は州首相(Premier)、準州政府の長は首席大臣(Chief Minister)です。クイーンズランド州と2つの準州の議会は一院制、ほかの5州は二院制です。学校、病院、警察、公共交通などは州・準州が担当します。政治の仕組み連邦・州・地方の役割(Three levels of government)オーストラリアの政府は、連邦(国)、州・準州、地方(カウンシル)の3段階です。国防・移民・通貨などは連邦、学校・病院・警察・公共交通などは州・準州、ごみ収集・地域の道路・図書館などはカウンシルが主に担当します。困りごとの窓口を探すときは、どの段階の担当かを確認します。