出国の流れ(Departing Australia)
オーストラリアを出国するときは有効なパスポートが必要で、出国審査はSmartGateか係官の窓口で受けます。国際線の機内持ち込みの液体は1容器100mL以下などの制限があります。出国旅客税(PMC)A$70は、航空券を買うときに集められます(2026年10月時点)。
出国のときに知っておくこと
出国の手続きは、オーストラリア国境警備隊(Australian Border Force、ABF)が行います。出国するすべての人に、有効なパスポートか渡航文書が必要です(ABFのページ(新しいタブで開く))。
出国審査(SmartGate)
ABFの出国用SmartGateのページでは、機械読み取り式の有効なパスポートを持つ旅行者は、出国用のSmartGateを使えます。画面は英語、日本語、韓国語、中国語(標準中国語)の4言語です。
次の場合は使えません。係官のいる審査窓口(Manual Passport Control)で手続きします。
- 乳幼児や小さい子どもなど、手助けが必要な人と一緒に旅行している
- 国際線の国内区間に乗っていて、航空券にオレンジ色の「D」のシールが貼られている
オーストラリア国籍でない人は、出国のときにも指紋の確認を求められることがあります。
機内持ち込みの液体・粉末
国際線では、機内に持ち込む液体・エアゾール・ジェルと一部の粉末に制限があります。オーストラリアを出国するとき、乗り継ぐとき、国際線ターミナルから出る便の国内区間に乗るときに適用されます。預け入れ荷物には適用されません。
| 種類 | 制限 |
|---|---|
| 液体・エアゾール・ジェル | 1容器100mL(100g)以下。中身が少なくても、容器が100mLを超えると不可 |
| 入れる袋 | 透明で再封できるビニール袋1つ(1人1袋)。袋の閉じた部分の4辺の合計が80cm以下(例:20cm×20cm) |
| 無機物の粉末(塩、砂など) | 1人の合計が350mL(350g)以下 |
| 有機物の粉末(粉ミルク、コーヒー、小麦粉など) | 制限なし |
ワイン、ビール、はちみつ、ジャム、ベジマイト、ピーナッツバターなども液体・ジェルとして扱われます。粉ミルク、飛行中に必要な薬(処方薬と市販薬)、医療用品は制限の例外です。医師の手紙など、薬の必要を示す書類を持って行きます。
シドニー空港のページ(新しいタブで開く)では、免税店で買ったものもこの制限の対象と説明されています。
出国旅客税(Passenger Movement Charge、PMC)
オーストラリアから外国へ出国する人には、A$70のPMCがかかります(2026年10月時点、ABFのページ))。PMCは、航空会社などが航空券を売るときに集めます。出発日に11歳以下の人や、出入国審査を受けない乗り継ぎ客などは免除です。
高価な品物を持って出国し、また持ち帰る場合
パソコンやカメラなどの高価な品物を持って出国し、またオーストラリアに持ち帰る予定の場合は、「B263 Goods exported in passenger baggage」の用紙に登録できます。製造番号などを書きます。旅行者の税金還付(TRS)を申請する品物には使えません。
オーストラリア国内で免税・非課税で買った品物は、自分で持って出国し、出発地点で検査を受ける必要があります。
手順
- 出発前に、液体などを機内持ち込みの制限に合わせて詰める。大きな容器は預け入れ荷物に入れる。
- 空港で、チェックイン、保安検査、出国審査を受ける。順番は空港の案内に従う。保安検査では、液体・粉末を別に出すよう求められることがあります。
- 出国審査でSmartGateを使う場合は、パスポートの写真のページを下にして読み取り機に入れ、返ってきたパスポートを受け取ってゲートに入り、カメラを見る。ゲートが開いたら進む。
- 税金還付(TRS)を申請する場合は、TRSの窓口で申請する。窓口の場所と条件は「旅行者の税金還付(TRS)」で確かめる。
- 搭乗口へ向かう。
SmartGateでは、マスク、帽子、サングラス、ヘッドホン、首のまわりのかさばる物を外します。宗教上のかぶり物は、あごの下から額の上までと顔の両端が見えていれば着けたままでかまいません。
ここに注意してね!
- 出国旅客税(A$70)は、航空会社などが航空券を売るときに集めます。小型機や船などでは、係官が出発地で直接集めることがあります。
- 審査を受けている間や係官に指示されたときは、カメラや携帯電話を使えません。
- A$10,000相当以上の現金などを持って出国するときは申告が必要です(「現金の申告」)。
- 買った品物の税金の還付は「旅行者の税金還付(TRS)」、SmartGateは「自動化ゲート(SmartGate)」で扱っています。
- 2026年10月時点で、キャンベラ国際空港では係官の窓口で顔の画像を使う試行が出国時にも行われています。参加は任意です(5歳以上)。
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