自動化ゲート(SmartGate)
ひとことで言うと
SmartGateは、顔認証とパスポートで入国・出国の審査を行う自動化ゲートです。到着時は、有効なパスポートを持つ7歳以上(身長1.1m以上)の人が、オーストラリア国籍以外でも使える場合があります。画面は日本語を選べます。
SmartGateのしくみ
SmartGateは、オーストラリア国境警備隊(Australian Border Force、ABF)が主要な国際空港に設置している自動化ゲートです。顔認証とパスポートで本人確認を行い、入国・出国の審査(Passport Control)を通ります。
到着時に使える人
ABFのページ(新しいタブで開く)では、オーストラリア国民と外国籍の人(Australian and Non-citizens)のうち、次の条件を満たす人が使える場合があるとしています。
- 有効なパスポートで渡航している
- 身長1.1m以上
- 7歳以上(子どもは親か法定後見人と一緒)
次の人は到着用のSmartGateを使えません。
- 国際線の国内区間だけに乗っている人
- ひとりで旅行する16歳未満の子ども
ABFは、これまでICチップ付きのパスポート(ePassport)が必要だった条件を、すべての有効なパスポートに広げる試行を行っています(2026年10月時点)。
出国時に使える人
出国用のページでは、機械読み取り式の有効なパスポートを持つ旅行者が対象です。次の場合は使えません。
- 赤ちゃん、小さな子ども、手助けが必要な人など、画面の指示に従うのに手助けが必要な人と一緒の場合
- 国際線の国内区間に乗っていて、搭乗券にオレンジ色の「D」のシールがある場合
画面の言語
到着用の画面は英語のほか、日本語を含む22の言語を選べます。出国用の画面は英語、日本語、韓国語、中国語(標準中国語)の4言語です。
手順
到着時は2段階です。
- キオスク(端末)に、写真のページを下にしてパスポートを奥まで差し込み、差したまま画面の質問に答える。
- 手続きができると、チケットが印刷される。チケットは入国カードと一緒に持つ。うまくいかなかった場合は、係官のいる審査窓口(Manual Passport Control)へ進む。
- 空いているSmartGateに入り、カメラの方を向いて画面の指示に従う。ゲートには1人ずつ入る。
- 扉が開いたら荷物の受け取りへ進む。閉じたままの場合は、SmartGateの案内カウンター(SmartGate Assistance Desk)へ行く。
- 出口でチケットと入国カードをABFの係官か検疫の係官に渡す。
出国時は、パスポートを読み取り機に入れて返却されたら受け取り、ゲートに入ってカメラを見ます。ゲートが開いたら進みます。
ここに注意してね!
- キオスクとゲートでは、マスク、帽子、サングラス、ヘッドホン、首回りのかさばる物を外します。宗教上のかぶり物は、あごの下から額の上までと、顔の両端が見えていれば着けたままでかまいません。
- 親と子どもで使う場合は、親(1人目)、子ども、親(2人目)の順にゲートを通ります。
- 自分で車いすを操作できる人は使えます。介助者が車いすを押す必要がある場合は、航空会社の介助用の審査窓口へ進みます。
- 黄熱の流行国から到着した人は、条件を満たせばSmartGateで予防接種の状況を申告できます。
- 入国の流れ全体は「入国の流れ」で説明しています。
この記事をシェアする
次に読むならこれ
観光免税範囲(Duty free concessions)18歳以上の旅行者は、一般の物品はA$900まで、酒類は2.25Lまで、たばこは未開封1箱(25本または25gまで)と開封済み1箱まで、税金なしで持ち込めます(2026年10月時点)。超える場合は申告が必要で、超えた分だけでなくその種類の品物全体に税金がかかります。観光旅行者の税金還付(Tourist Refund Scheme、TRS)オーストラリアで買った品物を手荷物で国外に持ち出すとき、条件を満たせばGST(消費税)とWET(ワイン税)の還付を受けられます。同じABNの店で合計A$300以上(GST込み)、出国前60日以内の購入などが条件です。出国当日に空港のTRSの窓口で申請します。観光キャンプの基本(Camping tips)国立公園でキャンプをするときは、決められた場所にテントを張り、水を十分に持って行き、ごみは全て持ち帰るのが基本です。たき火ができるかは公園や火の使用禁止の状況で変わります。野生動物にえさをやってはいけません。
関連する記事
観光入国の流れ(Arriving in Australia)空港に着いたら、入国審査(SmartGateまたは係官)、荷物の受け取り、税関と検疫の順に進みます。有効なパスポートと入国カード(Incoming Passenger Card)が必要で、オーストラリア国籍でない人は有効なビザも必要です。食品や植物などは申告するか、空港のごみ箱に捨てます。観光入国時の申告(Incoming Passenger Card・Australia Travel Declaration)オーストラリアに入国するときは、法律に基づいて入国カード(Incoming Passenger Card、IPC)を記入して提出します。2026年10月時点では、一部のカンタス航空便でアプリから申告する「Australia Travel Declaration(ATD)」が試行されていますが、案内を受けていない人は紙のIPCを使います。観光出国の流れ(Departing Australia)オーストラリアを出国するときは有効なパスポートが必要で、出国審査はSmartGateか係官の窓口で受けます。国際線の機内持ち込みの液体は1容器100mL以下などの制限があります。出国旅客税(PMC)A$70は、航空券を買うときに集められます(2026年10月時点)。ビザ・移住ETA(電子渡航許可、Electronic Travel Authority、subclass 601)日本のパスポートを持つ人は、観光や知人訪問などの短期滞在にETAを使えます。申請はスマートフォンの「Australian ETA」アプリで行い、2026年10月時点でサービス料A$20がかかります。12か月の間に何度でも入国でき、1回の滞在は最長3か月です。働くことはできません。観光持ち込み禁止品と検疫(Biosecurity)オーストラリアは検疫(バイオセキュリティ)がとても厳しく、食品・植物・動物由来の品、土の付いた靴や道具は申告するか空港のごみ箱に捨てる必要があります。生の果物、真空パックを含む缶詰以外の肉、生卵、生米などは原則持ち込めません。申告すれば罰せられませんが、申告しないと違反金やビザ取り消しの対象になります。観光現金の申告(Travelling with cash)オーストラリアに持ち込む・持ち出す現金の額に上限はありませんが、豪ドルと外貨の合計がA$10,000相当以上なら申告が必要です。トラベラーズチェックなどの持参人払いの証券も合計に含まれます。申告はAUSTRACのオンラインフォームで、税関を通る前に行います。