会計年度(Financial year、7月〜6月)
ひとことで言うと
オーストラリアの会計年度(financial year)は7月1日から翌年6月30日までの12か月です。税務署(ATO)は「2026–27」のような年度ごとに税率を示しており、自分で確定申告をする人は7月1日から10月31日までに申告します。
会計年度の期間
オーストラリアの連邦法の解釈法(Acts Interpretation Act 1901(新しいタブで開く))は、「financial year」を7月1日から始まる12か月と定めています。つまり、7月1日から翌年6月30日までです。
年度の書き方
年度は、始まりの年と終わりの年を並べて書きます。たとえば「2026–27」は、2026年7月1日から2027年6月30日までです。税務署(Australian Taxation Office、ATO)の税率のページ(新しいタブで開く)も、「2026–27」「2025–26」のように年度ごとに税率を載せています。
ATOは、税金の計算の対象となる年度を「income year」(所得年度)と呼んでいます。
確定申告の時期
ATOの「Lodge your first tax return」によると、自分で確定申告(Tax return)をする人は、7月1日から10月31日までに申告します。オンライン(myTax)で申告すると、多くの情報があらかじめ入力されます。
申告の前には、勤務先が年間の給与の記録(income statement)を「tax ready」にするのを待つ必要があります。申告の進め方は「確定申告(Tax return)」にまとめています。
1年の流れ(個人の場合)
| 時期 | 主なこと |
|---|---|
| 7月1日 | 新しい会計年度が始まる |
| 7月1日〜10月31日 | 前の年度の確定申告をする期間(自分で申告する場合) |
| 6月30日 | 会計年度が終わる |
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日本の国の会計年度は、財政法(新しいタブで開く)第11条で4月1日から翌年3月31日までと定められています。オーストラリアの会計年度とは始まりが3か月違います。
- 日本の所得税の確定申告は、国税庁の案内(新しいタブで開く)によると、1月1日から12月31日までの所得について、原則として翌年2月16日から3月15日までに行います。オーストラリアでは、ATOが「2026–27」のような年度ごとに税率を示し、確定申告は7月1日から10月31日までです。
- 日本とオーストラリアの両方で収入がある人は、対象となる期間が国によって違う点に注意が必要です。個別のことは、登録税理士(Tax agent)や日本の税務署に相談してください。
- 登録税理士の探し方は「登録税理士(Tax agent)と相談先」で扱っています。
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基礎知識オーストラリア・デー(Australia Day)オーストラリア・デーは毎年1月26日の祝日で、1788年にイギリスからの第一船団がシドニー湾に着いた日にちなみます。全国で地域の行事や市民権授与式が開かれます。一方で、この日を追悼の日と考える人もいて、政府系の機関もこの日には複数の意味があると説明しています。基礎知識学校の休み(School holidays)公立校の休みは年4回で、4月前後・7月前後・9月〜10月に2週間前後ずつ、12月〜1月に長い夏休みがあります。日程は州・準州ごとに違います。2026年12月から2027年末までの休みの区切りを州別にまとめました。基礎知識時差とサマータイム(Time zones and daylight saving)オーストラリア本土には3つの標準時があり、日本との時差は西部で1時間遅れ、中部で30分進み、東部で1時間進みです。サマータイムはNSW・VIC・SA・TAS・ACTだけで行い、2026〜2027年は2026年10月4日から2027年4月4日までです。その間、これらの州では日本との時差がさらに1時間広がります。
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仕事・税金確定申告(Tax return)オーストラリアの確定申告は、7月1日〜翌年6月30日の1年分を申告します。自分で申告する場合の期限は10月31日です。登録税理士(registered tax agent)に頼む場合は、10月31日までに依頼すれば、それより後に申告できることがあります。オンラインならmyGov経由のmyTaxで申告できます。仕事・税金所得税の仕組み(Income tax)オーストラリアの所得税は、7月1日〜翌年6月30日の1年間の課税所得に累進税率をかけて計算します。税率は、税務上の居住者・非居住者・ワーキングホリデーメーカーで異なります。居住者には非課税枠(A$18,200)とメディケア税(2%)があり、非居住者にはどちらもありません。仕事・税金myTaxでの申告(myTax)myTaxは、税務署(ATO)のオンラインの確定申告の仕組みです。myGovのアカウントをATOとつなげば、パソコンやスマートフォンから無料で申告できます。雇用主や銀行などの情報は7月下旬までにおおむね自動入力され、還付は一般に2週間以内です。基礎知識祝日(Public holidays)オーストラリアの祝日は州・準州ごとに法律で決まっています。元日、オーストラリア・デー、グッド・フライデー、イースター・マンデー、アンザック・デー、クリスマス、12月26日の祝日は8州・準州すべてにありますが、振替の扱いは州で違います。労働者の日や国王誕生日の日付、州独自の祝日も州ごとに違います。日本との関係日本の税金と納税管理人(Japanese tax for non-residents and tax agent in Japan)日本の所得税法では、海外に住んで日本の「非居住者」になっても、日本国内の不動産の賃貸収入などがあると日本で確定申告が必要になる場合があります。その場合は「納税管理人」を決めて、税務署長に届け出ます。居住者か非居住者かは、住所(生活の本拠)などで判断します。基礎知識アンザック・デー(Anzac Day)アンザック・デーは毎年4月25日の祝日で、第一次世界大戦中の1915年にオーストラリアとニュージーランドの兵士がガリポリに上陸した日にちなみます。現在は、戦争や紛争、平和維持活動で亡くなったすべてのオーストラリア人を追悼する日です。夜明けの式典や行進が全国で行われます。