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教育・子育て / 学校制度

学校の水泳教育(school swimming and water safety)

在住駐在
ひとことで言うと

オーストラリアの多くの州・準州では、公立の小学校で水泳と水の安全の授業が行われます。対象の学年、期間、費用の負担は州ごとに違います。プールだけでなく、海や川での安全の学習を含むプログラムもあります。

目次
  1. 泳ぎより「水の安全」
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 費用
  5. 日本との違い・注意点

泳ぎより「水の安全」

オーストラリアの学校の水泳教育は、泳ぎ方だけでなく、水の事故から身を守る「水の安全(water safety)」を重視しています。教育は州・準州が担当しているため、対象の学年や進め方は州ごとに違います。

多くの州の公式ページは、水泳と水の安全の学習を、保健体育(Health and Physical Education)の授業の一部として位置づけています。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

内容は2026年10月時点の各州・準州の教育省のページによります。主に公立校についての情報です。

州・準州主なプログラム対象・内容
NSW学校の水の安全プログラム(Survival swimming)公立校のYear 2〜6と、英語集中センター(Intensive English Centres)の生徒が対象。5日間連続で、さまざまな水辺での自分の身を守る技能を学ぶ(NSW教育省のページ(新しいタブで開く))
VIC州のカリキュラムの中での水泳と水の安全2017年から、Foundation〜Level 10のすべての生徒に教えることがカリキュラムで求められている。Year 6の終わりまでに、50mを続けて泳ぐことなどを含む「Victorian Water Safety Certificate」の技能が目安(VIC教育省の方針(新しいタブで開く))
QLD水の安全教育(water safety education)公立校はPrep〜Year 6で水の安全教育を行う。進め方は各校が決める(QLD教育省のページ(新しいタブで開く))
WA学期中の水泳(Interm swimming)Pre-primary〜Year 7が対象。公立校の小学生の授業料は州が負担する。会場までの交通費や入場料は、保護者が払うことが多い(WA教育省のページ(新しいタブで開く))
SA州教育省の水の安全プログラムプール、サーフ教育(surf education)、アクアティクス(aquatics)のプログラムがあり、州内のプール・水辺・海岸で行う(SA教育省のページ(新しいタブで開く))
ACT水の安全プログラム(Water Safety Program)公立校のYear 2向けのプログラムとして案内されている(ACT政府のページ(新しいタブで開く))
TAS水泳と水の安全プログラム公立校のYear 3・4・5は参加が必要。毎年2週間、10回連続の授業。Year 5の終わりに支援が必要と判断されたYear 6は任意で参加(TAS教育省のページ(新しいタブで開く))
NT学校の水泳プログラム(swimming in schools)Year 1〜6のすべての子どもが対象。公立・私立校に子ども1人あたりの資金が出る。Year 6の終わりまでに、Royal Life Saving AustraliaのSwim and Surviveのレベル7と同等の技能が目安(NT教育訓練省のページ(新しいタブで開く))

補足

  • WAでは、学校の休みに受けられる水泳教室「VacSwim」も州教育省が案内しています。
  • NTでは、学校の水泳プログラムとは別に、スポーツのバウチャー(Sports vouchers)などの制度があります。学校の水泳のためにバウチャーを使う必要はないと案内されています。
  • TASのプログラムでは、ボートの安全、ライフジャケット(personal floatation devices)の使い方、サバイバル・スイミング、手を伸ばして助ける方法(reach to rescue)なども学びます。

手順

  1. 子どもの学校から届く案内で、水泳の日程、場所、持ち物を確認する。
  2. 参加の同意書や費用の支払いが必要な場合は、期限までに学校に出す。
  3. 泳ぐのが苦手な場合や、健康上の配慮が必要な場合は、事前に学校に伝える。

費用

費用の負担は州や学校で違います。たとえばWAでは、公立校の小学生の授業料は州が負担しますが、交通費や入場料は保護者が払うことが多いと案内されています(2026年10月時点)。実際の費用は、子どもの学校からの案内でわかります。

ここに注意してね!

  • NSW(5日間連続)やTAS(毎年2週間・10回連続)のように、短い期間にまとめて行う州があります。WAでは、多くの授業が学校の外のプールで行われます。
  • 海や川での安全の学習を含む州もあります。海での注意点は「海の安全(旗の間で泳ぐ)」で扱っています。
  • 学校の水泳とは別に、家庭で子どもの水の事故に注意することも大切です(「プールと子どもの水難事故」)。

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