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お酒の購入と飲酒のルール(Alcohol laws)

ひとことで言うと

オーストラリアでは、お酒を買う・酒類の営業許可のある店で飲むのは全国共通で18歳以上です。年齢の確認でパスポートを見せられるかなど、身分証や持ち帰りのお酒の買い方のルールは州・準州ごとに違います。北部準州(NT)では、持ち帰りのお酒を買うたびに身分証が必要です。

目次
  1. 全国共通のルール
  2. 年齢の確認
  3. 州・準州ごとの違い
  4. 手順
  5. 日本との違い・注意点

全国共通のルール

保健省のページ(新しいタブで開く)によると、次のルールは全国共通です。

項目ルール
年齢お酒を買う、または酒類の営業許可のある店(licensed venue)で飲むのは18歳以上
販売18歳未満の人や、すでに酔っている人にお酒を売るのは違法
表示容器入りのお酒には、標準ドリンク(standard drinks)の数を表示する
飲める場所お酒を飲めない場所がある。場所のルールは州・準州ごとに違う

18歳未満の人にお酒を渡すこと(secondary supply)のルールも州・準州で違います。公共の場所での飲酒のルールは「知っておきたい法律」を見てください。

年齢の確認

酒類の営業許可のある店やボトルショップ(酒屋)では、年齢の確認のために身分証を求められることがあります。NSWとVICの当局のページでは、25歳未満に見える人の身分証を確かめることが示されています。年齢の確認に使える身分証は州・準州の法律で決まっています。

州・準州ごとの違い

2026年10月時点の内容です。

州・準州年齢の確認に使える主な身分証ほかのルール
NSWNSWの運転免許、他州・外国の運転免許、オーストラリアや外国のパスポート、NSWの写真付きカード、他州の年齢証明カード、Keypass酒類を売る店に入る・お酒を買う・飲むのは18歳以上(家族向けの区域などの例外あり)
VICオーストラリアの運転免許、外国の運転免許(英語でない場合は翻訳者(NAATI)の翻訳か国際運転免許証が必要)、年齢証明カード、Keypass、オーストラリアや外国のパスポートなど偽の身分証でお酒を買う・店に入ると、A$1,000を超える罰金の対象
QLD写真付きの身分証カード、オーストラリアの運転免許、外国の運転免許(英語でない場合は国際運転免許証も必要)、どの国のパスポートでも可、年齢証明カード身分証は有効期限内で、写真と生年月日が必要
WA有効なパスポート、写真付きのオーストラリアの運転免許、WAの写真付きカード、各州の年齢証明カードなど18歳未満の人のためにお酒を買うのは違法。身分証の写真やスクリーンショットは認められない
SA各州の公式ページで確認酒類の営業許可のある場所や飲食店などで、年齢の証明を求められることがある。求められて示さないと、最高A$2,500の罰金か反則金A$210
ACT各州の公式ページで確認18歳未満が公共の場所でお酒を持つ・飲むのは違法。18歳未満の人が営業許可のある店や公共の場所で18歳以上の人にお酒を買ってもらうと、両方が違反になる
TAS各州の公式ページで確認18歳未満がお酒を買うのは違法。18歳未満の人にお酒を買いに行かせる・営業許可のある店へ取りに行かせるのも違反。18歳未満が偽の書類を使うと罰金の対象
NT年齢証明カード(18+カード)、オーストラリアや多くの外国の運転免許、オーストラリアや多くの外国のパスポートなど持ち帰りのお酒を買うときは、毎回身分証が必要。日曜日は営業許可のある店に付属する酒屋だけが開き、聖金曜日とクリスマスはすべての酒屋が休み

各州・準州のページ:NSW(新しいタブで開く)、VIC(新しいタブで開く)、QLD(新しいタブで開く)、WA(新しいタブで開く)、SA(新しいタブで開く)、ACT(新しいタブで開く)、TAS(新しいタブで開く)、NT(新しいタブで開く)

NTの持ち帰りのお酒

NT政府のページによると、NTでは持ち帰りのお酒を買うとき、購入禁止者の登録(Banned Drinker Register)に載っていないかを確かめるため、毎回身分証を見せます。身分証は支払いの前に返されます。

  • 地域ごとに買える時間や量の制限があります。たとえばダーウィン周辺では、月曜日から金曜日と日曜日は10:00〜22:00、土曜日と祝日は9:00〜22:00です。
  • ダーウィン周辺では、どこで飲むかを聞かれます。答えられない場合や、飲酒が禁止された場所を答えた場合は、売ってもらえないことがあります。
  • タクシーの運転手にお酒を買ってきてもらうことはできません。
  • 他州の公式のデジタル運転免許は使えますが、身分証の写真は認められません。

手順

  1. お酒を買う・バーやパブに入るときは、有効なパスポートなど、その州で認められる身分証を持って行く。
  2. 店で求められたら、身分証を見せる。写真やコピーではなく、本物を見せる。
  3. 持ち帰りのお酒を飲む場所が、飲酒禁止の場所でないかを確かめる。

ここに注意してね!

  • お酒を買える・飲める年齢は18歳以上です。
  • 18歳以上でも、若く見えると身分証を求められます。身分証を持っていないと、売ってもらえないことがあります。
  • 年齢の確認に使える身分証は州・準州で違います。外国の運転免許やパスポートの扱いは、その州の公式ページで確かめてください。
  • 運転免許を持っていない人の年齢証明カードについては「年齢証明のカード」を見てください。
  • 飲酒運転の基準は「飲酒運転の基準」、お酒を出す仕事の資格は「RSA」を見てください。

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生活知っておきたい法律とマナー(Laws to know)オーストラリアでは、お酒を買う・店で飲むのは18歳以上、たばこの販売も18歳以上が対象です。公共の場所での飲酒の制限や、ごみのポイ捨ての罰金などは州・準州や自治体ごとにルールが違います。日本と同じ感覚で行動すると違反になることがあるため、住む地域のルールを確認してください。生活年齢証明のカード(Proof of age card・Photo card)運転免許を持っていない人のために、各州・準州が写真付きの年齢証明・身分証明のカードを発行しています。カードの名前、申請できる年齢、料金は州・準州ごとに違い、多くの州ではその州に住んでいることが条件です。買い物・食外食の基本(チップ・BYO)オーストラリアのレストランやホテルは、勘定にサービス料を加えません。チップは任意で、多くの店では期待されていません。週末・祝日の追加料金はメニューへの表示が必要です。お酒の持ち込み(BYO)のルールは州ごとに違い、店の同意が必要です。仕事・税金お酒を出す仕事の資格(RSA、Responsible Service of Alcohol)バーやレストランなどでお酒を出す・売る仕事には、多くの場合 RSA の研修修了が必要です。取得の期限、カードの有無、更新、他州の資格の扱いは州・準州ごとに違います。働く州の当局の公式ページで確認してください。車・運転飲酒運転の基準(Drink driving and BAC limits)オーストラリアでは、フル免許の多くの運転者は血中アルコール濃度(BAC)0.05未満で運転しなければなりません。仮免許(L)とP免許の人はBACゼロです。バスやタクシーの運転者などにもゼロや低い基準があり、ACTでは一部の外国の免許の人もゼロです。基準と罰則は州ごとに違います。生活飲酒・薬物の法律(Alcohol and drug laws)大麻(cannabis)、MDMA、覚醒剤、ヘロインなどは違法な薬物です。少量の所持の扱いは州・準州で違い、罰金や健康についての面談で済む制度がある州もありますが、合法になったわけではありません。体内に違法薬物が少しでもある状態での運転は違法です。お酒は18歳以上で、飲酒運転の基準は全国で血中アルコール濃度0.05です。買い物・食ビールの頼み方(Ordering beer)ビールのグラスには大きさごとに呼び名があります。ビクトリア州の健康増進財団は、285mlのグラスを「ポット/ミディ(pot/middy)」、425mlのグラスを「スクーナー(schooner)」と説明しています。アルコールの量は「標準ドリンク(standard drink)」で数え、1標準ドリンクは純アルコール10gです。