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年齢証明のカード(Proof of age card・Photo card)

ひとことで言うと

運転免許を持っていない人のために、各州・準州が写真付きの年齢証明・身分証明のカードを発行しています。カードの名前、申請できる年齢、料金は州・準州ごとに違い、多くの州ではその州に住んでいることが条件です。

目次
  1. 免許の代わりになる写真付きカード
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 費用
  5. 日本との違い・注意点

免許の代わりになる写真付きカード

各州・準州の政府は、運転免許を持っていない人のために、写真付きのカードを発行しています。たとえばNSWの案内では、NSW Photo Cardは、運転免許が身分証明として認められる多くの場所で使えるとされています。

カードの目的は州によって少し違います。年齢の証明が主な目的のカードと、身分証明全般に使えるカードがあります。どれも申請は任意です。

申請には、本人確認の書類が必要です。どの書類が使えるかは州ごとに決まっています。多くの州では、その州に住んでいることも条件です。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

料金は2026年10月時点です。

州・準州カードの名前発行する機関申請できる人有効期間料金
NSWNSW Photo CardService NSW(Transport for NSW)NSW在住の16歳以上5年(21歳以上の条件にあたる人は10年)Service NSWのページ(新しいタブで開く)で確認
VICProof of Age cardLiquor Control Victoria17歳11か月から申請可。使えるのは18歳から各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
QLDPhoto identification card運輸道路省(TMR)15歳以上各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
WAWA Photo Card運輸省(DTMI)WA在住の16歳以上5年A$49.70
SAProof of age cardService SA17歳11か月以上期限なしA$25
ACTProof of identity cardAccess Canberra18歳以上であることを示すカード各州の公式ページで確認A$9.00
TASPersonal information cardService TasmaniaTAS在住の14歳以上5年A$30.75
NTEvidence of age card自動車登録局(MVR)NT在住の18歳以上5年各州の公式ページで確認

各州の補足

  • NSW:Service NSWのセンターで申請します。Service NSWのページでは、一部のオンライン申請などでは運転免許の代わりに使えない場合があります。
  • VIC:申請書は、一部のVicRoadsの窓口、郵便局、薬局などで手に入ります。申請書には、1年以上知っていて選挙人名簿に載っている人の署名が必要です。州政府のページ(新しいタブで開く)の案内では、留学生などオーストラリアの居住者でない人は、滞在や就学の資格を示す書類の写しも出します。カードは申請から20〜25営業日で届きます。
  • QLD:2019年4月から、以前の「adult proof of age card」に代わって「photo identification card」になりました。以前のカードも、カードの有効期限までは使えます(州政府のページ(新しいタブで開く))。カードは申請から21日以内に郵送されます。
  • WA:運輸省のサービスセンターか地域の代理店で申請します。住所を載せたカードと載せないカードの2枚を持つこともできます(運輸省のページ(新しいタブで開く))。
  • SA:SAの写真付き運転免許を持っている(持っていた)人は、mySAGOVでオンライン申請できます。それ以外の人はService SAのセンターで申請します(州政府のページ(新しいタブで開く))。
  • ACT:Access Canberraのサービスセンターで申請し、料金はVISAかMastercardで払います。カードは最長21日で郵送されます。以前の「Proof of age card」に代わるカードです(Access Canberraのページ(新しいタブで開く))。
  • TAS:Service Tasmaniaのページ(新しいタブで開く)では、外国のパスポートを主要書類として使えるとしています。その場合は、ビザの許可通知かVEVO(ビザの確認サービス)の記録を補助書類にできます。書類は原本で、英語でないものはNAATI認定の翻訳者による英訳が必要です。
  • NT:MVRの窓口で申請します。NTの優遇制度(NT Concession Scheme)のカードを持つ人は無料です(NT政府のページ(新しいタブで開く))。

手順

州によって細かい流れは違いますが、おおむね次のとおりです。

  1. 住んでいる州・準州の公式ページで、申請書と必要な書類を確認する。
  2. 申請書を書く。州によっては、知人や立会人の署名が必要。
  3. パスポートなどの本人確認の書類を原本で用意する。住所を示す書類が必要な州もある。
  4. 窓口で書類を見せ、写真を撮り、料金を払う。
  5. カードが郵送で届いたら、記載に誤りがないか確認する。

費用

上の表のとおりです(2026年10月時点)。料金が書かれていない州は、各州の公式ページに載っています。年金受給者などへの割引や免除がある州もあります。

ここに注意してね!

  • 申請の条件として、その州に住んでいることを求める州が多くあります。旅行で短く滞在する人は、申請できない場合があります。
  • カードは州ごとに別のものです。引っ越したときは、新しい州の条件を見直しましょう。
  • お酒の購入で求められる身分証明は、「お酒の購入と飲酒のルール」の記事で扱っています。
  • WAでは、カードを他人に貸したり使わせたりすることは違反です。VICでも、虚偽の申請やカードの不正な取得は重い違反で、起訴されることがあると州政府は案内しています。
  • 写真付きのカードは、100ポイントチェックなどの本人確認の書類としても使われることがあります。くわしくは「身分証明の書類」にまとめています。

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