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身分証明の書類(100ポイントチェック、100 point ID check)

ひとことで言うと

オーストラリアでは、本人確認のときに書類ごとの点数を合計して100点以上を求める「100ポイントチェック」が使われることがあります。点数や認められる書類は機関ごとに違うため、手続きをする機関の一覧で確認してください。海外から来た人はパスポートが中心になります。

目次
  1. ポイントチェックとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

100ポイントチェックとは

「100ポイントチェック(100 point check)」は、身分証明の書類にそれぞれ点数を付け、合計が100点以上になるように提出してもらう本人確認の方法です。警察の犯罪経歴確認などで使われています。

点数の付け方や認められる書類は、全国で統一されていません。手続きをする機関が出している一覧で確認する必要があります。

例1:連邦警察の犯罪経歴確認

連邦警察(Australian Federal Police、AFP)の犯罪経歴確認(National Police Check)では、100ポイントのチェックリスト(PDF)(新しいタブで開く)を使います。主な書類と点数は次のとおりです。主要書類(Primary)を少なくとも1つ含める必要があり、外国語の書類には正式な翻訳を付けます。

区分書類の例点数
主要書類外国のパスポート(有効なもの)70
主要書類オーストラリアの運転免許・仮免許40
主要書類オーストラリアの大学などの学生証(有効なもの)40
補助書類カード25
補助書類クレジットカード・口座のカード25
補助書類取引が載った銀行の明細25
補助書類現住所の賃貸契約書25
補助書類現住所の公共料金の請求書(12か月以内)20
補助書類オーストラリア国外で発行された書類(オーストラリアの書類に相当するもの、正式な翻訳付き)20

例2:南オーストラリア州警察

南オーストラリア州警察(SAPOL)の100ポイントのページ(新しいタブで開く)は、書類をカテゴリーAとBに分けています。

区分書類の例点数
カテゴリーAパスポート(有効か、期限切れ2年以内で取り消されていないもの)70
カテゴリーA運転免許(外国の免許を含む)、年齢証明カード40
カテゴリーB大学などの学生証40
カテゴリーB銀行の明細、カード(2枚まで、別の金融機関のもの)、メディケアカード、公共料金の請求(6か月以内、1つだけ)など25

カテゴリーAの原本を少なくとも1つ含めること、署名か写真のある書類を1つ以上含めること、私書箱でない現住所が載った書類を出すことなどが求められます。

このように、同じ種類の書類でも条件や点数は機関ごとに違います。頼りになるのは手続き先の一覧です。

新しい本人確認の考え方

司法長官省(Attorney-General’s Department)の身元の安全のページ(新しいタブで開く)は、2014年の全国身元確認ガイドラインが、従来の100ポイントチェックよりも、リスクに応じた柔軟な確認方法を示していると説明しています。

政府のデジタルIDのサイトは、ほとんどの人はデジタルIDを「IP2」以上の強さで確認でき、IP2はこれまで100ポイントチェックと呼ばれていたものに当たると説明しています(デジタルIDのページ(新しいタブで開く))。例として、オーストラリアのビザ(外国のパスポートにひも付いたもの)とメディケアカードの組み合わせが挙げられています。

手順

  1. 手続き先(銀行、警察、不動産会社など)の書類一覧と点数を確認する。
  2. パスポートなどの主要な書類を用意する。期限が切れていないか確認する。
  3. 銀行の明細、公共料金の請求書、賃貸契約書など、住所が載った書類を集める。発行からの期間に条件がある場合が多い。
  4. 日本語の書類を使う場合は、翻訳が必要か確認する。
  5. 原本を求められるか、認証済みのコピーでよいかを確認する。

費用

100ポイントチェック自体に決まった費用はありません。書類の翻訳や、身元確認の手続きそのものに費用がかかる場合があります。

ここに注意してね!

  • 到着直後は、オーストラリアで発行された書類がほとんどありません。パスポートが最も大きな点数になることが多いため、有効期限に注意してください。
  • 住所が載った書類(銀行の明細、公共料金の請求書など)は、口座開設や電気・ガスの契約の後で手に入ります。それぞれの手続きは「銀行口座の開設」「電気・ガスの契約」で説明しています。
  • 書類のコピーを渡すときは、渡す相手と目的を確かめてください。デジタルIDを使える手続きでは、書類のコピーを渡さずに済む場合があります。仕組みは「デジタルID」にまとめています。

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