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住まい / 賃貸

留学生の住まい(Student accommodation)

留学
ひとことで言うと

留学生の住まいには、短期の滞在先、民間の賃貸やシェアハウス、学生専用の寮、大学が管理する寮、レジデンシャル・カレッジ、ホームステイなどがあります。費用や含まれるもの、法律での守られ方が違います。18歳未満の留学生は、学校が住まいと福祉の手配を承認する必要があります。

目次
  1. 住まいの種類
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

住まいの種類

連邦政府の留学情報サイト(Study Australia)は、留学先が決まったら、予算と希望に合う住まいを探し始めるよう勧めています。主な種類は次のとおりです。

種類内容
短期の滞在先ホテル、ホステルなど。新しい街に慣れ、同居人を探す間に使う人が多い
民間の賃貸不動産会社や大家から、1人または友人と家やアパートを借りる。ほかの学生とシェアして費用を抑える人も多い
学生専用の寮(Managed student accommodation)学生向けに建てられた住まい。個室から相部屋まであり、電気やネット代が家賃に含まれることが多い
大学が管理する寮キャンパスの近くにある、その大学の学生専用の住まい。家具付きで光熱費やネット代を含むことが多い
レジデンシャル・カレッジ(Residential college)キャンパス内にある学生向けの寮。食事付きのところが多い
ホームステイ(Homestay)地元の家庭に住む。食事や掃除が含まれることが多い

法律での守られ方の違い

民間の賃貸で借主(tenant)として契約する場合は、州・準州の賃貸法で守られます。一方、住まいの種類によっては州の賃貸法の対象外です。

  • ニューサウスウェールズ州(NSW):ボーダー・ロッジャー(boarder、lodger)や、旅行者・訪問者としてサービスアパートメント、ホテル、モーテル、バックパッカー向けのホステルに泊まる人は、賃貸法の対象外です。
  • 西オーストラリア州(WA):ボーダー・ロッジャー、ホテル・モーテル、カレッジ、教育機関の住まい(営利団体が提供する場合を除く)は賃貸法の対象外です。

自分がどの立場で住むのかは、契約の前にはっきりさせておきましょう。

品質の認証

学生専用の寮には、業界団体の認証制度(National Property Accreditation Scheme、NPAS)があります。ホームステイについては、政府の基準(Australian Government Schools International Homestay Standards)や、品質保証団体(NEAS)の認証を確認するよう案内しています。

手順

  1. 学校の住まいの相談窓口(Housing office など)に、紹介できる住まいを問い合わせる。
  2. 予算、通学時間、公共交通、周りの店や病院を考えて候補を絞る。
  3. 家賃に含まれるもの(光熱費、ネット、食事)と、などの追加の費用を確認する。
  4. 民間の賃貸は、内見してから申し込む。契約書と状態報告書を受け取る。
  5. 到着後、住所を学校に知らせる。Study Australiaのページでは、学生ビザの条件8533により、到着から7日以内に住所を学校に知らせる必要があるとしています。

18歳未満で、親や法的な保護者と一緒に住まない留学生は、学校が住まいと福祉の手配を承認する必要があります。学校は承認の書類(Confirmation of Appropriate Accommodation and Welfare、CAAW)を出します。

費用

費用は州、都市、住まいの種類で大きく違います。Study Australiaの生活費の計算ツールで目安を確かめられます。

民間の賃貸では、入居時にボンドと前払い家賃が必要です。上限は州ごとに違い、たとえばビクトリア州(VIC)ではボンドは原則として家賃1か月分までです(2026年10月時点)。ボンドや申し込みの流れは、「ボンド(敷金)と預かり機関」と「賃貸の探し方と申し込み」の記事で扱っています。

ここに注意してね!

  • 到着前に、物件を見ないまま送金しないでください。RTA(QLD)のページ(新しいタブで開く)は、ビデオ通話での内見や、知人に見てもらう方法を案内しています。
  • 住まいのトラブルは、まず大家や管理者と話し合います。解決しない場合は、Study Australiaのページ(新しいタブで開く)に一覧がある各州の公正取引局や借主の相談窓口に相談できます。
  • 学校の相談窓口や、州政府の留学生センターも相談先になります。
  • 住まいを決めたら、契約書、受領書、状態報告書を保管しておきます。帰国の前には、ボンドの返金の手続きも忘れずに。

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読者別の入口留学生と保護者の方へオーストラリアに留学する方と保護者が、学生ビザ、留学生保険(OSHC)、学校選び、住まい、アルバイトの条件について調べることをまとめた入口です。教育・子育てホームステイ(homestay)ホームステイは、現地の家庭に住み、部屋と食事の一部または全部を提供してもらう滞在方法です。18歳未満で親が同行しない学生ビザの留学生は、学校が住まいと福祉の手配を承認する書類(CAAW)が必要で、ホームステイはその手配の一つとして使われます。教育・子育て18歳未満の留学と福祉の手配(welfare arrangements、CAAW)18歳未満で学生ビザを申請する人は、親の同意書と、オーストラリアにいる間の福祉の手配(welfare arrangements)が必要です。学校が住まいと福祉を承認する「CAAW」か、親や21歳以上の親族を保護者に指名する方法が主な選択肢です。手配の開始日より前に入国できないなど、守らないとビザが取り消されることがある決まりがあります。住まい賃貸の探し方と申し込み(Renting a home)オーストラリアで家を借りるときは、物件を探して内見し、申込書を出し、審査に通ったら契約書に署名してボンドと前払い家賃を払います。申し込み時に払うお金や、求められる書類の範囲は州・準州の法律で決まっています。家賃をつり上げる競り(Rent bidding)を禁じる州もあります。住まいシェアハウス(Share house)シェアハウスでは、契約の形によって州の賃貸法(Residential Tenancies Act)で守られるかどうかが変わります。賃貸契約書に名前がある、又貸しの契約がある、大家と同居する下宿人(ボーダー・ロッジャー)など、自分がどの立場かを入居前に確認することが大切です。扱いは州・準州ごとに違います。住まいボンド(敷金、Rental bond)と預かり機関賃貸住宅のボンド(敷金)は、多くの州・準州で家賃4週間分が上限で、大家ではなく州の預かり機関に預けるのが原則です。上限、預け先、預ける期限は州・準州ごとに違います。払う前に、預かり機関に預けられるか、受領書が出るかを確認しましょう。住まい賃貸詐欺(Rental scam)に注意実在しない物件や、他人の物件の広告を使って、ボンドや家賃を先に振り込ませる賃貸詐欺があります。物件の中を見る前、相手を確かめる前に、お金や身分証の情報を渡さないことが基本です。被害にあったら、すぐ銀行に連絡し、Scamwatchや警察に報告します。住まい到着直後の滞在先(Short-term accommodation)オーストラリアに着いてすぐは、ホテル、ホステルなどの短期の滞在先に泊まりながら、街に慣れて住まいを探す人が多いです。短期の宿泊は、州の賃貸法の対象外になることがあります。部屋を見てから長く住む家を決めると、詐欺を避けやすくなります。