日焼け止め(Sunscreen)
オーストラリアでは、日焼け止めは医薬品行政局(TGA)が扱う「治療用品」です。がん協会(Cancer Council)によると、TGAが販売を認めた日焼け止めは900種類以上あります。UV指数が3以上のときは、SPF50または50+の日焼け止めが勧められています。
オーストラリアの日焼け止め事情
このページでは、オーストラリアの日焼け止めについて、がん協会(Cancer Council)の説明をもとに紹介します。日焼け対策全体は「日差しと紫外線対策」でまとめています。
日焼け止めは「治療用品」
がん協会のページ(新しいタブで開く)にあるとおり、オーストラリアでは、日焼け止めは紫外線から肌を守り、皮膚がんのリスクを下げるための治療用品(therapeutic goods)として扱われます。
- 医薬品行政局(Therapeutic Goods Administration、TGA)が、安全性・効果・品質を確認しています。
- 製造・販売する会社は、表示したSPFの効果があることを、検査機関での試験で示す必要があります。
- TGAが販売を認めた日焼け止めは、900種類以上あります。
オーストラリアで売られている日焼け止めには、「AUST L」または「AS/NZS 2604:98」の表示があります(がん協会のSunSmart、SunSmartのページ(新しいタブで開く))。
ラベルの見方
医薬品行政局(TGA)の日焼け止めのラベルの見方のページ(新しいタブで開く)の説明をまとめます。
- ラベルの「AUST」の番号は、その日焼け止めが治療用品の登録簿(ARTG)に載っていて、TGAの規制を受け、オーストラリアで合法的に売れることを示します。TGAによると、日焼け止めの多くは「AUST L」の番号を持つ医薬品です。
- 「ブロード・スペクトラム(broad spectrum)」は、UVBとUVAの両方を防ぐという意味です。
- SPFは、日焼けの原因になるUVBをどれだけ防ぐかの目安です。
| SPF | 防ぐ強さ |
|---|---|
| 4、6、8、10 | 低い(Low) |
| 15、20、25 | 中くらい(Medium) |
| 30、40、50 | 高い(High) |
| 50+ | とても高い(Very high) |
「+」は、SPFが数字より高いという意味です。TGAによると、「+」を付けられるのは、SPF50の商品で、実際のSPFが60以上のものだけです。
SPF50と50+が勧められている
がん協会は、UV指数が3以上のときは、SPF50またはSPF50+で、UVAとUVBの両方を防ぐ「ブロード・スペクトラム(broad-spectrum)」、耐水性(water resistant)の日焼け止めを勧めています。
正しく塗った場合の効果は次のとおりです。
| SPF | 防ぐUVBの量 | 通り抜けるUVBの量 |
|---|---|---|
| SPF20 | 約95% | 5% |
| SPF50 | 98% | 2% |
がん協会は、SPFの数字は、日焼けをどれくらい防ぐかの「目安」だと説明しています。
塗り方と保管のしかた
がん協会の使い方のページの説明です。
| 項目 | がん協会の説明 |
|---|---|
| 量 | 大人が全身に塗るには、約35ml(ティースプーン約7杯) |
| 塗る時間 | 外に出る20分前に、清潔で乾いた肌に塗る |
| 塗り直し | 2時間ごと。泳いだ後、汗をかいた後、タオルでふいた後はすぐに |
| 保管 | 30℃より低い、涼しく暗い場所 |
| 使用期限 | 多くは2〜3年ほど。期限が切れたものは効果が期待しにくい |
日焼け止めは「最後の守り」
がん協会は、日焼け止めは「最後の守り(last line of defence)」だとしています。服、帽子、日陰、サングラスと組み合わせて使うよう勧めています。UV指数が3未満のときは、外で働く人、長い時間外にいる人、照り返しのある場所の近くにいる人を除いて、日焼け止めは必要ないと説明しています。
ここに注意してね!
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