真正な学生の要件(GS要件、Genuine Student requirement)
ひとことで言うと
学生ビザの申請者は全員、本当に勉強が主な目的であることを示す「真正な学生の要件(GS要件)」を満たす必要があります。申請フォームの質問に英語で各150語以内で答え、裏付けの書類を添付します。卒業後に永住を目指す可能性があること自体は、不利になりません。
ここは大事だよ
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
GS要件とは
真正な学生の要件(Genuine Student requirement、GS要件)は、学生ビザ(subclass 500)の申請者全員に求められる条件です。内務省のGS要件のページ(新しいタブで開く)によると、申請者は次の2点を満たす必要があります。
- 学生として入国し、滞在する本当の目的があること
- オーストラリアで勉強することが学生ビザの主な理由だと理解していること
GS要件は、2024年3月23日以降の申請に適用されます。それより前の申請は、以前の「GTE(Genuine Temporary Entrant)要件」で審査されます。
学生が、オーストラリアが必要とする技能を身につけ、のちに永住ビザを申請することもあり得ると内務省は認めています。こうした将来の意向は、GS要件で不利に扱われません。家族として申請する人には、家族向けの基準(GS dependent criterion)が適用されます。
申請フォームの質問
オンラインの申請フォームで、次のことを聞かれます。
- 今の状況(家族、地域社会、仕事、経済状況とのつながり)
- オーストラリアで、この教育機関の、このコースを選んだ理由。コースの内容とオーストラリアでの勉強・生活をどう理解しているか
- コースを修了することが、自分にどう役立つか
- そのほか伝えたいこと
学生ビザを持ったことがある人には、追加の質問があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 回答の場所 | 申請フォームの欄で答える(別の文書を添付するより、こちらが望ましいとされる) |
| 文字数 | 1問につき150語まで |
| 言語 | 英語 |
| 書類 | 回答を裏付ける書類をImmiAccountに添付する |
書類で裏付けられた説明のほうが、重く評価されます。
審査で考慮される主なこと
| 観点 | 主な内容 |
|---|---|
| 母国の状況 | 同じようなコースが母国にあるのに、オーストラリアで学ぶ理由。家族や仕事とのつながり。経済状況 |
| オーストラリアでの見込み | コース、教育機関、生活についてどれだけ調べ、理解しているか。これまでの学歴 |
| コースの価値 | 今の学歴との一貫性。母国やほかの国での仕事や収入に役立つか |
| 出入国の経歴 | オーストラリアやほかの国のビザと渡航の履歴。不許可や取り消しの有無 |
| ビザ条件の順守 | これまでのビザの条件を守ってきたか |
申請者が未成年の場合は、親や法定後見人などの意向も考慮されます。
添付するとよい書類の例
- これまでの学歴:成績証明書、学校名、在学期間、修了証
- オーストラリアでの学歴:在学の記録、コースや学校を変えた理由、学期中の2か月を超える空白の説明
- 今の仕事:勤務先と住所、在職期間、役職、確認できる人の連絡先
- 経済状況:申請前12か月の仕事や事業の書類、コース修了後の採用の見込み、納税の書類や銀行明細
手順
- コース、教育機関、オーストラリアでの生活について調べる。
- 申請フォームの質問に、英語で各150語以内の回答を準備する。
- 回答を裏付ける書類を集める。英語以外の書類は英訳する。
- ImmiAccountで申請するときに回答を入力し、書類を添付する。
ほかに必要な書類は、内務省の「Document Checklist Tool」で国籍と教育機関を入れて確認します(「学生ビザ(subclass 500)」)。
ここに注意してね!
- 回答は、自分の状況に合わせて自分で書きます。事実と違う内容や書類を出すと、不許可や取り消しの原因になります。
- コースを途中で変えた人や、学業の空白がある人は、その理由を説明できるよう準備します。
- 審査の詳しい基準は、大臣の指示(Ministerial Direction No.106)にあります。
- 書類の準備に不安がある場合は、登録移民エージェントに相談できます(「登録移民エージェントと相談先」)。
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ビザ・移住コースや学校の変更(Changing courses and providers)学生ビザ(subclass 500)では、登録されたコースに在籍し続け、許可されたときと同じかそれより上の資格レベル(AQF)を保つことが条件です。2026年10月2日から2027年6月30日までは、主なコースを12か月終えるまで、原則として別の学校に移れません。変更の前に、ビザの条件と学校の規定を確認します。ビザ・移住学生ビザの主な変更点(2026年10月2日から)2026年10月2日から、学生ビザ(subclass 500)と学生ガーディアンビザ(subclass 590)の申請ルールが変わりました。多くの一時ビザの保持者は国外から申請し、国外で許可を受ける必要があります。家族も、例外に当たらない限り申請に含められなくなりました。ビザ・移住学生ガーディアンビザ(Student Guardian visa、subclass 590)18歳未満の学生ビザ保持者の世話をするため、親や親族などが一緒に滞在するためのビザです。申請料は2026年10月時点でA$2,500から。原則として働けず、勉強は語学コース週20時間未満などに限られます。学生を残して出国するには別の世話の手配が必要です。
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ビザ・移住学生ビザ(Student visa、subclass 500)オーストラリアの教育機関でフルタイムのコースに通うためのビザです。入学許可(CoE)と留学生保険(OSHC)が必要で、申請料は2026年10月時点でA$2,500からです。2026年10月2日から、ほとんどの人は国外から申請し、家族も原則として申請に含められなくなりました。ビザ・移住学生ビザの資金証明(Evidence of financial capacity)学生ビザでは、渡航費、12か月分の学費と生活費などを払えることを示す資金証明を求められることがあります。2026年10月時点で、本人の12か月の生活費の目安はA$29,710です。親や配偶者の年収(A$87,856以上)で示す方法もあります。ビザ・移住学生ビザの家族の同行(Family members)2026年10月2日から、ほとんどの学生ビザの申請者は、配偶者や子どもを申請に含められなくなりました。博士課程の学生や政府の奨学金を受ける学生など、限られた例外だけが対象です。許可後に家族を後から加えることは、例外なくできません。ビザ・移住ビザに使える英語試験(English language tests)一部のビザでは、内務省が認めた英語試験の点数で英語力を証明します。2025年8月7日以降に受ける試験は、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBTなど9種類が対象です。自宅で受ける完全オンラインの試験は認められません。必要な点数はビザごとに違います。ビザ・移住ImmiAccountでの申請の流れImmiAccountは内務省のオンライン申請の窓口です。ワーキングホリデーや学生ビザなど多くのビザは、ここでアカウントを作り、書類を添付し、申請料を払って申請します。ETA(subclass 601)はImmiAccountではなく専用アプリで申請します。ビザ・移住登録移民エージェントと相談先(Registered migration agents)ビザ申請の助言や書類作成を報酬を受けて手伝えるのは、登録移民エージェント(RMA)と弁護士だけです。エージェントに頼む前に、移民エージェント登録局(OMARA)の登録簿で登録と処分歴を確認できます。読者別の入口留学生と保護者の方へオーストラリアに留学する方と保護者が、学生ビザ、留学生保険(OSHC)、学校選び、住まい、アルバイトの条件について調べることをまとめた入口です。