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学生ビザ(Student visa、subclass 500)

留学
ひとことで言うと

オーストラリアの教育機関でフルタイムのコースに通うためのビザです。入学許可(CoE)と留学生保険(OSHC)が必要で、申請料は2026年10月時点でA$2,500からです。2026年10月2日から、ほとんどの人は国外から申請し、家族も原則として申請に含められなくなりました。

目次
  1. 学生ビザのあらまし
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

学生ビザのあらまし

学生ビザ(subclass 500)は、オーストラリアで認められたコースに通うためのビザです。内務省の学生ビザのページ(新しいタブで開く)の主な内容は次のとおりです。

項目内容(2026年10月時点)
滞在最長6年。コースの種類と長さで決まる
申請料本人A$2,500から。家族を含める場合は家族の分もかかる
就労コースの期間中は2週間で48時間まで(「学生ビザの就労条件」)
出入国ビザの有効期間中は何度でも
年齢6歳以上

2026年10月2日からの新しいルール

内務省の変更のページによると、学生ビザと学生ガーディアンビザ(subclass 590)の申請のルールが変わりました。

  • 申請の場所:ほとんどの人は国外から申請します。国内で申請できるのは、対象のビザを持ち、例外に当たる人だけです。
  • 国内で申請できないビザ:ワーキングホリデー(417)、ワーク・アンド・ホリデー(462)、訪問者(600)、ETA(601)、eVisitor(651)、卒業生ビザ(485)、482などを持つ人は、国内で学生ビザを申請できません。例外はありません。
  • 学生ビザを持つ人の再申請:国内で再申請できるのは、例外(今のコースを終えるのにあと12か月以内が必要、博士課程に進む、より高いAQFレベルのコースに進む、教育機関の破綻など)に当たる人だけです。
  • 家族:ほとんどの申請者は、配偶者や子どもを申請に含められません。家族が後から別に申請することもできません。博士課程の学生、外務貿易省・国防省の支援を受ける学生など、例外があります。

2026年10月2日より前に出した申請は、出した時点のルールで審査されます。

主な申請の条件

  • フルタイムのコースに入学し、入学許可証(Confirmation of Enrolment、CoE)を出す。コースは留学生向けの登録制度(CRICOS)に登録されたもの
  • 留学生保険(Overseas Student Health Cover、)に、滞在の全期間加入する。国外から来る場合は、入国の日から有効にする
  • 18歳未満なら、生活の世話(welfare)の手配がある
  • 真正な学生(Genuine Student)であること(「真正な学生の要件」)
  • 必要な場合、英語力の証明
  • 必要な場合、資金の証明(「学生ビザの資金証明」)
  • 健康と素行(character)の要件

英語力

英語力の証明が必要かどうかは、内務省の「Document Checklist Tool」で国籍と教育機関を入れて確認します。2025年8月7日以降に受けた試験の場合、たとえばIELTS Academicは6.0以上が目安です(語学コースを10週以上組み合わせる場合は5.5、20週以上なら5.0)。

自宅で受ける完全オンラインの試験(IELTS Onlineなど)は認められません。英語の証明が不要になる国は英国、米国、カナダ、ニュージーランド、アイルランドで、日本は含まれていません。ほかに、学校のコースや語学コースだけの場合などの例外があります。

資金の目安

資金の証明を求められた場合、2026年10月時点で次の額を目安に計算します。

項目12か月の額
学生本人の生活費A$29,710
同行する配偶者A$10,394
同行する子ども1人A$4,449
学齢の子どもの学費1人あたり年A$13,502以上
渡航費(アフリカ以外の国外から申請)A$2,000

これに12か月分の授業料を加えます。代わりに、親か配偶者の申請前12か月の年収がA$87,856以上(家族が同行する場合はA$102,500以上)であることを、税務の公的書類で示す方法もあります。

手順

  1. 教育機関に入学し、CoEを受け取る。
  2. OSHCに加入する(教育機関が手配することもある)。
  3. 内務省の「Document Checklist Tool」で、必要な書類を確認する。
  4. 書類を用意する。パスポート、CoE、真正な学生の質問への回答(英語、各150語まで)と裏付けの書類、英語力・資金の証明など。英語以外の書類は英訳をつける。
  5. ImmiAccountで申請し、申請料を払う。
  6. 生体情報(biometrics)を求められたら、14日以内に提供する。必要なら健康診断を受ける。
  7. 結果の通知を受け取る。ビザはパスポートに電子的に結びつけられ、ラベルは貼られない。

費用

2026年10月時点で、本人の申請料はA$2,500からです。家族を含める場合は家族の分もかかります。健康診断、警察証明、生体情報の費用が別にかかる場合があります。正確な額は内務省の「Visa Pricing Estimator」で計算します。

ここに注意してね!

  • ルールが2026年10月2日に大きく変わりました。古い情報で計画しないよう、内務省のページ(新しいタブで開く)で確認してください。
  • ワーキングホリデーや観光で入国してから、国内で学生ビザに切り替えることはできません。国外から申請します。
  • 国外から申請した場合、許可のときも国外にいる必要があります。国内にいると、出国を求められることがあります。
  • 申請が拒否された場合、申請料は返金されません。
  • 学生ビザのビザ条件はVEVOで確認します。
  • 個別の判断は、内務省か登録移民エージェントに相談してください。

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ビザ・移住学生ビザの就労条件(ビザ条件8105)学生ビザ(subclass 500)では、コースの期間中は2週間で48時間まで働けます。学期の休みなどコースが行われていない期間は、時間の制限がありません。研究型の修士課程と博士課程の学生は、コース開始後は制限がありません。ビザ・移住真正な学生の要件(GS要件、Genuine Student requirement)学生ビザの申請者は全員、本当に勉強が主な目的であることを示す「真正な学生の要件(GS要件)」を満たす必要があります。申請フォームの質問に英語で各150語以内で答え、裏付けの書類を添付します。卒業後に永住を目指す可能性があること自体は、不利になりません。ビザ・移住学生ビザの資金証明(Evidence of financial capacity)学生ビザでは、渡航費、12か月分の学費と生活費などを払えることを示す資金証明を求められることがあります。2026年10月時点で、本人の12か月の生活費の目安はA$29,710です。親や配偶者の年収(A$87,856以上)で示す方法もあります。ビザ・移住学生ガーディアンビザ(Student Guardian visa、subclass 590)18歳未満の学生ビザ保持者の世話をするため、親や親族などが一緒に滞在するためのビザです。申請料は2026年10月時点でA$2,500から。原則として働けず、勉強は語学コース週20時間未満などに限られます。学生を残して出国するには別の世話の手配が必要です。ビザ・移住学生ビザの家族の同行(Family members)2026年10月2日から、ほとんどの学生ビザの申請者は、配偶者や子どもを申請に含められなくなりました。博士課程の学生や政府の奨学金を受ける学生など、限られた例外だけが対象です。許可後に家族を後から加えることは、例外なくできません。医療・保険留学生保険(OSHC、Overseas Student Health Cover)学生ビザ(subclass 500)では、本人と同行する家族がOSHCに入り、滞在中ずっと維持することがビザの条件です。保険はオーストラリア到着日から始まっている必要があります。OSHCはGP・入院・救急車などを補償しますが、歯科・眼科などは基本の保険に含まれません。教育・子育て留学生の保護制度(ESOS法とCRICOS)学生ビザで学ぶ留学生は、留学生教育サービス法(ESOS Act 2000)とその関連規則で保護されています。学生ビザの留学生を受け入れられるのは、連邦政府の登録簿CRICOSに載っている学校とコースだけです。学校が閉校したときは、授業料保護サービス(TPS)が別のコースへの移籍や返金を手伝います。教育・子育て英語試験の種類(English language tests)オーストラリアのビザ申請で英語力の証明に使える試験は、内務省が決めています。2025年8月7日以降に受けた試験では、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBT、Cambridge C1 Advanced、OET など9種類が認められています(2026年10月時点)。自宅で受けるオンライン試験は認められていません。読者別の入口留学生と保護者の方へオーストラリアに留学する方と保護者が、学生ビザ、留学生保険(OSHC)、学校選び、住まい、アルバイトの条件について調べることをまとめた入口です。