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留学生保険(OSHC、Overseas Student Health Cover)

留学
ひとことで言うと

学生ビザ(subclass 500)では、本人と同行する家族がOSHCに入り、滞在中ずっと維持することがビザの条件です。保険はオーストラリア到着日から始まっている必要があります。OSHCはGP・入院・救急車などを補償しますが、歯科・眼科などは基本の保険に含まれません。

目次
  1. ビザの条件
  2. 免除
  3. OSHCの補償
  4. 待機期間
  5. 保険会社
  6. 手順
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

ビザの条件

内務省の学生ビザのページ(新しいタブで開く)によると、本人と家族は、オーストラリア滞在中ずっと十分な医療保険を持ち、維持しなければなりません。原則として、政府が認めたオーストラリアの保険会社のOSHCに入ります。

  • 国外から申請する人:保険はコースの開始日ではなく、オーストラリアに到着する日から始まっている必要があります。OSHCが始まる前に入国してはいけません。
  • 国内で申請する人:前のビザでも保険が必要だった場合、前の保険とOSHCの間に空白期間があってはいけません。
  • 保険に入っていることを証明できないと、入国を拒否されることがあります。

教育機関がOSHCを手配する場合は、入学許可書(Confirmation of Enrolment、CoE)に保険の情報が載ります。自分で手配する場合は、ビザ申請に保険の証書番号を書きます。情報がないとビザは却下されます。

家族がいる場合は、全員が保険に入っている必要があります。到着後に生まれた子どもを含め、家族用の保険を検討します。

免除

ノルウェー、スウェーデン、ベルギーの一部の学生は、自国の制度などで保障されるため、OSHCが不要な場合があります。日本の学生には、この免除はありません。

OSHCの補償

保健・障害・高齢化省のOSHCの説明資料(新しいタブで開く)(2026年8月発行)では、どの保険会社も基本の保険に次のものを含めることになっています(2026年10月時点)。

内容給付
GP(一般医)MBSの基準料金の85%
専門医MBSの基準料金の85%
公立・私立病院での入院治療、手術補償
血液検査・X線MBSの基準料金の85%以上
緊急治療のための救急車搬送費用の100%
一部の処方薬1品目A$50まで、年間A$500まで(単身)、A$1,000まで(夫婦・家族)

医師の料金が基準料金より高い場合、差額(gap fee)は自己負担です。

基本の保険には、歯科、眼科、理学療法などは含まれません。これらは追加の保険(additional cover、extras)で補償されることがあります。

待機期間

加入してから一定期間は請求できない待機期間(waiting period)があります。緊急治療には待機期間は適用されません。資料によると、2026年1月1日から、保険会社は期間2年以上の保険で妊娠関連の治療の待機期間をなくし始めています。詳しくは保険会社に確認します。

保険会社

OSHCを販売できるのは、政府と契約した一部の保険会社だけです。privatehealth.gov.auのページ(新しいタブで開く)と保健・障害・高齢化省の資料で一覧を確認できます。教育機関がすすめる保険会社に決める必要はなく、在学中に保険会社を変えることもできます(空白期間を作らないことが条件です)。

手順

  1. 保険会社のサイトで見積もりを取り、補償内容と待機期間を比べる。
  2. 加入する(保険会社に直接、教育機関経由、または保険会社の代理をする教育エージェントなど)。
  3. 開始日を到着日に合わせ、終了日をビザの期間に合わせる。
  4. ビザ申請に保険の情報を書く(教育機関が手配した場合はCoEに記載)。
  5. 滞在中は支払いを続け、保険を切らさない。

費用

保険料は保険会社、補償内容、期間、家族構成によって違います。保険会社のサイトで見積もりを取ってください。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本はオーストラリアとの相互医療協定(RHCA)の相手国ではないため、日本の留学生はを使えません(「相互医療協定(RHCA)と日本」)。
  • 処方薬の補償には上限があり、高額な薬が必要になると自己負担が大きくなることがあります。
  • 支払いが遅れると、その間に受けた治療を請求できない場合があります。
  • 保険会社とのトラブルは、まず保険会社に相談します。解決しなければ民間医療保険オンブズマン(Private Health Insurance Ombudsman)に相談できます。通訳は翻訳通訳サービス(131 450)を無料で使えます。

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ビザ・移住学生ビザ(Student visa、subclass 500)オーストラリアの教育機関でフルタイムのコースに通うためのビザです。入学許可(CoE)と留学生保険(OSHC)が必要で、申請料は2026年10月時点でA$2,500からです。2026年10月2日から、ほとんどの人は国外から申請し、家族も原則として申請に含められなくなりました。医療・保険相互医療協定(Reciprocal Health Care Agreement、RHCA)と日本オーストラリアが相互医療協定を結んでいるのは11か国で、日本は含まれていません(2026年10月時点)。そのため日本から来る旅行者・留学生・ワーホリは協定によるメディケアを使えず、医療費は自己負担になります。留学生はOSHCがビザの条件で、旅行者とワーホリは民間の保険が強くすすめられています。医療・保険ビザ条件8501(保険の維持、Maintain adequate health insurance)ビザ条件8501は「オーストラリアに滞在する間ずっと、適切な医療保険を持ち続けること」という条件です。付いているかどうかは、ビザの許可通知かVEVOで確認できます。保険が切れると条件違反になるため、保険料の払い忘れや、保険の一括打ち切りの条項に注意が必要です。医療・保険保険の苦情の相談先(Private health insurance complaints)民間医療保険の保険会社とのトラブルが解決しないときは、連邦オンブズマン(Commonwealth Ombudsman)の民間医療保険の苦情窓口に無料で相談できます。まず保険会社に苦情を伝え、それでも解決しない場合に申し立てます。OSHCやOVHCも、オーストラリアに登録された保険会社なら対象です。医療・保険GP(かかりつけ医、General Practitioner)の探し方と受診の流れ体調が悪いときは、まず近くのGP(一般医)にかかります。GPは政府のhealthdirectのサービス検索(Service Finder)で地域と条件から探せます。予約時にバルクビリングかどうか、料金がいくらかを確認すると安心です。メディケアの対象外の人は、診察料を全額払います。医療・保険医療制度の全体像(メディケア、公立病院、GP、民間保険、PBS)オーストラリアの医療は、公的制度のメディケア(Medicare)と公立病院を土台に、民間医療保険が上乗せされる仕組みです。ふだんの不調はまずGP(かかりつけ医)にかかり、薬はPBSで安くなります。メディケアを使えるのは主に市民・永住者・NZ市民と協定国からの訪問者で、日本人の旅行者・留学生・ワーホリは原則として対象外です。