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留学エージェントの使い方(education agents)

留学
ひとことで言うと

留学エージェント(education agent)は、学校選びや出願の手続きを手伝う事業者です。使うかどうかは自由で、学校に直接申し込むこともできます。ビザの助言ができるのは登録移民エージェントか弁護士だけです。手数料とサービスの内容は書面で確認してください。

目次
  1. エージェントの役割と決まり
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点

エージェントの役割と決まり

留学エージェントがすること

連邦政府の留学情報サイト「Study Australia(新しいタブで開く)」は、留学エージェントのサービスの例として次を挙げています。

  • 学歴、将来の仕事、予算に合わせたコース・都市・学校選びの手伝い
  • 奨学金やインターンシップの情報
  • 入学申請の準備と提出の手伝い
  • 留学生保険()の申し込みの手伝い
  • 出発前の情報提供

住まいや渡航の手配、到着後の支援をするエージェントもあります。エージェントを使わず、学校に直接申し込むこともできます。

ビザの助言ができる人

Study Australiaは、オーストラリアの移民法では、ビザの助言ができるのは登録移民エージェントかオーストラリアの弁護士だけだと案内しています。登録移民エージェントでない留学エージェントは、ビザの手続きの助言(immigration assistance)をしてはいけません。

登録移民エージェントは、移民エージェント登録局(Office of the Migration Agents Registration Authority、OMARA)のサイト(新しいタブで開く)で検索できます。相談のしかたは移民エージェントへの相談にまとめています。

学校とエージェントの関係

留学生を受け入れる学校が守る全国の基準「National Code 2018(新しいタブで開く)」の Standard 4 は、学校に次のことを求めています。

  • 学校を代理するエージェントと書面の契約を結び、国の留学生管理システム(PRISMS)にエージェントの情報を登録する。
  • エージェントに、利益相反を書面で申告させ、正直に、学生の利益を第一に行動させる。
  • エージェントに、留学エージェントの行動規範(Agent Code of Ethics)を理解させる。
  • エージェントがうその勧誘をしていると分かったら、すぐに関係を切る。
  • 移民法で認められていないのにビザの助言をしているエージェントからは、学生を受け入れない。

学校は、学生とのやり取りについての苦情だけでなく、その学校のエージェントについての苦情にも対応する必要があります(Standard 10)。

留学エージェントの行動規範

連邦政府の国際教育のサイトで公開されている「Agent Code of Ethics(新しいタブで開く)」(ACE)は、エージェントに期待される行動をまとめた指針です。国際的な「London Statement」の原則をもとにしています。主な内容は次のとおりです。

原則主な中身
責任ある事業倫理利益相反を避けて申告する。学生の利益を第一にする。学生が払う手数料と学校から受け取る手数料を明らかにする。苦情の窓口を示す
正確で正直な情報語学力、支払い能力、学ぶレベルに合った現実的な情報を出す。政府との特別な関係があるように装わない
書面の契約学生とエージェントが署名した契約に、費用とサービスの明細、返金・変更の方針を書く
未成年の保護保護者などが同席し、お金を払う前に同意を記録する
自分についての情報受けた研修や所属団体など、比べるための情報を出す

ACEは、エージェントに期待される行動の指針です。オーストラリアの法律で直接守らせるのは、学校に対する National Code の決まりです。

エージェントを選ぶときのポイント

Study Australiaは、次の点を確認するよう勧めています。

  1. 信頼できるエージェントを使う:オーストラリアの学校(すべての大学を含む)は、提携するエージェントの一覧を自校のサイトに載せています。Qualified Education Agent Counsellors List(QEAC)に載っているかも確認できます。
  2. 保証をうのみにしない:ビザの結果や、コースに合格して資格を取れることを保証できるエージェントはいません。
  3. 手数料を比べる:学校から報酬を受けて特定の学校を勧めるエージェントもいます。その費用は授業料に含まれていることが多いです。
  4. 書面にする:払う手数料、含まれるサービス、返金の方針を書いた契約を交わす。
  5. 質問する:どの学校を代理しているか、費用の内訳、手続き中の連絡の方法を聞く。

到着後の転校の勧誘

Study Australiaは、オーストラリアで勉強を始めた後に、別の学校への転校を勧めるエージェントに注意するよう呼びかけています。学校は、すでにオーストラリアの別の学校で学んでいる学生の勧誘について、エージェントに手数料を払うことを原則として禁止されています(National Code の Standard 4)。また、エージェントや学校が、入学や転校を勧めるために贈り物、商品券、現金などを渡すべきではないと、Study Australiaは案内しています。永住権などのビザの結果を保証することもできません。

転校の条件はコースや学校の変更の記事で扱っています。

手順

  1. 行きたい学校の公式サイトで、提携エージェントの一覧を確認する。
  2. 複数のエージェントに連絡し、手数料とサービスの内容を比べる。
  3. どの学校を代理しているか、学校から報酬を受けているかを聞く。
  4. 手数料、サービスの範囲、返金の方針を書いた契約を受け取り、署名する前に読む。
  5. ビザの助言が必要なときは、相手が登録移民エージェントかをOMARAのサイト(新しいタブで開く)で確認する。
  6. 学校との書面の契約(written agreement)も自分で読み、授業料と返金の条件を確認する。

ここに注意してね!

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