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留学生のTAFE(TAFE for international students)

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ひとことで言うと

TAFEは州・準州が持つ職業訓練の機関で、職業訓練(VET)の最大の提供者です。留学生は、CRICOSに登録されたコースに学生ビザで入学できます。資格はCertificate IからAdvanced Diplomaまであり、TAFEによっては学位のコースや英語コース、大学への進学の道も用意しています。

目次
  1. TAFEで学ぶということ
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

TAFEで学ぶということ

TAFE(Technical and Further Education)は、州・準州政府が持つ職業訓練の機関です。連邦政府の留学情報サイト「Study Australia(新しいタブで開く)」は、TAFEがオーストラリアの職業訓練(VET)の最大の提供者だと説明しています。職業訓練の仕組みそのものは「TAFEと職業訓練」で扱っています。

職業訓練で学べる分野

Study Australiaは、主な分野として次のものを挙げています。

  • IT、サイバーセキュリティ
  • 旅行・観光・ホスピタリティ
  • ビジネス、会計、経営
  • エンジニアリング、建築・建設
  • 農業・園芸
  • 自動車
  • 医療・保健、ラボの科学
  • クリエイティブ産業、ファッション、デザイン

多くのコースに、職場での実習(work placements)があります。職業訓練の教員には、その業界での最近の経験が求められます。

資格の段階

資格期間の目安
Certificate I4〜6か月
Certificate II約1年
Certificate III約1年
Certificate IV12〜18か月
Diploma18〜24か月
Advanced Diploma24〜36か月

DiplomaとAdvanced Diplomaは、大学の学位の単位として認められることがあります。

留学生向けのコース

学生ビザの留学生が学べるのは、留学生向けの登録簿CRICOSに載っているコースだけです。コースには「CRICOS Course Code」があります。登録の制度は「留学生の保護制度(ESOS・CRICOS)」にまとめています。

TAFEの留学生向けのサイトでは、たとえば次のような案内があります(英字のアルファベット順)。

TAFE主な案内
TAFE NSW(新しいタブで開く)Certificate・Diploma、学位のコース、大学への進学の道、英語コース。入学の条件、出願の方法、留学生向けの奨学金、学習・カウンセリング・住まい探し・アルバイト探しの支援
TAFE Queensland(新しいタブで開く)留学生向けのコースと学費の一覧(International price list)、出願の方法、英語と学業の入学の条件、オリエンテーション、留学生向けの支援、英語コースからの進学の道

ほかの州・準州のTAFEも、それぞれの公式サイトで留学生向けの案内を出しています。

手順

  1. 学びたい分野と資格の段階を決める。
  2. TAFEの留学生向けのサイトで、CRICOSに登録されたコース、入学の条件(英語力、学歴)、学費、開始日、キャンパスを確認する。
  3. 英語力が足りない場合は、TAFEの英語コースなどから進む方法を確認する(「語学学校(ELICOS)」)。
  4. TAFEに直接、または留学エージェントを通して出願する(「留学エージェントの使い方」)。
  5. 入学許可(Confirmation of Enrolment、CoE)を受けたら、学生ビザを申請する(「学生ビザ」)。
  6. 到着後、オリエンテーションに参加する。

費用

留学生の学費は、TAFEとコースで違い、各TAFEの留学生向けの学費の一覧に載っています。生活費、留学生保険()、学生ビザの申請料なども別にかかります。

州・準州の授業料の支援(Fee-Free TAFEなど)には、市民・永住者などの条件があることがあります。対象かどうかは、各州の公式ページで確認してください。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 職業訓練の資格は、全国共通の段階で決まっています。日本の専門学校とは仕組みが違います。
  • 学生ビザで働ける条件は「学生ビザの就労条件」の記事で扱っています。
  • TAFEなど公立の機関についての苦情の外部の窓口は、州・準州のオンブズマンです(「留学生の苦情の相談先」)。

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教育・子育てTAFEと職業訓練(VET、Vocational Education and Training)職業訓練(VET)は、仕事に直結する技能を学ぶ教育です。州・準州が運営するTAFEのほか、民間の登録訓練機関(RTO)や、大学と職業訓練の両方を行う大学でも学べます。資格は Certificate I〜IV、Diploma、Advanced Diploma などの段階に分かれています。教育・子育て留学生の保護制度(ESOS法とCRICOS)学生ビザで学ぶ留学生は、留学生教育サービス法(ESOS Act 2000)とその関連規則で保護されています。学生ビザの留学生を受け入れられるのは、連邦政府の登録簿CRICOSに載っている学校とコースだけです。学校が閉校したときは、授業料保護サービス(TPS)が別のコースへの移籍や返金を手伝います。教育・子育て留学の学校選び(choosing a school)留学先を選ぶときは、学ぶ分野(学校、語学、職業訓練、大学)と滞在に使うビザを決め、その学校とコースが連邦政府の登録簿CRICOSに載っているかを確認します。授業料、18歳未満の福祉の手配、住まいも比べて決めます。教育・子育て留学エージェントの使い方(education agents)留学エージェント(education agent)は、学校選びや出願の手続きを手伝う事業者です。使うかどうかは自由で、学校に直接申し込むこともできます。ビザの助言ができるのは登録移民エージェントか弁護士だけです。手数料とサービスの内容は書面で確認してください。教育・子育て留学生の苦情の相談先(complaints and appeals)学校とのトラブルは、まず学校の内部の苦情・不服申し立ての手続きを使います。解決しないときの外部の窓口は学校の種類で違い、大学などの高等教育は全国学生オンブズマン(NSO)、私立の職業訓練校は連邦オンブズマン、TAFEなど公立の職業訓練は州・準州のオンブズマンです。どれも無料で相談できます。教育・子育て語学学校(ELICOS、English Language Intensive Courses for Overseas Students)ELICOSは、留学生向けの集中英語コースです。学生ビザで通うコースは連邦政府の登録簿CRICOSに登録され、週20時間以上の対面授業などの国の基準(ELICOS Standards 2018)を守る必要があります。観光ビザでは最長3か月、ワーキングホリデーでは最長4か月まで勉強できます。ビザ・移住学生ビザ(Student visa、subclass 500)オーストラリアの教育機関でフルタイムのコースに通うためのビザです。入学許可(CoE)と留学生保険(OSHC)が必要で、申請料は2026年10月時点でA$2,500からです。2026年10月2日から、ほとんどの人は国外から申請し、家族も原則として申請に含められなくなりました。ビザ・移住学生ビザの就労条件(ビザ条件8105)学生ビザ(subclass 500)では、コースの期間中は2週間で48時間まで働けます。学期の休みなどコースが行われていない期間は、時間の制限がありません。研究型の修士課程と博士課程の学生は、コース開始後は制限がありません。