留学の学校選び(choosing a school)
留学先を選ぶときは、学ぶ分野(学校、語学、職業訓練、大学)と滞在に使うビザを決め、その学校とコースが連邦政府の登録簿CRICOSに載っているかを確認します。授業料、18歳未満の福祉の手配、住まいも比べて決めます。
学ぶ分野を決める
連邦政府の留学情報サイト「Study Australia(新しいタブで開く)」は、留学の分野を次のように分けています。
| 分野 | 内容 | 詳しいページ |
|---|---|---|
| 学校(小・中・高校) | Kindergarten/PrepからYear 12までの13年間 | 学校制度と学年 |
| 語学(ELICOS) | 留学生向けの集中英語コース | 語学学校(ELICOS) |
| 職業訓練(VET) | TAFEや民間の登録訓練機関(RTO)のコース | TAFEと職業訓練 |
| 高等教育 | 大学などの学士・修士・博士課程 | 大学の仕組み |
使うビザを確認する
学ぶ期間と内容で、使えるビザが変わります。内務省(Department of Home Affairs)のページでは、次のように案内されています。
| ビザ | 勉強についての条件 |
|---|---|
| 学生ビザ(subclass 500) | CRICOSに登録されたコースに在籍し、入学確認書(Confirmation of Enrolment、CoE)を持つ。6歳以上。留学生保険()が必要 |
| 観光ビザ(subclass 600) | 勉強や研修は最長3か月 |
| ワーキングホリデー(subclass 417) | 勉強は最長4か月(17週) |
勉強が主な目的なら学生ビザを検討するよう、内務省は案内しています。学生ビザの条件は学生ビザの記事で扱っています。
CRICOSで登録を確かめる
学生ビザの留学生を受け入れられるのは、CRICOS(新しいタブで開く)に登録された教育機関とコースだけです。学校名やコース名で検索できます。制度のしくみは留学生の保護制度(ESOS・CRICOS)にまとめています。
教育機関は、分野ごとの機関の審査を受けて登録されます。大学などは高等教育質・基準庁(TEQSA)、職業訓練は技能質庁(ASQA)、学校は連邦の教育省と州の教育当局が担当します。
比べるポイント
- コースの内容と期間:卒業後の進学や資格につながるか。
- 授業料とその他の費用:教材、制服、保険、住まいなども含めて比べる。
- 場所:都市、気候、生活費、通学の距離。
- 英語の要件:入学やビザに必要な英語力。
- サポート:留学生の担当者や英語の支援があるか。Study Australiaは、学校に留学生担当者や英語支援(EAL)の職員がいると案内しています。
- 住まい:ホームステイや学生寮など(ホームステイ)。
公立校の留学生授業料の例
州の教育省は、公立校の留学生向けの授業料を公開しています(2026年10月時点)。
| 州 | 小学校 | Year 7〜10 | Year 11〜12 |
|---|---|---|---|
| NSW(2026年) | A$17,000 | A$18,000 | A$20,500 |
| NSW(2027年) | A$17,500 | A$18,500 | A$21,000 |
| VIC(2026年) | A$16,000 | A$19,600 | A$22,000 |
NSWの申請料はA$300、VICはA$300です。私立校や他の州の額は、各学校や各州の公式ページに載っています。
18歳未満の場合
18歳未満で学生ビザを申請するときは、福祉の手配(welfare arrangements)が必要です。親などが同行しない場合は、学校が住まいと福祉を承認する「CAAW」という書類を出します。くわしくは18歳未満の留学と福祉の手配にまとめています。
手順
- 学ぶ分野、期間、目標(進学、資格、英語力など)を決める。
- 使うビザを確認する。
- 候補の学校とコースをCRICOS(新しいタブで開く)で確認する。
- 授業料、入学条件、英語の要件、住まいを比べる。
- 入学を申し込み、書面の契約(written agreement)を確認する。
- 入学確認書(CoE)を受け取り、ビザを申請する。
留学エージェントを使うときの注意は、留学エージェントの使い方で扱っています。
ここに注意してね!
- 学校の名前や広告ではなく、CRICOSの登録で確認してください。登録されていないコースでは学生ビザで学べません。
- 公立校の授業料や手続きは、州によって窓口と金額が違います。
- 18歳未満の場合は、住まいと保護者の手配がビザの条件になるため、早めの準備が必要です。
- 個別のビザの判断は、内務省の案内を確認するか、登録移民エージェントに相談してください。
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