ブランチとカフェの食事(Brunch)
ひとことで言うと
オーストラリアでは、週末に家族や友人とカフェでブランチを食べる習慣があります。アボカドトースト(スマッシュド・アボ)、コーンフリッター、好みの調理法の卵、リコッタのパンケーキなどが定番です。朝食は「brekkie」とも呼ばれます。
週末のブランチ
政府観光局(Tourism Australia)の食の体験のページ(新しいタブで開く)は、ブランチを、多くのオーストラリア人が家族や友人と過ごす週末の習慣として紹介しています。しぼりたてのジュースや、カクテルのミモザ(mimosa)と一緒に楽しみます。
定番のメニュー
政府観光局が紹介している定番の料理です。
| 料理 | 内容 |
|---|---|
| スマッシュド・アボ(smashed avo) | つぶしたアボカドをトーストにのせたもの。政府観光局は「最も象徴的な料理」とし、オーストラリアのカフェが何十年も作り続けてきたと紹介している |
| コーンフリッター(corn fritters) | トウモロコシ入りの焼き物 |
| 卵料理(free-range eggs) | 放し飼いの鶏の卵を、好みの調理法で |
| リコッタのパンケーキ(ricotta pancakes) | リコッタチーズを使ったパンケーキ |
朝食のことは「brekkie」と呼ぶことがあります。
アボカドトーストのいろいろ
政府観光局の代表的な食べ物のページでは、スマッシュド・アボを、オーストラリアの人の朝の食事で愛されている定番として紹介しています。今のカフェでは、酢漬けのフェンネル、焼いたハルーミチーズ、ローストしたヘーゼルナッツなどをのせた、工夫した一皿もあります。
ベーコン・エッグ・ロール
ベーコンと卵をパンにはさみ、好みのソースをかけたものです。政府観光局は、朝食にベーコンと卵を食べるのはイギリスの習慣だが、オーストラリアでは持ち帰りやすい人気の食べ物になったと説明しています。作る人たちによって、チリジャムを使った地中海風や、ベトナムのバインミー風もあります。
ほかによく見るメニュー
政府観光局の各都市のブランチのページには、次のような料理がよく出てきます。
- エッグベネディクトやポーチドエッグ
- フレンチトースト、ワッフル、バナナブレッド
- サワードウ(sourdough)のトースト
- アサイーボウル、グラノーラ
- シャクシュカ(shakshuka)などの卵料理
- しぼりたてのジュースやスムージー
都市ごとの特徴
政府観光局は、メルボルンとシドニーのブランチが特に知られていると紹介しています。各都市のページの説明は次のとおりです。
| 都市 | 政府観光局の説明 |
|---|---|
| シドニー | ブランチは食事というより「儀式」。少しゆっくりして友人と話し、新しい料理を試す機会 |
| メルボルン | カフェ文化で知られる街で、朝の食事の選択肢がとても多い |
| パース | 朝食は「イベント」。卵料理にこだわり、ベーコンもよく出て、アサイーボウルも人気。午後まで朝食を出す店が多い |
ブランチと一緒に飲むコーヒーについて、政府観光局はメルボルンに世界でも指折りのコーヒーとバリスタがいると紹介しています。代表的なコーヒーは「フラットホワイト」で説明しています。
ここに注意してね!
- 週末や祝日には、追加料金(サーチャージ)がかかる店があります。しくみは「週末・祝日の追加料金」で説明しています。
- チップの考え方は「外食の基本(チップ・BYO)」に、コーヒーの頼み方は「カフェ文化とコーヒーの頼み方」にまとめています。
この記事をシェアする
次に読むならこれ
買い物・食パブの基本(Pubs and hotels)オーストラリアのパブは、酒類の営業許可を持つ店です。NSWでは、大きなパブやバーは「ホテル(Hotel)」の許可を受けます。18歳未満の子どもがパブに入れる条件や、身分証の確認のルールは州・準州の法律で決まっています。買い物・食アンザック・ビスケット(Anzac biscuits)アンザック・ビスケットは、オートミール、ゴールデンシロップ、ココナッツなどで作る、卵を使わない甘いビスケットです。戦争記念館は、戦地の兵士が食べた固いパン代わりの「アーミー・ビスケット」とは別のものとして説明しています。買い物・食バラマンディ(Barramundi)バラマンディは、白身でしっかりした身の魚で、北部のダーウィンで特に人気があります。オーストラリアでは北部に分布し、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー、クイーンズランド州で漁業の対象になっています。オスとして成熟したあと、メスに変わる魚です。
関連する記事
買い物・食カフェ文化とコーヒーの頼み方(Cafe culture)オーストラリアのカフェでは、単に「コーヒー」と頼むことは少なく、フラットホワイトやロングブラックなど種類を指定して注文します。店内か持ち帰りか、サイズ、種類の順に伝えます。週末のブランチもカフェ文化の一部です。比較・雑学フラットホワイト(Flat white)フラットホワイトは、エスプレッソ1杯分に温めた牛乳を注ぎ、薄い泡をのせたコーヒーです。政府観光局はオーストラリアを代表するコーヒーとして紹介しています。オーストラリアのカフェでは、単に「コーヒー」ではなく種類を指定して頼むのが一般的です。買い物・食外食の基本(チップ・BYO)オーストラリアのレストランやホテルは、勘定にサービス料を加えません。チップは任意で、多くの店では期待されていません。週末・祝日の追加料金はメニューへの表示が必要です。お酒の持ち込み(BYO)のルールは州ごとに違い、店の同意が必要です。買い物・食週末・祝日の追加料金(Weekend and public holiday surcharges)レストランやカフェは、週末や祝日に追加料金(surcharge)を取ることができます。その場合は「A surcharge of ◯% applies on ◯」という文を、メニューのいちばん目立つ値段と同じくらい目立つように書く必要があります。2026年10月1日からは、Visa・Mastercard・American Express・eftposのカード手数料は取れなくなりました。買い物・食オーストラリアの食べ物(Aussie food)オーストラリアの代表的な食べ物には、アボカドトースト、ミートパイ、ラミントン、バラマンディ、マカダミア、シーフードなどがあります。バーベキューの文化や、先住民が長く食べてきた在来の食材(ブッシュタッカー)も知られています。買い物・食食の安全と衛生(Food safety)家庭での食中毒を防ぐ基本は、清潔にする、生の食品と分ける、よく加熱する、冷やすか熱く保つ、の4つです。細菌は5〜60℃で増えやすく、室温に4時間以上置いた食品は捨てます。飲食店の衛生や食中毒の相談先は州・準州ごとに違い、多くはカウンシルか州の食品当局です。