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週末・祝日の追加料金(Weekend and public holiday surcharges)

ひとことで言うと

レストランやカフェは、週末や祝日に追加料金(surcharge)を取ることができます。その場合は「A surcharge of ◯% applies on ◯」という文を、メニューのいちばん目立つ値段と同じくらい目立つように書く必要があります。2026年10月1日からは、Visa・Mastercard・American Express・eftposのカード手数料は取れなくなりました。

目次
  1. ルールのもとになる法律
  2. 週末・祝日の追加料金
  3. 毎日かかる追加料金
  4. カードの手数料(2026年10月1日から)
  5. 誰がルールを守らせるか
  6. 手順
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点

ルールのもとになる法律

価格の表示のルールは、オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)に基づきます。競争・消費者委員会(Australian Competition and Consumer Commission、ACCC)が案内しています。

週末・祝日の追加料金

ACCCのページ(新しいタブで開く)にあるとおり、レストランやカフェの中には、特定の日に追加料金を取る店があります。多くは週末や祝日です。

  • 本来、避けられない料金は表示価格に含める必要があります。ただし、飲食店の週末・祝日の追加料金は、法律の例外として表示価格に含めなくてもよいことになっています。
  • その代わり、追加料金を取る店は、メニューに次の文を書く必要があります。「A surcharge of [◯%] applies on [◯曜日など](◯曜日は◯%の追加料金がかかります)」
  • この文は、メニューでいちばん目立つ値段と同じくらい目立つように書きます。
  • 客が注文や購入を決める前に、追加料金を知ることができるようにします。
  • 値段を書いたメニューがない場合は、別の目立つ方法で追加料金を知らせます。

毎日かかる追加料金

毎日かかる追加料金は、メニューの値段に含める必要があります。

ACCCは次の例を挙げています。日曜日に10%、祝日に15%、月曜日から土曜日に5%の追加料金を取る店があるとします。この店では、どの日もメニューの値段では食べられません。そのため、毎日かかる5%は、メニューの値段に含めて1つの金額で示す必要があります。日曜日と祝日の追加分は、上の文でメニューに書きます。

カードの手数料(2026年10月1日から)

ACCCのページの案内では、2026年10月1日から、Visa、Mastercard、American Express、eftposのクレジット・デビット・プリペイドカードで払うときの手数料(サーチャージ)は取れなくなりました。

  • 背景には、オーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia)が2026年3月31日に発表したルールの変更があります。Visa、Mastercard、eftposは、2026年10月1日から手数料を取らせないルールを導入しました。American Expressも同じ日から手数料をなくしました。
  • 飲食店の週末・祝日の追加料金は、この変更の対象外です。引き続き取ることができます。
  • カード払いと関係のない他の料金も、引き続き取ることができます。ただし、カードの手数料を別の名前の料金に言い換えて取るのは、誤解を招く行為になる場合があります。
  • 店は、カードの費用を値段そのものに含めることができます。ただし、値上げの理由について客に誤解させてはいけません。
  • 現金やPayIDなど、特定の払い方に割引をすることはできます。その場合、割引前の値段を表示し、割引後の値段を割引前より目立たせてはいけません。

誰がルールを守らせるか

カード手数料を取らせないルールは、カード会社のルールと加盟店の契約で決められています。守らせるのは、カード会社や決済サービスの会社です。ACCCではありません。

ACCCと州・準州の消費者保護の機関は、オーストラリア消費者法を担当します。値段やその理由について誤解させることを取り締まります。

手順

  1. 店に入ったら、注文する前にメニューで追加料金の文を確かめる。
  2. 週末や祝日は、何%の追加料金がかかるかを確かめる。
  3. 会計のときに、メニューの表示と金額が合っているか確かめる。
  4. カードの手数料を取られた場合は、まず店に伝える。
  5. 解決しないときは、カード会社(Visaの場合は報告の窓口、MastercardとAmerican Expressは各社)か、店の決済サービスの会社に伝える。eftposの場合は、カードを発行した銀行が窓口。
  6. 値段の表示で誤解させられたと思うときは、まず店に連絡し、解決しなければACCCや州の公正取引局に相談する。

費用

  • 週末・祝日の追加料金の率は、店ごとに違います。メニューの表示で確かめます。
  • 2026年10月時点で、Visa、Mastercard、American Express、eftposのカード払いには手数料がかかりません。

ここに注意してね!

  • 飲食店では、週末や祝日に追加料金がかかる場合があります。メニューにその旨の文があるか、注文前に確かめます。
  • 毎日かかる追加料金は、メニューの値段に含める決まりです。
  • カードの手数料のルールは2026年10月1日に変わりました。古い掲示が残っていることもあるので、会計の金額を確かめます。
  • チップやお酒の持ち込みは「外食の基本(チップ・BYO)」、カード全般は「デビットカードとクレジットカード」で扱っています。
  • 苦情の相談先は「州の公正取引局」にまとめています。

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