こころの相談先(Mental health support)
ひとことで言うと
こころの不調は、まずGPに相談するのが基本です。国の無料サービス「Medicare Mental Health」は紹介状がなくても使え、全国の相談電話(1800 595 212)やセンターがあります。センターはメディケアカードがなくても、市民でなくても利用できます。命の危険があるときは000に電話します。
主な相談先
命の危険があるときや、自分や他人を傷つけるおそれがあるときは、すぐに000に電話してください。24時間の電話相談は「危機のときの電話相談」にまとめています。
急ぎではない場合の主な相談先は、次のとおりです。
| 相談先 | 内容 |
|---|---|
| GP(かかりつけ医) | 心の状態の評価、治療計画、専門家への紹介、薬の処方 |
| Mental Health | 国の無料サービス。電話相談とセンター、オンラインの情報 |
| 相談電話(Beyond Blueなど) | 24時間の電話・チャット相談 |
GPに相談する
Services Australiaのページ(新しいタブで開く)によると、急ぎでない場合は、まずGPにかかるのがよいとされています。GPは次のことを行います。
- 心の状態の評価(mental health assessment)
- 必要に応じて、メンタルヘルス治療計画(mental health treatment plan)を作る
- 精神科医や、臨床心理士などの専門家への紹介
- 必要に応じて、うつや不安の薬の処方
治療計画があると、決まった専門家の個別セッション(1暦年に最大10回)と集団セッション(最大10回)で、メディケアの給付を受けられます。計画の作り方などは「メンタルヘルス・ケアプラン」にまとめています。
Medicare Mental Health
Medicare Mental Healthのページ(新しいタブで開く)によると、連邦政府の資金で運営される無料のサービスです。紹介状や治療計画はいりません。
- 全国の電話:1800 595 212(平日8:30〜17:00、祝日を除く)。近くの支援の案内や、センターの予約ができます。
- Medicare Mental Health Centres・Kids Hubs:専門家につなぐ窓口です。
- Medicare Mental Health Check In:オンラインで自分のケアを学ぶ無料の支援です。オーストラリアに住む人は、紹介状や診断なしで使えます。
Services Australiaのページによると、Medicare Mental Health Centresは予約・紹介状・メディケアの登録・メディケアカードがなくても利用でき、オーストラリアの市民でなくても支援を受けられます。
手順
- 命の危険があれば000に電話する。危機のときは24時間の電話相談を使う。
- 急ぎでなければ、GPを予約して相談する。話しにくいことも、医師には守秘義務があります。
- どこに相談すればよいか分からない場合は、1800 595 212に電話する。
- 英語に不安があれば、TIS National(131 450)で通訳を頼む(「病院の通訳」)。
費用
- Medicare Mental Healthと、主な相談電話は無料です(2026年10月時点)。
- GPの診察がバルクビリングなら、自己負担はありません。そうでない場合は料金を払い、メディケアの給付分を請求します。
- 心理士などの専門家は料金を自分で決めるため、メディケアの給付は一部になることがあります。予約のときに料金を確認してください。
- メディケアの対象外の人のGPや専門家の費用は、加入している保険の内容によります。保険会社に確認してください。
ここに注意してね!
- 妊娠中か、出産後12か月以内の人は、GPの紹介でカウンセリングを受け、最大3回分の給付を受けられることがあります。
- Services Australiaのソーシャルワーカーにも、家庭内暴力や自殺の考え、心の悩みなどを相談できます。サービスセンターで頼めば費用はかかりません。
- 救急外来は、重い心の不調にも対応します(healthdirectのページ(新しいタブで開く))。
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医療・保険子どもの歯科給付(Child Dental Benefits Schedule)子どもの歯科給付(CDBS)は、0〜17歳で、メディケアの資格があり、家族手当など決められた給付を受けている家庭の子どもの、基本的な歯科治療の費用を補う制度です。2年間で1人A$1,158まで使えます(2026年が1年目の場合)。申し込みは不要で、対象になると手紙が届きます。医療・保険歯科の受診と費用(Dental care)オーストラリアの歯科治療の多くは私立の歯科医院で行われ、費用はメディケアの対象外で、原則として自分で払います。料金は医院ごとに決められているため、治療の前に見積もりを確認するのが大切です。民間医療保険の「入院以外の治療の保険(extras)」で一部を補えることがあり、公的な歯科は主に一定のカードを持つ人が対象です。医療・保険眼科・検眼(Optometrists and eye tests)目の検査(視力や目の病気のチェック)は、検眼士(optometrist)が行い、医師の紹介状なしで受けられます。検眼士の検査にはメディケアの給付があり、バルクビリングなら自己負担はありません。眼鏡やコンタクトレンズはメディケアの対象外です。眼科の専門医(ophthalmologist)は紹介で受診します。
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医療・保険危機のときの電話相談(Crisis support lines)命の危険があるときは000に電話します。死にたい気持ちやつらい気持ちを話したいときは、Lifeline(13 11 14)が24時間つながります。ほかにも、子ども・若者、男性、性暴力・家庭内暴力などの相談電話と、州・準州ごとの24時間の精神保健の電話があります。多くは携帯電話からも無料です。医療・保険メンタルヘルス・ケアプラン(Mental health treatment plan)メンタルヘルスの治療計画(mental health treatment plan)は、GPなどの医師が作る計画で、心理士などの治療にメディケアの給付を受けるために使います。給付は1暦年に個別10回、集団10回までです。料金は専門家が決めるため、給付があっても自己負担が出ることがあります。まずGPに相談します。医療・保険GP(かかりつけ医、General Practitioner)の探し方と受診の流れ体調が悪いときは、まず近くのGP(一般医)にかかります。GPは政府のhealthdirectのサービス検索(Service Finder)で地域と条件から探せます。予約時にバルクビリングかどうか、料金がいくらかを確認すると安心です。メディケアの対象外の人は、診察料を全額払います。医療・保険夜間・休日の受診(After-hours care)かかりつけのGPが閉まっている時間は、時間外のGPサービス、メディケア緊急ケアクリニック(Medicare Urgent Care Clinic)、電話の健康相談(1800 022 222)を使えます。命にかかわるときは000に電話するか、救急外来に行きます。医療・保険病院の通訳(Interpreters in health care)公立病院などの州・準州の医療機関では、英語に不安のある患者が無料で専門の通訳を頼めます(確認できた州の場合)。GPや薬局は、国の無料通訳サービス(Free Interpreting Service)を使えることがあります。自分から電話で通訳を頼むときは、TIS National(131 450)を使います。医療・保険緊急通報・救急(トリプルゼロ、Triple Zero 000)オーストラリアの緊急通報は「000」で、警察・消防・救急車の共通番号です。携帯電話からは112でもつながります。聴覚・発話に障害がある人はTTYで106を使えます。SMSでは通報できません。命にかかわるときは000に電話し、救急車を頼みます。