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出産の費用と保険(Cost of having a baby)

ひとことで言うと

メディケアの対象者が公立病院やバースセンターで公費の患者として出産すると、費用の大部分はメディケアが負担します。私立病院や私費の産科医を選ぶと、民間医療保険を使っても自己負担が出ることがあります。メディケアの対象でない人は全額を払う必要があり、保険の妊娠・出産の待機期間は最長12か月です。

目次
  1. 費用を左右するもの
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

費用を左右するもの

出産の費用は、公立の仕組み(public)を使うか、私立の仕組み(private)を使うかで大きく変わります。の対象かどうか、どんな保険に入っているかも影響します。

メディケアの対象者:公立の仕組み

Pregnancy, Birth and Babyのページ(新しいタブで開く)に挙がっている、メディケアが負担または補助する費用は次のとおりです。

時期メディケアが負担・補助するもの
妊娠中公立の助産師・産科医の診察、通常の超音波検査、血液検査、電話・オンライン診療、一部の予防接種(百日せき、インフルエンザは国の予防接種制度で無料)
出産公立病院・バースセンター・公的な自宅出産での助産師・産科医のケア、公立病院・バースセンターの入院、一部の検査
出産後公立の助産師・産科医のケア、赤ちゃんの予防接種、GPの診察

公立病院・バースセンター・公的な自宅出産の制度を使えば、妊娠中のケアの費用の大部分はメディケアが負担します。ただし、一部の検査などで自己負担が出ることがあります。GPがバルクビリング(Medicareに直接請求)なら、診察の自己負担はありません。

メディケアの対象者:私立の仕組み

私費の患者(private patient)として私立病院や公立病院で出産すると、メディケアは費用の一部しか負担しません。メディケアが負担しない主なものは次のとおりです。

  • 私費の患者としての入院費(私立・公立病院とも)
  • 私費の産科医・助産師の差額(gap)
  • 自宅出産での私費の助産師の費用
  • 私立病院の自己負担(薬を含む)
  • 一部の妊娠中の検査(新型出生前診断(NIPT)など)

民間医療保険に入っていれば、これらの一部が補償されることがあります。私費の患者として病院で受けた医療行為は、メディケアの基準料金(Medicare Benefits Schedule)の75%が給付されます(入院費・手術室の費用・薬は含みません)。

私立病院では、保険で補償されない追加の費用が出ることが多いとされています。麻酔科医や小児科医の費用が例です。

民間医療保険の待機期間

入院の保険の妊娠・出産の待機期間は、上限が12か月です(privatehealth.gov.auのページ(新しいタブで開く))。妊娠・出産を補償しない保険もあります。補償の内容は「民間医療保険の仕組み」で説明しています。

メディケアの対象でない人

ビザで滞在する人向けのページでは、メディケアの対象でない人は、公立・私立のどちらを選んでも費用の全額を払うとしています。保険がなくても医療は受けられますが、全額が自己負担です。費用は出産する病院に問い合わせます。

立場保険
学生ビザ留学生保険()。妊娠・出産には通常12か月の待機期間がある。緊急の治療は補償される
そのほかの一時ビザ海外からの訪問者向けの保険()。ビザによっては加入が条件

保険の詳細は「留学生保険(OSHC)」と「就労ビザなどの保険(OVHC)」にまとめています。

赤ちゃんの保険

赤ちゃんがメディケアに入れない場合は、自分の民間医療保険に赤ちゃんを加えます。生まれた後に治療が必要になると、保険がなければ高額になることがあります。できるだけ早く保険会社に相談してください。

メディケアの対象者の赤ちゃんは、生まれた後、できるだけ早くメディケアカードに加えます。病院や助産師が手続きの書類を渡します。

手順

  1. 自分がメディケアの対象かどうかを確認する(「メディケアの対象者と登録」)。
  2. 妊娠を考えている段階で、保険の妊娠・出産の補償と待機期間を確認する。
  3. 公立か私立かを決め、病院・医師・助産師・保険会社に、自己負担の見込みを確認する。
  4. 出産の予約のときに、出産にかかる費用を確認する。
  5. 生まれた後、赤ちゃんをメディケアか自分の保険に加える。

費用

金額は、病院、医師、保険によって大きく違います。公立の仕組みでも、私立の仕組みでも、具体的な金額は、予約の前に病院や医師、保険会社に問い合わせて確かめます(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • 費用の差は、主に「公立か私立か」と「メディケアの対象かどうか」で生まれます。
  • 保険の待機期間があるため、妊娠がわかってから保険に入っても、妊娠・出産が補償されないことがあります。
  • 一時ビザの人の赤ちゃんは、メディケアの対象にならないことがあります。保険会社に早めに相談してください。
  • 費用がわかりにくいときは、助産師、医師、病院、保険会社に聞くか、「Pregnancy, Birth and Baby」(1800 882 436)に電話で相談できます。

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