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詐欺の手口と相談先(Scams)

ひとことで言うと

詐欺は電話、SMS、メール、SNS、偽サイトなどあらゆる経路で来ます。お金や個人情報を求められたら、いったん止まり、相手が本物か自分で調べた連絡先で確かめることが基本です。被害に遭ったら、まず銀行に連絡し、Scamwatchと警察(cyber.gov.au)に報告します。

目次
  1. 詐欺への基本の構え
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

詐欺への基本の構え

政府の詐欺対策サイトScamwatchは、詐欺の基本の対処を「STOP(止まる)・CHECK(確かめる)・PROTECT(守る)」の3つにまとめています(Scamwatchのページ(新しいタブで開く))。

段階すること
STOPお金や個人情報を渡す前に、いったん止まる。急がされても決めない。怪しい電話は切り、メッセージは消す
CHECK相手が本物か確かめる。連絡は、公式サイトやアプリで自分で調べた番号やアドレスで行う。家族や友人に相談する
PROTECTおかしいと思ったらすぐに動く。銀行への連絡、報告、パスワードの変更など

詐欺が来る経路

Scamwatchの詐欺の種類のページは、詐欺が届く経路として、SMS、電話、メール、SNS、ウェブサイト、対面を挙げています。電話とSMSの詐欺は「迷惑電話とSMS詐欺」で詳しく説明しています。

主な手口

Scamwatchが紹介している主な手口です。

手口内容
フィッシング(Phishing)口座番号、パスワード、カード番号などをだまし取る
脅迫型(Threat)官公庁や取り立て業者を名乗り、罰金や逮捕をちらつかせて支払いを迫る
投資詐欺(Investment)架空のもうけ話でお金を出させる
恋愛・友人関係(Relationship)出会いや友情で信頼させ、お金を取る
売買(Buying and selling)品物やサービスの売り買いでお金を取る
仕事・求人(Jobs and employment)「確実にすぐ稼げる」などの話でお金を払わせる
思わぬお金(Unexpected money)還付金や当選金があるとだまして手続き料などを取る
請求書の差し替え(Business email compromise)取引先を装い、振込先を変えた請求書を送る
被害回復(Money recovery)過去の被害者に「お金を取り戻せる」と近づく
寄付(Donation)慈善団体を装い、災害の後などに寄付を求める
賭博(Gambling and betting)偽の賭けや違法なオンライン賭博でお金を取る
アカウント乗っ取り(Account or identity takeover)機器に侵入して個人情報を盗み、なりすましに使う

脅迫型の詐欺のページには、パスポート情報や銀行の情報を聞き出そうとしたり、「お金を守るため」「捜査のため」として別の口座への送金を求めたりする例があります。ギフトカード、電信送金、ビットコインなど普通でない方法での支払いは求められても応じないよう勧めています。

手順

被害に遭った、または遭ったかもしれないときは、Scamwatchの被害に遭ったときのページ(新しいタブで開く)が次の順番を案内しています。

  1. すぐに銀行かカード会社に連絡し、取引を止めるよう頼む。詐欺かどうか分からないときも、送金はやめる。
  2. パスワードを変える。銀行、メール、政府、買い物のアカウントなど。
  3. 個人情報を盗まれた場合は、身元・サイバー被害の支援団体IDCAREに相談する(1800 595 160、無料)。被害を小さくする計画づくりを手伝ってもらえる。
  4. Scamwatchの報告フォーム(新しいタブで開く)で報告する。報告は、ほかの人への注意喚起や詐欺サイトの削除に使われる。
  5. お金や個人情報を取られたなどのサイバー犯罪は、オーストラリア・サイバーセキュリティセンターの報告ページ(cyber.gov.au)(新しいタブで開く)から警察に報告できる。
  6. なりすまされた組織や、詐欺が行われたSNSなどのプラットフォームにも知らせる。

身の危険があるときは、すぐに000に電話してください。

なりすまされた機関への連絡

通信規制当局(ACMA)の電話・SMS詐欺のページ(新しいタブで開く)は、次の連絡先も案内しています。

なりすまされた機関連絡先
Services Australia、myGov(Centrelink、など)1800 941 126
税務署(ATO)。などを伝えてしまった場合1800 008 540

費用

Scamwatchへの報告、cyber.gov.auからの報告、IDCAREへの相談は無料です。

ここに注意してね!

  • 銀行に連絡するのは、早ければ早いほどよいとされています。Moneysmartの取引の問題のページ(新しいタブで開く)は、連絡が早いほど、お金が戻る可能性が高く、不正な取引も止めやすいとしています。連絡したら参照番号を控えます。
  • 銀行の対応に納得できないときは、まず銀行の苦情窓口に申し立て、その後、無料の金融苦情機関(Australian Financial Complaints Authority、AFCA)に申し立てができます。期限があるため、早めに動きます。
  • 詐欺の相手に自分で送ったお金は、取り戻すのがほぼ不可能だとMoneysmartは注意しています。
  • 被害者の3人に1人は、2回以上被害に遭っています。「お金を取り戻せる」と近づいてくる人も詐欺の可能性があります。
  • 被害でつらいときは、Lifeline(13 11 14)やBeyond Blue(1300 22 4636)に相談できます。どちらも24時間対応です。借金の問題は、無料のファイナンシャル・カウンセラーに相談できます。
  • 税務署やビザ、賃貸に関する詐欺は、「税務署を装う詐欺」「ビザ詐欺に注意」「賃貸詐欺に注意」の各記事で扱っています。

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