オウムとインコ(Cockatoos and parrots)
ひとことで言うと
オーストラリアには、白い体に黄色い冠羽のキバタン、ピンク色のモモイロインコ、色鮮やかなゴシキセイガイインコなど、オウムやインコの仲間が多くいます。人の住む場所の近くで見られる種類も多く、群れでにぎやかに鳴きます。
町でよく見る3種
オーストラリアの町や公園では、野生のオウムやインコの仲間をよく見かけます。ここでは、よく見られる3種を紹介します。
キバタン(Sulphur-crested Cockatoo)
オーストラリア博物館(Australian Museum)のページ(新しいタブで開く)をもとにした特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見た目 | 大きな白いオウム。くちばしは濃い灰色〜黒で、硫黄のような黄色の冠羽がある。翼の裏は黄色みがかっている |
| 大きさ | 45〜50cm |
| 鳴き声 | 最後が少し上がる、大きな特徴のある叫び声 |
| すむ場所 | 本土の北部と東部、タスマニア。パースの周辺にも小さな集団が定着している |
| 食べ物 | 木の実、種、ナッツ、根。人からえさをもらうこともある |
- 木のある色々な場所にすみ、人の住む場所の周りにもよくいます。一年中、同じ地域にとどまります。
- 小さな群れから大きな群れでえさを食べます。そのとき、1羽以上が近くの枝から危険を見張ります。
- えさを食べていないときは、小枝や葉をかみ切ります。食べるためではなく、くちばしが伸びすぎないようにするためと考えられています。
- 卵は1〜3個で、約30日温めます。ひなは約65日、巣にいます。両親が一緒に子育てをし、家族はその後もずっと一緒に暮らします。
モモイロインコ(Galah)
英語の「ガラー(galah)」の名前でも知られています。
- 頭、首、おなかがバラ色のピンク色で、頭の上はうすいピンク色、背中と翼は灰色です。大きさは35〜36cmです。
- オーストラリアで最も数が多く、なじみのあるオウムの一つです。沖合の島を含め、オーストラリアのほとんどの地域にいます。
- 水場の近くの木のある場所で、大きな群れで暮らします。大きくにぎやかな群れで、主に地面で草や作物の種を食べます。
ゴシキセイガイインコ(Rainbow Lorikeet)
特徴は次のとおりです。
- 赤いくちばしと色鮮やかな羽が目印です。頭とおなかは青(紫)、翼・尾・背中は緑、胸はオレンジ〜黄色です。オスとメスは同じ見た目です。大きさは28〜32cmです。
- 北部と東部の海岸地方にいます。パースにも、飼われていた鳥が放されてできた集団がいます。
- 熱帯雨林や林のほか、木の多い市街地にもすんでいます。
- 主に低木や木の花で花の蜜と花粉を食べます。果物、種、昆虫も食べます。
- にぎやかに速く飛ぶ群れや、夕方に集まるねぐらでよく見られます。
ここに注意してね!
- えさを与えない:クイーンズランド州(QLD)政府の野生動物へのえさやりのページ(新しいタブで開く)のとおり、QLDでは国立公園などの保護区で動物にえさを与えることは禁止されています。保護区の外でも、パンやひき肉などの加工した食べ物や、ヒマワリの種が多い混合の種は与えないよう呼びかけています。ヒマワリの種は、鳥の肝臓の周りに脂肪がたまる原因になるためです。
- 集めすぎない:QLD政府は、野鳥を一か所に多く集めると、近所の家に広がったり、鳥のストレスや病気の広がりにつながったりするとしています。
- ほかの州のルール:ほかの州・準州のルールは「動物とのふれあいのルール」にまとめています。
- けがをした鳥:「けがをした野生動物を見つけたら」を参考に、野生動物の救護団体などに連絡します。
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自然・安全ヒクイドリ(Southern Cassowary)ヒクイドリ(カソワリ)は、クイーンズランド州北部の熱帯雨林にすむ大きな飛べない鳥です。頭の上のかぶとのような突起と、首から下がる赤い肉垂れが目印です。攻撃的で予測できない行動をとることがあり、近づかないこと、えさを与えないこと(違法)が求められています。自然・安全注意が必要な生き物(Dangerous animals)オーストラリアには、ヘビ、クモ、クラゲなど毒を持つ生き物や、北部の水辺にすむワニがいます。生き物によって応急手当が違うため、事前に知っておくことが大切です。命にかかわるときは000に電話します。自然・安全ディンゴ(Dingo)ディンゴは、約4,000年前にオーストラリアに持ち込まれたとされる、古い系統のイヌです。本土の多くの地域にいますが、タスマニアにはいません。人に慣れたディンゴは人を襲うことがあり、子どもがかまれる事故も起きています。クガリ(K'gari)では、ディンゴにえさをやると最高A$28,495の罰金があります(2026年10月時点)。
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