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エミュー(Emu)

ひとことで言うと

エミューは、オーストラリアで最も背の高い在来の鳥で、飛べない代わりに時速50kmまで走ります。オーストラリアにしかいない鳥で、海岸から高い山まで大陸のほとんどにすんでいます。卵を温め、ひなを育てるのはオスです。

目次
  1. どんな鳥か
  2. 日本との違い・注意点
ウィルソンズ・プロモントリーの草原を歩く2羽の野生のエミュー
Photo: Christian Bass / Unsplash

どんな鳥か

エミュー(emu)は、オーストラリアで最も背の高い在来の鳥です(オーストラリア博物館(Australian Museum)のページ(新しいタブで開く))。ダチョウに次いで世界で2番目に大きな鳥でもあります(ニューサウスウェールズ州(NSW)の国立公園局のページ(新しいタブで開く))。

体の特徴

  • 立ったときの高さは、およそ1.6〜2mです。
  • 大人のエミューは、灰褐色のぼさぼさした羽におおわれています。首と頭はほとんど羽がなく、青みがかった黒色です。
  • 飛べない鳥の仲間(走鳥類、ratites)で、時速50kmまで走ることができます。

すむ場所

  • オーストラリアにしかいない鳥です。海岸から、スノーウィー・マウンテンズの高い所まで、大陸のほとんどにすんでいます。主なすみかは、硬葉樹林(sclerophyll forest)や、サバンナの林です。
  • NSWでは、低木林、林地、ヒース(低木の荒れ地)、高山の地域で見られます。2羽か家族の群れで暮らしています。

暮らし

  • 移動:気候に合わせてすむ範囲の中を移動します。数百kmを移動することがあり、1日に15〜25km進むこともあります。
  • 食べ物:果実、種、植物の新芽、昆虫などの小さな動物、動物のふんを食べます。
  • 鳴き声:首にあるふくらむ袋で「ブーン」という低い音を出し、2km先まで聞こえることがあります。

子育て

  • 巣作りは冬に行われ、1回に5〜15個の卵を産みます。
  • 卵を温めるのはオスで、期間は約8週間です。その間は水も飲まず、食べず、巣を離れません。
  • ひなは、オスと一緒に2年まで過ごします。

ここに注意してね!

  • 保護されている鳥:NSWの国立公園局は、エミューのNSWでの保全状況を「保護(Protected)」としています。
  • 野生のエミューへの接し方:野生の動物は離れて見るのが基本です。えさを与えるルールなどは「動物とのふれあいのルール」にまとめています。
  • 運転中:田舎の道路では、動物との衝突に気をつけます(「動物との衝突に注意」)。
  • もう1種の大きな飛べない鳥:クイーンズランド州北部の熱帯雨林には、ヒクイドリ(cassowary)がいます。「ヒクイドリ」の記事で紹介しています。

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