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ワトル(Wattle、アカシア)

ひとことで言うと

ワトルはアカシアの仲間の木の総称で、オーストラリアには1,000種を超えるワトルがあります。その一つのゴールデン・ワトルは国の花(国花)で、花が咲くと国の色である緑と金色になります。毎年9月1日は「ナショナル・ワトル・デー」です。

目次
  1. どんな木か
  2. 日本との違い・注意点
ブルー・マウンテンズのメガロング・バレーに咲くゴールデン・ワトル
Photo: April Pethybridge / Unsplash

どんな木か

ワトル(wattle)は、アカシア(acacia)の仲間の木の呼び名です。首相府(Department of the Prime Minister and Cabinet、PM&C)のゴールデン・ワトルの資料(PDF)(新しいタブで開く)では、オーストラリアには1,000種を超えるワトルがあり、オーストラリアの広い範囲に自然に生えています。

名前の由来

「ワトル」という呼び名は、しなやかな小枝や細い枝を編んで建物の骨組みにした、昔の建築の方法から来ています(同じ資料)。

国の花「ゴールデン・ワトル」

オーストラリアの国花(national floral emblem)は、ゴールデン・ワトル(golden wattle、学名 Acacia pycnantha)です。

項目内容
姿常緑の低木または小さな木
生える場所南オーストラリア州(SA)、ビクトリア州(VIC)、ニューサウスウェールズ州(NSW)、オーストラリア首都特別地域(ACT)の森林、林地、開けた低木林
色花が咲くと緑と金色になる。どちらもオーストラリアの国の色(national colours)

国花になるまで

PM&Cの資料がまとめる経緯は次のとおりです。

  1. 1901年の連邦結成のときに、非公式に国花として受け入れられました。
  2. 1912年に、ワトルが連邦の紋章(Commonwealth Coat of Arms)に、オーストラリアの植物を表すものとして加えられました。
  3. 1988年8月19日に、総督によって正式に国花と宣言されました。

ナショナル・ワトル・デー(9月1日)

毎年9月1日は「ナショナル・ワトル・デー(National Wattle Day)」です。1992年6月23日に正式に定められましたが、1910年にはすでに祝われていました。PM&Cの2025年のお知らせでは、この日を「春の最初の日」としています。

ワトルの特徴

PM&Cの資料は、次のように紹介しています。

  • 干ばつ、風、山火事など、オーストラリアのあらゆる天候に耐えられます。この強さが、オーストラリアの人々の精神を表し、団結の象徴とされています。
  • 山火事で木が焼けても、土の中に残った硬い殻の種が生き残り、何年も後に芽を出すことがあります。
  • 多くのワトルの寿命は10〜20年ですが、200年以上生きる種もあります。

ここに注意してね!

  • 国のシンボルとして:ワトルは切手、紙幣、公式の勲章のデザインに使われてきました。オーストラリア勲章(Order of Australia)の記章は、ワトルの花の形です。国の喪に服す日には、ワトルの小枝を身につけるよう呼びかけられることがあります。
  • 春は9月から:PM&Cは、ナショナル・ワトル・デーの9月1日を春の最初の日としています。
  • ほかの木:「ユーカリ」と「ジャカランダ」の記事もあります。

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