オーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory、ACT)
首都キャンベラがある準州で、面積は2,358km²です。2021年国勢調査の人口は約45万人です。カウンシルがなく、ごみの回収などもACT政府が担当します。日本の領事手続きは在オーストラリア日本国大使館の担当です。
データで見るオーストラリア首都特別地域
Australian Capital Territory(ACT)。 2021年国勢調査で日本生まれの人は849人。全国の45,266人の1.9%です。
| 主な都市 | 日本生まれ | 割合 |
|---|---|---|
| キャンベラ | — |
都市の人数は州都圏(Greater Capital City)の数字です。「—」の都市は、国勢調査の国別の集計に都市単位の数字がありません。
- キャンベラ(Canberra)
- キャンベラの主な地域
- キャンベラの見どころ
- ACTでの免許の切り替え(Drivers with licences from overseas)
- ACTの車の登録(Vehicle registration in the ACT)
- 建築(Architecture)
- オーストラリア国立美術館(National Gallery of Australia)
- オーストラリア戦争記念館(Australian War Memorial)
- ACTの学校制度(Australian Capital Territory schools)
- ACTの賃貸のルール(Residential Tenancies Act 1997)
- キャンベラの公共交通(Transport Canberra・MyWay+)
- ACTの自然公園(Nature parks in the Australian Capital Territory)
首都のある準州
オーストラリア首都特別地域(ACT)は、首都キャンベラがある準州(Territory)です。周りをニューサウスウェールズ州(NSW)に囲まれています。
成り立ちと面積
ジオサイエンス・オーストラリア(Geoscience Australia)のページ(新しいタブで開く)にある経緯では、キャンベラ・ヤス地域が新しい首都の場所に選ばれたのは1908年です。1911年に2,358km²の土地が連邦に移され、ACTになりました。
人口
オーストラリア統計局(Australian Bureau of Statistics、ABS)の2021年国勢調査では、ACTの人口は454,499人、年齢の中央値は35歳です。
カウンシルがない
ACT議会の解説ページ(新しいタブで開く)では、ACTは準州と地方自治体の役割を1つにまとめている、オーストラリアで唯一の地域とされています。キャンベラにはカウンシルも市長もなく、ACT議会とACT政府が地方自治体の仕事も行います。ほかの州でカウンシルが担当するごみの回収なども、ACT政府の担当です。
気候の目安
気象局(Bureau of Meteorology、BOM)の観測所(Canberra Airport、2008年〜)の平均は次のとおりです。
| 項目 | 1月 | 7月 |
|---|---|---|
| 平均最高気温 | 30.0℃ | 12.8℃ |
| 平均最低気温 | 14.2℃ | 0.1℃ |
| 平均降水量 | 54.4mm | 32.1mm |
年間の平均降水量は635.5mmです。冬(6〜8月)は平均最低気温が0〜1℃ほどまで下がります。月ごとの数字は気象局の統計ページ(新しいタブで開く)にあります。
サマータイム
ACTはサマータイム(Daylight saving)を行います(NSW政府のページ(新しいタブで開く))。日本との時差は「時差とサマータイム」で説明しています。
暮らしの情報
公共交通
バスとライトレールは、トランスポート・キャンベラ(Transport Canberra)が運行しています。乗車券の仕組みは「MyWay+」で、Mastercard・Visa(スマートフォンなども可)、MyWay+アプリのパス、1回券、MyWay+カードのいずれかで乗れます。乗るときと降りるときに、同じカードや端末でタッチします。運賃などはトランスポート・キャンベラのページ(新しいタブで開く)に載っています。乗り方は「キャンベラの公共交通」で説明します。
運転免許
アクセス・キャンベラ(Access Canberra)のページ(新しいタブで開く)の案内では、ACTに住むつもりがない訪問者は、海外の有効な免許で運転できます。訪問者には、旅行者、ワーキングホリデーの人、母国に帰る予定で一時的に学ぶ・働く人などが含まれます。
免許が英語でない場合は、国際運転免許証か、公的な英語の翻訳を一緒に持つ必要があります。翻訳は、大使館・総領事館、内務省(Department of Home Affairs)、NAATI認定の翻訳者のものと案内されています。永住ビザを持つ人は、3か月を過ぎるとACTの免許が必要です。手続きは「ACTでの免許の切り替え」で説明します。
賃貸
ACT政府の賃貸のページ(新しいタブで開く)では、借りる人・貸す人の権利と責任をまとめた「The Renting Book」や、(敷金)の無利子ローンなどを案内しています。ルールの中身は「ACTの賃貸のルール」にまとめています。
学校
ACT政府の入学のページのとおり、ACTの子どもは、住所の優先入学区域(Priority Enrolment Area、PEA)にある公立校に、キンディから12年生まで入学が保証されます。キンディには、その年の4月30日までに5歳になる子どもが入ります。一時滞在ビザの家族には別の案内があります。学区の仕組みは「公立校の学区」で説明します。
ごみ
ACT政府(City Services)のごみのページ(新しいタブで開く)が示す、一戸建ての家庭の箱は次のとおりです。
| ふたの色 | 中身 | 回収 |
|---|---|---|
| 黄色(240L) | リサイクル | 2週間に1回 |
| 赤か濃い緑(140L) | 一般ごみ | 毎週 |
| 黄緑(240L、希望者のみ・登録料あり) | 庭ごみ | 2週間に1回 |
一部の地区では、生ごみも出せる箱(FOGO)を試験的に使っています。回収日は地区ごとに調べられます。集合住宅の出し方は、建物の管理者が把握しています。
日本とのつながり
- 大使館:在オーストラリア日本国大使館(新しいタブで開く)は、112 Empire Circuit, Yarralumla ACT 2600にあります。電話番号は+61 (02) 6273 3244です。大使館が領事業務を扱うのはACTに住む人で、ほかの地域の人は最寄りの総領事館に問い合わせるよう案内しています。領事窓口は月曜〜金曜の9:00〜12:00と14:00〜16:30です(2026年10月時点)。
- 姉妹都市:ACT政府のページにあるとおり、キャンベラと奈良市の姉妹都市の関係は1993年に始まりました。1999年にはキャンベラ・奈良公園(Canberra-Nara Park)ができ、毎年キャンドル・フェスティバルが開かれています。自治体国際化協会(CLAIR)の姉妹提携データ(新しいタブで開く)では、提携日は1993年10月26日です。
日本とのちがいと注意点だよ!
- ACTにはカウンシルがありません。ほかの州でカウンシルに問い合わせる手続きも、ACTではACT政府(Access Canberraなど)が窓口です。
- 冬の朝は氷点下近くまで冷え込みます。7月の平均最低気温は0.1℃です。
- 大使館の休館日には、キャンベラ・デーなどACTの祝日と日本の祝日の一部が含まれます。来館前に休館日を確かめておくと安心です。
- 日本人が外国に3か月以上住む場合は、旅券法で在留届の提出が義務付けられています(在メルボルン日本国総領事館の在留届のページ(新しいタブで開く)による)。ACTに住む人の届出先は在オーストラリア日本国大使館です。出し方は「在留届」で説明しています。
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